ブッククラブ入会受付中!

2021年 7月 5日

水声社のブッククラブ、《コメット・ブッククラブ》の入会を受け付けております。さまざまな特典もあります。
*2023年1月1日より有料化しました(無料会員の枠組みもございます)。
詳細は、こちらのページをごらん下さい。

ブッククラブの機関紙「コメット通信」のバックナンバーを公開中です。



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弊社刊行物について、「絶版」などの誤った情報が見受けられることがあります。在庫状況につきましては、弊社営業部までお気軽にお問い合わせください。

 

4月の新刊:フロレンスキイ論

2025年 3月 28日

フロレンスキイ論フロレンスキイ論
細川瑠璃(著)

判型:A5判上製
頁数:310頁+カラー別丁4頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0862-5 C0010
装幀:西山孝司
4月上旬発売!

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知られざる「ロシアのレオナルド・ダ・ヴィンチ」の思想に迫る
西欧絵画の遠近法と異なる中世イコンの「逆遠近法」を解き明かしたことで知られ、美学のみならず神学、化学、工学、集合論・数論における多彩な業績を残すも、スターリン体制下で銃殺されたロシア正教の司祭フロレンスキイ。
その美学・神学・数学的著作を貫く〈形〉、〈不連続性〉、〈個と全の対立〉を巡る思想を明らかにし、20世紀ロシアの最も謎めいた思想家の全体像に光を当てる、初のモノグラフの試み。

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4月の新刊:ポップカルチャーからみた日本《大手前大学比較文化研究叢書20》

2025年 3月 27日

ポップカルチャーからみた日本ポップカルチャーからみた日本
《大手前大学比較文化研究叢書20》
石毛弓(編)

判型:A5判上製
頁数:168頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0852-6 C0376
装幀:宗利淳一
4月上旬発売!

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世界へ広がる日本のポップカルチャー
日本のマンガ、アニメ、ゲームをはじめとするポップカルチャーは、海外でどのように受容され、また、海外の文化からどのような影響を受けているのか。海外のマンガ・アニメ研究者の視点を取り入れつつ、異文化交流をキーワードに、現代日本のポップカルチャーの諸相に迫る。

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イベントのお知らせ:『ザ・プレイ』刊行記念トークイベント「プレイを語る、プレイと語る」

2025年 3月 24日

来たる4月26日、国立国際美術館にて、3月の新刊『ザ・プレイ』の刊行を記念してトークイベントが開催されます。50年以上にわたり、戦後の前衛芸術あるいは関西の現代美術という文脈を越えて活動を続けるプレイについて、活動の映像記録鑑賞なども交え、プレイのメンバーと本書の著者、そしてゲストが大いに語り合います。皆様ふるってご参加ください。

ザ・プレイ=カバー.indd
日時:2025年4月26日(土)15時〜
会場:国立国際美術館B1階講堂
定員:100名(当日10時からB1階インフォメーションにて整理券を配布)。参加費無料
登壇者:高橋綾子(名古屋造形大学教授)
池水慶一、鈴木芳伸、二井清治(ザ・プレイ)
橋本梓(国立国際美術館主任研究員)
主催:国立国際美術館、ザ・プレイ

詳細は国立美術館サイトをご参照ください。
https://www.nmao.go.jp/events/event/talk_20250426/

 

3月の新刊:芸術を知らぬ建築家たちへ 寓話「カリフのデザイン」仕儀

2025年 3月 19日

芸術を知らぬ建築家たちへ芸術を知らぬ建築家たちへ
寓話「カリフのデザイン」仕儀
ウィンダム・ルイス(著)
要真理子(訳)

判型:四六判上製
頁数:203頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0822-9 C0070
装幀:齋藤久美子
3月下旬発売!

