10月の新刊:彫刻の呼び声【新装版】

2023年 10月 4日

彫刻の呼び声_書影彫刻の呼び声【新装版】
峯村敏明(著)

判型:A5判上製
頁数:312頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0742-0 C0070
装幀:滝澤和子
10月下旬発売!


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オブジェ、構成、インスタレーションといった〈類彫刻〉全盛の時代のまっただ中で、真の彫刻はいかにそれらを超え出て輝くことができるか。同時代の彫刻に厳しい眼差しを注ぎながらもその希望の解を求めつづけた稀代の批評、ここに集成。

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10月の新刊:逸脱と侵犯――サラ・ケインのドラマトゥルギー

2023年 10月 4日

逸脱と侵犯_書影逸脱と侵犯
サラ・ケインのドラマトゥルギー
關智子(著)

判型:A5判上製
頁数:352頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0761-1 C0074
装幀:宗利淳一
10月下旬発売!

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〈会ったことがない私自身、その顔は私の心の裏側に貼り付けられている〉
上演不可能なト書き、語り手のいない台詞、錯綜する時空間、社会的タブーの侵犯、タイポグラフィー的実験、そして死――
表象可能性の極限へと迫り、戯曲という芸術形式そのものを根源的な問いに付した夭折の劇作家、サラ・ケイン。激しく変転する作品に通底するテーマを明らかにする、本邦初のモノグラフ!

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10月の新刊:クリストとジャンヌ゠クロードの環境彫刻――「自由」と「愛」と「最良の時間」

2023年 10月 4日

クリスト_書影クリストとジャンヌ゠クロードの環境彫刻
「自由」と「愛」と「最良の時間」
富士栄厚(著)

判型:A5判上製
頁数:176頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0763-5 C0070
装幀:齋藤久美子
10月下旬発売!

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環境彫刻を代表する作家が生涯を通じて追求した「最良の時間」とは何だったのか?
デュシャンやヌーヴォー・レアリスムの作家たちをはじめとする同時代の美術家・批評家との交流や、スミッソン、タレルらの作品との比較から、記号学的手法を用いてその全貌を描き出す。

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10月の新刊:オーバーラップ――飛行あるいは夢見ること

2023年 10月 4日

オーバーラップ_書影オーバーラップ
飛行あるいは夢見ること
加藤有希子(著)

判型:四六判上製
頁数:144頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0762-8 C0093
装幀:滝澤和子
10月下旬発売!

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男は砂漠で葉書を書いた、そこからすべてがはじまる――
アメリカの大学院で美術史を学ぶ千尋と、並行世界を旅する〈飛行機乗り〉の語りが交差する表題作のほか、憎しみの連鎖を断ち切るためのウィットに富んだ短編「ブラックホールさんの今日この日」を収録。



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10月の新刊:底意地の悪い〈他者〉——迫害の現象学《言語の政治》叢書

2023年 9月 27日

底意地の悪い他者底意地の悪い〈他者〉
迫害の現象学
《言語の政治》
ジャック=アラン・ミレール(監修)
森綾子・伊藤啓輔(訳)

判型:A5判上製
頁数:252頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0750-5 C0011
装幀:中山銀士(協力:金子暁仁)
10月上旬発売!

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悪意は常にほのめかされている。
言外に含まれた悪意に触れたとき、それはどんな姿形をとってわれわれを脅かすのか? 家族、恋人、パートナー、隣人、上司、教師……世界各地のラカン派精神分析家が集い、悪意に満ちた世界に生きる主体の症例を報告し、言語と主体との関係に忍び込む悪意の発露を見極める。

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9月の新刊:ケベックの歴史

2023年 9月 11日

ケベックの歴史_書影ケベックの歴史
ジャック・ラクルシエール(著)
小倉和子・小松祐子・古地順一郎・伊達聖伸・矢内琴江(訳)

判型:四六判上製
頁数:242頁
定価:2700円+税
ISBN:978-4-8010-0749-9 C0022
装幀:宗利淳一
9月下旬発売!

