〈中村真一郎の会〉第15回総会延期のお知らせ

2020年 4月 1日

来たる4月25日に予定しておりました総会およびシンポジウムにつき、本日、新型コロナウイルスの蔓延状況に鑑み、会合等見合わせるほうが賢明と判断し、延期することを決定いたしました。
なお、同総会およびシンポジウムにつきましては、後日開催する予定です。開催が決定しました際には改めてご案内いたします。
以上、なにとぞご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

中村真一郎の会 会長  安藤元雄
        幹事長 鈴木貞美
問い合わせ先:事務局(水声社内)
tel. 045-717-5356 / fax. 045-717-5357

 

『ハンナ・ヘーヒ』刊行記念イベントのお知らせ

2020年 3月 3日

対談:香川檀✕塚原史
女性作家からダダの可能性を考える
〜『ハンナ・ヘーヒ』刊行記念イベント〜


ヘーヒ書影ハンナ・ヘーヒ――透視のイメージ遊戯
香川檀

前衛芸術運動〈ダダイズム〉という言葉を聞いたことがあるかもしれません。既存の価値観や伝統に対して反抗する運動は1916年にトリスタン・ツァラが命名し各国の主要都市で前衛芸術の流れをつくりました。ハンナ・ヘーヒ(1889-1978)もベルリン・ダダに参加したひとりでしたが、男性中心のダダのなかにあって、女性メンバーのヘーヒは極めて珍しい存在でした。

昨年刊行された香川檀『ハンナ・ヘーヒ――透視のイメージ遊戯』は、このベルリン・ダダ唯一の女性メンバー、ハンナ・ヘーヒの生涯と作品に迫ったモノグラフです。ダダの立ち上げから解散、そして戦後はアヴァンギャルドを見届けた証言者として、最晩年になってもなお作品を作りつづけた作家の姿勢には一貫して視覚経験への強い関心がありました。ダダから出発したヘーヒでしたが、新しいイメージ思考を追求したその創作活動には、たしかにダダイズムの枠にとどまらないものがあったに違いありません。

今回のイベントでは、『ダダイズム』(岩波書店、2018年)によってダダのもつ多様性と越境性を鋭く描き出した塚原史さんをお招きし、ハンナ・ヘーヒという人物からダダイズムの可能性について存分に対談していただきます。またとないこのイベントにぜひ足をお運びください。

ご参加をご希望の方は、こちらよりご予約をお願いします。

*外出や人の集まる場所へのご参加にリスクと不安があるかもしれませんが、当日は、定員を半数にして座席の間隔を広げ、換気に留意いただきます。
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「ヘンリー・ミラー・コレクション」完結記念イベント開催のお知らせ

2019年 10月 31日

「ヘンリー・ミラー・コレクション」全16巻完結記念
鹿島茂さんトークイベント
〜ヘンリー・ミラーとパリ〜

水声社刊行の「ヘンリー・ミラー・コレクション」全16巻は、2004年に第一巻が刊行されて15年後の本年10月、めでたく完結することになりました。これを記念し、神保町ブックセンターでは、水声社および日本ヘンリー・ミラー協会と共同して、パリ時代のミラーに造詣の深いフランス文学者の鹿島茂さんをお招きし、トークイベントを開催します。ニューヨーク時代、あらゆる点で失敗者だったヘンリー・ミラーは、1930年代のパリで、「ぼくには金がない、資産も希望もない。ぼくはだれよりもしあわせな男だ」という自覚に導かれ、デビュー作『北回帰線』を書き上げました。この「花の都」で、彼は何を見出し、どのような変容をとげ、そのデビュー作に見られるようなパリを描き出すに至ったのか? 彼にとってパリとは何だったのか? これらの点を中心に鹿島茂先生にインタビューし、ヘンリー・ミラーとパリの魅力について縦横に語っていただきたいと思っています。
聞き手/松田憲次郎(ヘンリー・ミラー・コレクション編集委員)

日時:2019年11月23日(土)
場所:神保町ブックセンター 東京都千代田区神田神保町2-3-1 岩波書店アネックス1F
開場:17:30~19:00 (17:00開場)
参加費:1,000 yen