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挑発する芸術都市
≪アヴァンギャルド芸術史に特異な光を放つイギリスのヴォーティシズム、その牽引者であったルイスの本著作には、現実の変革と生活の刷新を目指す挑発的かつ挑戦的な芸術的主張が凝縮されている。芸術の再定義を企てる規格外の思考の疾走は、渦のごとく私たちを揺さぶるだろう≫――田中正之(国立西洋美術館 館長)

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4月の新刊:余白の形而上学――ポール・クローデルと日本思想

2025年 3月 18日

余白の形而上学_書影余白の形而上学
ポール・クローデルと日本思想
大出敦

判型:A5判上製
頁数:391頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0847-2 C0098
装幀:宗利淳一
4月上旬発売!

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存在と無のあわいで
フランス文学史に燦然と輝く詩人は、駐日大使として訪れた異国の地で何を見出したのか。日本というトポスのもと、生者と死者、見えるものと見えないもののあいだに橋を架ける〈媒介者〉のモティーフを手掛かりに、その詩学の核心に迫る。

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3月の新刊:女性・戦争・植民地 1919-1939――両大戦間期フランスの表象《日仏会館ライブラリー》

2025年 3月 14日

女性・戦争・植民地1919-1939_書影女性・戦争・植民地 1919-1939
両大戦間期フランスの表象
《日仏会館ライブラリー》
澤田直+野崎歓編

判型:A5判上製
頁数:247頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0863-2 C0098
装幀:宗利淳一
3月下旬発売!

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フランス激動期の文化動態
二つの世界大戦にはさまれ、前衛芸術が花開く一方、植民地問題が前景化する光と陰の時代。女性や黒人は諸芸術のなかでいかなる創造をおこない、どのようなイメージのもとに捉えられたのか。11名の論者によって、歴史の大きな問いがここに拓かれる。

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3月の新刊:ポール・リクールの哲学——人間の善き生と想像力

2025年 3月 14日

ポール・リクールの哲学ポール・リクールの哲学
人間の善き生と想像力
櫻井一成(著)

判型:A5判上製
頁数:361頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0849-6 C0010
装幀:宗利淳一
3月下旬発売!

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善く生きるための想像力とは何か
自由、身体、悪、無意識、聖書、神話、隠喩、時間、物語、歴史、法、正義……碩学が残した広大無辺の思索から、フロネシス論、物語的アイデンティティ論、カント美学の系譜を浮き彫りにし、ままならぬ生に対処する人間の創造性に光を当てる。

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3月の新刊:冒険者たち――特権的文学のすすめ

2025年 3月 6日

冒険者たち_書影冒険者たち――特権的文学のすすめ
鈴木創士(著)

判型:四六判上製
頁数:208頁
定価:2500円+税
ISBN:ISBN978-4-8010-0861-8 C0095
装幀:宗利淳一
3月上旬発売!

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20世紀文学のマイルストーンを辿る
アルトー、ベケット、ジャベス、室伏鴻ら言語・身体の極限を追求した「冒険者たち」をめぐり、炸裂する24のエッセイ。

神聖なる怪物たち……彼らの墓碑銘は砂漠の果てにある。この書物が書かれなかったとしたら、20世紀は悔恨のままに終わっていたことだろう。(四方田犬彦)

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3月の新刊:ロシア・中東欧のエコクリティシズム——スラヴ文学と環境問題の諸相

2025年 3月 6日

ロシア中東欧のエコクリロシア・中東欧のエコクリティシズム
スラヴ文学と環境問題の諸相
小椋彩+中村唯史(編)

判型:A5判上製
頁数:376頁+カラー別丁8頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0853-3 C0098
装幀:宗利淳一
3月中旬発売!

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非人間中心主義的読解に向けて
ポーランドの炭鉱、チェコの森、ウクライナの麦畑……ロシア・中東欧の厳しくも豊かな自然は、文学や絵画でどのように描かれているのか。
国家や民族の問題が影を落とすロシア・中東欧文学を、地政学や文明論を超えたエコクリティシズムの観点から批評し、新たな読解の枠組を提示する。

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3月の新刊:韓国現代時調四歌仙集――孫澄鎬・李垙・卞鉉相・鄭熙暻

2025年 3月 3日

韓国現代時調四歌仙集_書影韓国現代時調四歌仙集
孫澄鎬・李垙・卞鉉相・鄭熙暻
安修賢(編・訳・解説)

判型:46判並製
頁数:240頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0858-8 C0098
装幀:齋藤久美子
3月中旬発売!