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新たな〈ネイション〉の模索
ケベック史研究の第一人者が,フランス人の入植から、イギリスによる征服、カナダ連邦の誕生、フランス系ナショナリズムの高揚、60年代の〈静かな革命〉、80〜90年代の「主権獲得」に向けた二度の州民投票、そして今日の間文化社会まで、北米のフランス語圏ケベックの歴史を辿る入門書。
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9月の新刊:小さき人びと——折々の肖像《フィクションの楽しみ》

2023年 9月 11日

書影_小さき人びと小さき人びと
折々の肖像
《フィクションの楽しみ》
ピエール・ミション(著)
千葉文夫(訳)

判型:四六判上製
頁数:268頁
定価:2700円+税
ISBN:978-4-8010-0753-6 C0397
装幀:宗利淳一
9月中旬発売!

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“思い出がよみがえり、言葉がよみがえり、そして言葉とともに死んだ人びとがよみがえる”
列伝ふうの体裁のもとに、語り手の記憶に深く沈み込む《名もなき人びと》の肖像が浮かびあがる――フランス現代作家が濃密な文体で描く自伝的フィクション。

《1947年夏のある日のこと、母は私を腕に抱き、レ・カールの家のマロニエの大木の下に立っていた。それは、厩舎の外壁、ハシバミの木々、木陰が邪魔になって見えなかった県道が急に視界に入るあたりだった。天気はよく。母はたぶん薄手の服を着ていたはず、私はまだ言葉がしゃべれない。》(本文より)

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9月の新刊:むきだしの石 林武史の〈彫刻〉

2023年 9月 11日

むきだしの石_書影むきだしの石 林武史の〈彫刻〉
林武史×森田一(著)

判型:A5判上製
頁数:176頁+カラー別丁16頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0747-5 C0070
装幀:デュウェル智紗
9月下旬発売!

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林さんに出会った石は、より石らしく振る舞うことができる。
――日比野克彦(アーティスト)

《林武史は石による世界の探索者である。それは存在自体を問うものから存在者の事実と意味へ、水平垂直という座標空間の分析からメタファーに満ちた空間の総合へ、存在の前提をなす時間から記憶という生きられた時間への探求に至る。そして石も変わる。探索は彫刻から発したが、今、それを再び彫刻と呼ぶのは便法に過ぎない。》(森田一)

【展覧会情報】
「林武史退任記念展 石の勝手」
2023年9月30日(土)―10月15日(日)
於:東京藝術大学大学美術館本館展示室3、4、陳列館1階
https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2023/09/mind-of-stone.html

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9月の新刊:フランスのイスラーム/日本のイスラーム《日仏会館ライブラリー》

2023年 9月 11日

フランスのイスラーム/日本のイスラームフランスのイスラーム/日本のイスラーム
《日仏会館ライブラリー》2
伊達聖伸(編)

判型:A5判上製
頁数:298頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0759-8 C0036
装幀:宗利淳一
9月下旬発売!

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対立と共存の最前線
〈ライシテ=政教分離〉を国是とするフランス、そして〈無宗教の国〉日本において、宗教的・文化的マイノリティであるムスリムは、社会にどのような位置を占め、いかなる問題に直面しているのか。
日仏におけるイスラームをめぐる文化衝突の歴史的経緯と、共生の実現を目指すさまざまな取り組みを辿る、最新の研究成果。

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9月の新刊:褐色の世界史——第三世界とはなにか【増補新版】

2023年 9月 10日

褐色の世界史_書影褐色の世界史
第三世界とはなにか
【増補新版】
ヴィジャイ・プラシャド(著)
粟飯原文子(訳)

判型:四六判並製
頁数:464頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0748-2 C0022
装幀:宗利淳一
9月下旬発売!