堀田季何氏推薦!

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いま花開く韓国詩歌
韓国伝統の抒情詩型である「時調」のエッセンスを受け継ぐ4詩人の作品64首を対訳で紹介。現代韓国に生くる人々の魂の響きがわれわれを揺さぶる!

「本書は、時調文学の豊穣を、その一端に過ぎないが、その一端だけでも垣間見ることを許してくれる。まさに至福である。多くの読者がこの至福に今後与れることを、心より願ってやまない。」(堀田季何「時調文学の豊穣を垣間見る」より抜粋)
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3月の新刊:渋沢栄一とフランス――日仏会館創立百周年記念論集《日仏会館ライブラリー》

2025年 2月 28日

渋沢栄一とフランス渋沢栄一とフランス
日仏会館創立百周年記念論集
《日仏会館ライブラリー》
三浦信孝+矢後和彦編

判型:A5判上製
頁数:326頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0839-7 C0033
装幀:宗利淳一
3月下旬発売!

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「日本資本主義の父」の遺産を繙く
資本主義を移植し、近代日本の制度設計者として莫大な功績を残した実業家・渋沢栄一。日仏経済交流の一断面から、「日本資本主義の父」の軌跡をダイナミックに描き出す。経済史・宗教・倫理・社会思想・外交など、さまざまな面から渋沢の複雑な相貌にアプローチする初の試み。

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3月の新刊:シンデレラの末永く幸せな変身

2025年 2月 26日

シンデレラ_書影シンデレラの末永く幸せな変身
北村紗衣・小森謙一郎・嶋内博愛・戸塚学(編)

判型:四六判並製
頁数:252頁
定価:2200円+税
ISBN:ISBN978-4-8010-0851-9 C0098
装幀:齋藤久美子
3月上旬発売!

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ディズニープリンセスだけじゃない!!

白馬にまたがるシンデレラや、男の子のシンデレラも?
昔話から、絵画、オペラ、小説、現代映画まで……
世界各地で生まれた多様なシンデレラ物語を読み解く。

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イベントのお知らせ:『点描の美術史』刊行記念 加藤有希子先生×小澤京子先生 トーク&サイン会

2025年 2月 26日

来たる3月27日、紀伊國屋書店新宿本店3階、アカデミック・ラウンジにて、小社刊行『点描の美術史』の刊行記念トークイベントが開催されます。
本書の著者・加藤有希子先生のお相手に小澤京子先生(『都市の解剖学』著者、専門は表象文化論)を迎え、本書の読みどころの紹介から“表象のモードと美学・思想・社会情勢がどう切り結ぶのか”というより広いテーマまで、お二人の該博な知識をもとにお話していただきます。
ぜひ、この機会にご参加ください。

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日時:2025年3月27日(木)19時〜20時半(60分ほどのトークの後、質疑応答とサイン会を予定)
会場:紀伊國屋書店新宿本店3階、アカデミック・ラウンジ
参加方法:対面参加のみ(着席参加は要事前申し込み。立ち見は申し込み不要)。入場無料
登壇者:加藤有希子(埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授)、小澤京子(和洋女子大学人文学部教授)

詳細・お申し込みについては、紀伊国屋書店サイトをご参照ください。
https://store.kinokuniya.co.jp/event/1738811484/

 

イベントのお知らせ:《マシュー・フラーとの対話:「調査的感性術」をめぐって——エステティクス再考3》

2025年 2月 26日

来る3月23日、東京藝術大学(上野キャンパス)で開かれる研究会「《マシュー・フラーとの対話:「調査的感性術」をめぐって——エステティクス再考3》」に、小社刊行『調査的感性術:真実の政治における紛争とコモンズ』共著者のマシュー・フラー先生、ならびに訳者の中井悠先生がご登壇されます。

国家権力が引き起こした暴力事件を解明する調査機関フォレンジック・アーキテクチャーの主催者である建築家エヤル・ヴァイツマンとの共著『調査的感性術——真実の政治における紛争とコモンズ』(原題 Investigative Aesthetics:Conflicts and Commons in the Politics of Truth, Verso)を刊行したソフトウェア・スタディーズの第一人者であるメディア研究者マシュー・フラー先生が、本書の訳者である中井悠先生を交え、調査と結びついたエステティクス=感性術の内容、最近の政治やメディアをめぐる状況、フラー先生自身やフォレンジック・アーキテクチャーの活動、そして本書に対する様々な反応や受容をめぐって議論するハイブリッド形式の研究会を開催します。

当日はオンラインでの配信のみ(※対面は定員につき締め切り)となります。ぜひこの機会に、ご参加ください。

調査的感性術_書影


《マシュー・フラーとの対話:「調査的感性術」をめぐって——エステティクス再考3》
日時:2025年3月23日(日)19時00分~21時00分
会場:東京藝術大学音楽学部上野キャンパス国際交流棟4F GA講義室
参加方法:オンライン配信(入場無料、オンライン参加も定員あり。対面参加の申込みは締め切られました)
報告者:マシュー・フラー(ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ教授・オンライン参加)
討議者:中井悠(東京大学大学院准教授)、毛利嘉孝(東京藝術大学教授)、清水知子(東京藝術大学教授)、四方幸子(キュレーター、批評家)、水嶋一憲(大阪産業大学教授)、長谷川愛(アーティスト、慶應義塾大学准教授)、日高良祐(京都女子大学講師)
主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 毛利嘉孝研究室+清水知子研究室、ポストメディア研究会(Post-Media Research Network)
共催:東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT)

詳細・お申込みは、下記のGoogleフォームを参照してください。
https://rb.gy/c9ujaj

 

3月の新刊:ザ・プレイ――流れの彼方《現代美術スタディーズ》

2025年 2月 25日

ザ・プレイ=カバー.inddザ・プレイ
流れの彼方
《現代美術スタディーズ》
橋本梓(著)

判型:A5判上製
頁数:197頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0857-1 C0070
装幀:宗利淳一
3月中旬発売!

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目的を越えた、人間の本質としての〝遊び〟
発泡スチロールのイカダで川を下る《現代美術の流れ》。10年も夏ごとに山で落雷を待ち続ける《雷》。1960年代の前衛美術を起点としながら、今やその文脈を遥かに越え、50年以上活動を続ける特異な集団の全貌を描き出す。

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イベントのお知らせ:人文研アカデミー2024 シンポジウム「落語と学問する!」

2025年 2月 25日

来たる3月20日、京都大学人文科学研究にて、小社新刊『落語と学問する』(森本淳生・鈴木亘編)の刊行を記念し、人文研アカデミー2024 シンポジウム「落語と学問する!」が開催されます。
多種多様な問題がうごめく豊饒な落語の世界から出発し、落語に寄り添いつつ考えるアマチュアリズムの実践として、さまざまな分野から本書を執筆された皆様に語っていただきます。
ぜひ、この機会にご参加ください。
イベント_チラシ_落語と学問する

日時:2025年3月20日(木・祝)14時~17時
会場:京都大学人文科学研究所 本館4階 大会議室 + Zoomオンライン (ハイブリッド開催)
司会:森本淳生(京都大学人文科学研究所)
コメンテーター:藤原辰史(京都大学人文科学研究所)
参加方法:会場参加/ライブ配信(Zoom ウェビナー) 入場・視聴無料
参加方法・プログラムをはじめ、詳細は、以下の京都大学人文科学研究所のページをご覧ください。
https://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/symposium/zinbun-academy-2025-03-20.html

 

3月の新刊:落語と学問する

2025年 2月 25日

落語と学問する_書影落語と学問する
森本淳生・鈴木亘(編)

判型:46判並製
頁数:268頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0848-9 C0076
装幀:西山孝司
3月中旬発売!