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混迷する世界を知るための手がかり
激動の20世紀を<第三世界>の視座から描き出し、その未発のままの歴史/運動/現在をトータルに概括する待望の一冊

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9月の新刊:閉ざされた扉——ホセ・ドノソ全短編《フィクションのエル・ドラード》

2023年 8月 24日

書影_閉ざされた扉閉ざされた扉
ホセ・ドノソ全短編
《フィクションのエル・ドラード》
ホセ・ドノソ(著)
寺尾隆吉(訳)

判型:四六判上製
頁数:320頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0751-2 C0397
装幀:宗利淳一
9月中旬発売!

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謎のヴェールに包まれた変身あるいは失踪で幕を閉じる物語、これぞ手品師ドノソの真骨頂だ。――オラシオ・カステジャーノス・モヤ

崩壊する日常
眠ることで世界の神秘を見つけようとする男を描く表題作「閉ざされた扉」をはじめ、ネコ科動物の絵を蒐集する主人公が狂気にはまり込んでいく様を描く「サンテリセス」、失職した老人と不思議な少女とが出会う「アナ・マリア」、厳格で気位の高い独身女性がはからずも野良犬と意気投合する「散歩」など、日常からつまはじきにされた者たちの世界を優れた洞察力で描き出す著者の全短編。

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8月の新刊:本の庭へ《水声文庫》

2023年 8月 16日

本の庭へ_書影本の庭へ
《水声文庫》
西澤栄美子(著)

判型:四六判上製
頁数:152頁
定価:1600円+税
ISBN:978-4-8010-0737-6 C0095
装幀:宗利淳一
8月下旬発売!

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本と散歩の日々
古今の文学、芸術、サブカルチャーから社会問題まで、本の庭を軽やかに渉猟する、「コメット通信」連載「裸足で散歩」が待望の単行本に!

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8月の新刊:女囚たち――ブラジルの女性刑務所の真実

2023年 8月 10日

書影_女囚たち女囚たち――ブラジルの女性刑務所の真実
ドラウジオ・ヴァレーラ(著)
伊藤秋仁(訳)

判型:四六判上製
頁数:302頁
定価:2700円+税
ISBN:978-4-8010-0722-2 C0036
装幀:滝澤和子
8月中旬発売!



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《ようこそ気狂い女どもの館へ》
人種差別とジェンダー格差、ドラッグ密売への誘惑、ままならぬ日常。妊娠中絶の禁止に多産、同性愛……。終わりなき貧困の連鎖に陥る女性たちの人生と女性刑務所の真実を、医師である著者が描きだす傑作ドキュメンタリー。

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8月の新刊:今日の彫刻 冨井大裕

2023年 8月 1日

冨井大裕今日の彫刻_栃木展_表1今日の彫刻 冨井大裕
冨井大裕+栃木県立美術館編(編)

判型:A5判並製
頁数:184頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0740-6 C0070
装幀:川村格夫
8月下旬発売!


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「今日の彫刻 冨井大裕」公式図録*
スーパーボール、画鋲、ハンマー、折り紙をはじめとする消費材が、積み上げる、束ねる、寝かせる、折り曲げるといった行為により、作品へと変換される…… 誰もが彫刻家になりうる可能性を日常からさぐる!

*栃木県立美術館で2023年7月8日から9月3日まで開催中

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8月の新刊:ポール・クローデル

2023年 8月 1日

書影_ポール・クローデルポール・クローデル
アンヌ・ユベルスフェルト(著)
中條忍(監訳)

判型:四六判上製
頁数:367頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0725-3 C0098
装幀:Gaspard Lenski
8月下旬発売!

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《創造》する作家の肖像
20世紀フランスを代表する外交官・作家の人生と作品をたどり、グローバルな視点から文学に革新をもたらしたその《創造行為》の秘密を明らかにする、本邦初のモノグラフ

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8月の新刊:蜂起――詩と金融における《批評の小径》

2023年 8月 1日

蜂起_書影蜂起
詩と金融における
《批評の小径》
フランコ・“ビフォ”・ベラルディ(著)
杉田敦(訳)

判型:四六判上製
頁数:216頁
定価:2,500円+税
ISBN:978-4-8010-0744-4 C0010
装幀:宗利淳一
8月下旬発売!