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落語的思索のすすめ
落語は、世の習いに潜むおかしさを明かし、聴く者に問いを投げかけているのではないだろうか? 言葉と身ぶりが生み出す融通無碍の世界とともに、文学、美学、映画学、文化人類学、歴史学、パフォーミング・アーツを介して、考える楽しみへと誘う、異色のエッセー集!

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3月の新刊:理性の周縁——古典主義時代と近代の再考

2025年 2月 14日

理性の周縁_書影データ理性の周縁
古典主義時代と近代の再考
鈴木球子(編)

判型:A5判上製
頁数:213頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0850-2 C0098
装幀:西山孝司
3月上旬頃発売!

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豊饒な周縁へ
理性による認識を越えるものを、人間はどのように捉えようとしてきたのか。啓蒙に対して反啓蒙を対置することなく、改めて理性を称揚するわけでもなく、近代を推し進めてきた理性主義を再考し、理性の埒外にある豊饒なものを掬い上げる試み。
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2月の新刊:J・M・クッツェー 命をめぐる思索

2025年 2月 12日

J.M.クッツェー_書影J・M・クッツェー 命をめぐる思索
『夷狄を待ちながら』から『恥辱』へ
川村由美(著)

判型:A5判上製
頁数:218頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0767-3 C0098
装幀:宗利淳一
2月中旬発売!


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歌い継がれる《不死の願い》
南アフリカ出身のノーベル文学賞作家、J・M・クッツェー。難解とされてきたその作品世界の根幹をなすメカニズムとは? 創作ノートを精査することで、内容・舞台、そして発表時期のまったく異なる代表作『夷狄を待ちながら』『恥辱』に続編関係を見出し、立体的に精読する、クッツェー研究の新たなる到達点。

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イベントのお知らせ:ACUT 2024 × ソノ アイダ #東京大学 talk_07《美学と感性術のあいだ——エステティクス再考2》

2025年 2月 12日

来る2月21日、東京大学アートセンター(本郷キャンパス)で開かれるトークイベント「ACUT 2024 × ソノ アイダ #東京大学 talk_07《美学と感性術のあいだ——エステティクス再考2》」に、小社刊行『調査的感性術:真実の政治における紛争とコモンズ』(マシュー・フラー+エヤル・ヴァイツマン著)の訳者、中井悠先生がご登壇されます。

中井先生のほか、『芸術の逆説』、『西洋美学史』などの著作で長年日本の美学研究を牽引してきた小田部胤久先生と、2人の研究室で学ぶ有吉玲氏との3名で、エステティクスの2つの訳語のあいだに潜む「学」と「術」の交差・すれ違いや、そこから浮かび上がる美と感性をめぐる思考における翻訳の影響について語りあいます。

当日は対面(先着20名)+オンラインでの配信となります。奮ってご参加ください。

調査的感性術_書影


ACUT 2024 × ソノ アイダ #東京大学 talk_07《美学と感性術のあいだ——エステティクス再考2》
日時:2025年2月21日(金)17時00分~18時30分
会場:東京大学アートセンター 01_ソノ アイダ(本郷キャンパス・通信機械室)
参加方法:対面+オンライン配信(入場無料、要事前申込み、対面は先着20名)
登壇者:小田部胤久(美学者、東京大学名誉教授、日本学士院会員)、有吉玲(東京大学文学部4年、美学芸術学専修)、中井悠(東京大学総合文化研究科准教授、副産物ラボ主催)。
主催:東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT)
共催:ソノ アイダ

詳細・お申し込みは、下記のGoogleフォームを参照してください。
https://rb.gy/c9ujaj