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破産せよ!!
脱インデックス化によって20世紀の詩的探求が成し遂げた抽象化は、金融における貨幣の脱物質化を予言していた――
言語の過剰としての詩によって感覚的身体と社会的連帯を再活性化し、金融資本主義の支配に対する蜂起を呼びかける、来るべき闘いの書。

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8月の新刊:想起の空間――文化的記憶の形態と変遷[新装版]

2023年 8月 1日

想起の空間_書影想起の空間[新装版]
文化的記憶の形態と変遷
アライダ・アスマン(著)
安川晴基(訳)

判型:A5判上製
頁数:580頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0741-3 C0020
装幀:宗利淳一
8月下旬発売!

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〈記憶〉と〈歴史〉の対立を超えて
記憶、歴史、忘却、想起――
20世紀の破壊と忘却を経て、現在も先鋭化する記憶をめぐる問題を多角的に描き出す、メモリー・スタディーズにおける記念碑的著作。

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8月の新刊:ジョセフ・アルバースの授業――色と素材の実験室

2023年 7月 20日

アルバース_書影ジョセフ・アルバースの授業
色と素材の実験室
DIC川村記念美術館(編)

判型:A5判上製
頁数:352頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0731-4 C0070
ブックデザイン:木村稔将
8月上旬発売!

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バウハウス、ブラックマウンテン・カレッジ、イェール大学という三つの重要な教育機関で教え、今日なお影響を与え続ける画家・デザイナー、ジョセフ・アルバース。制作と教育の両側面から、その全貌に迫る。

160頁の大ヴォリュームでカラー図版を収録!……アルバース自身の作品に加え、制作プロセスを読み解くことのできる習作や、バウハウス/ブラックマウンテン・カレッジ/イェール大学での学生の作品、写真資料も多数収録。

アルバース自身のテクストを多数収録!……ブレンダ・ダニロウィッツ、永原康史、沢山遼、亀山裕亮による論考に加え、アルバース自身によるテクストを12本(70頁)収録。

本邦初となる大回顧展が開催!……「ジョセフ・アルバースの授業――色と素材の実験室」(於:DIC川村記念美術館、2023年7月29日―11月5日)

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7月の新刊:冨井大裕 みるための時間

2023年 7月 4日

冨井大裕_書影冨井大裕
みるための時間
冨井大裕+新潟市美術館(編)

判型:A5変判上製
頁数:136頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0739-0 C0070
装幀:川村格夫
7月上旬発売!

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「冨井大裕 みるための時間」公式図録*
冨井の発する挑発に、五人の論者がテキストを寄せ、あるいは問いに応答し、あるいはここで問われているものとは何か、という新たな問いへと誘う。

*新潟市美術館で2023年6月6日から7月17日まで開催中

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7月の新刊:ミュージッキング――音楽は〈行為〉である

2023年 6月 30日

ミュージッキング_書影ミュージッキング[新装版]
音楽は〈行為〉である
クリストファー・スモール(著)
野澤豊一+西島千尋(訳)

判型:四六判上製
頁数:440頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0738-3 C0073
装幀:宗利淳一
7月下旬発売!

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音楽は、《作品》ではない、《実践》なのだ!
音楽を愛するすべてのひとに


既成概念を根底から転倒させ、わたしたちを《音の現場》へといざなう画期的な評論、待望の全訳。
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musicking[mjúːzikiŋ]【名】
to music(音楽する)の動名詞形。
各自の立場を問わずに音楽的なパフォーマンスに加わること。演奏者やリスナー、ダンサーから、ローディー、チケットの売り子や清掃係などの裏方まで、その場に集うすべての者が《音楽》に参加し、《音楽》を共有し、《音楽》に貢献している、という考え。クリストファー・スモールによって提唱され、本書のタイトルとなり、世界各国で多くの支持を得ている。
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