※参加をご希望の方は、こちらをご覧ください。
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フェリスベルト・エルナンデス『案内係』刊行記念イベントのお知らせ

2019年 10月 10日

浜田和範×柴田元幸
フェリスベルト・エルナンデス『案内係』刊行記念イベント
〜フェリスベルト・エルナンデスへの案内係〜

日時:2019年11月6日(水)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
開場:19:00~21:00 (18:00開場)
参加費:1,500円+1 drink 500

※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20191106/)をご覧ください。

案内係 書影《1950年にフェリスベルト・エルナンデスを読んでいなかったら、私は今日のような作家にはなっていないだろう》とガルシア・マルケスに言わしめたウルグアイの作家、フェリスベルト・エルナンデスをご存知でしょうか。今年6月に『案内係』(浜田和範訳、水声社)として作品集が翻訳されたことにより、日本ではじめて本格的に紹介されることになりました。
親密で謎めいた独自の世界をどこまでも追い求めるその作風は、ともすれば読者を戸惑わせる捉えどころのないもの。しかし一方でこの「誰とも似ていない作家」(イタロ・カルヴィーノ)が、数々の作家を魅了し、熱狂的なファンを獲得してきたのも確かです。
今回のイベントでは、本書の訳者・浜田和範氏と、翻訳が刊行される前からwebマガジン『考える人』でフェリスベルトを紹介されていた柴田元幸氏をお迎えして、この作家の魅力を存分に語っていただきます。
フェリスベルト・エルナンデスを読まれていない方も、すでに読まれている方も、最高の案内人たちによる本イベントに、ぜひ足をお運び下さい。
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『オイディプスの墓』刊行記念イベントのお知らせ

2019年 9月 20日

対談:横山義志×森本淳生
ギリシア悲劇から〈演技〉を考える
〜『オイディプスの墓』刊行記念イベント〜

オイディプスの墓 書影オイディプスの墓――悲劇的ならざる悲劇のために
ウィリアム・マルクス著/森本淳生訳

「ギリシア悲劇」――誰しも名前は知っているけれど、実際に作品を読んだり舞台を見たりした方はそう多くないのではないでしょうか。西洋文化の基底をなすこのギリシア悲劇については、そのほとんどの作品が喪失していることがわかっており、現存しているものは古代ギリシアで制作された悲劇の5%にも満たないと考えられています。しかし、これまでの思想家たちはこのごくわずかな作品群から無謀にも悲劇の全体を考えていき、彼らが示した道は現在まで続いているといってよいでしょう。
このたび水声社から刊行されたウィリアム・マルクスの『オイディプスの墓――悲劇的ならざる悲劇のために』(森本淳生訳)は、ギリシア悲劇が被った大きな喪失に真正面から向き合い、これまでなされたギリシア悲劇にたいする誤解を丁寧に紐解いていきます。そうして新たに描き出されるギリシア悲劇は、こんにち理解されているものとはおよそ異なる驚くべき結論に達していきます。
古代ギリシア悲劇はどのように演じられ、どのように観られていたのか、その一端にふれる今回の刊行イベントでは、〈演技〉の歴史に詳しい東京芸術祭/SPAC-静岡県舞台芸術センターの横山義志さんをゲストにお迎えして、本書の訳者でフランス文学研究者の森本淳生さんと『オイディプスの墓』を繙きながら対談していただきます。25世紀前から残る人類の遺産を考えるこの機会に、ぜひ足をお運びください。

参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(https://peatix.com/event/1329502/)をご覧ください。

場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2019年10月8日(火)
開場:19:00~: 21:00 (18:30開場)
参加費:1,500円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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『ドナルド・ジャッド』刊行記念トークセッション開催のお知らせ

2019年 8月 23日

『ドナルド・ジャッド』刊行記念トークセッション
荒川徹×沢山遼「ミニマルな異物たち」

日時:2019年9月15日(日)17:00〜19:00(開場:16:45)
会場:NADiff a/p/a/r/t
定員:70名
入場料:1000円

ドナルド・ジャッド 書影『ドナルド・ジャッド――風景とミニマリスム』
荒川徹 著
A5判並製240頁
3000円+税

『ドナルド・ジャッド――風景とミニマリズム』の刊行を記念して、NADiff a/p/a/r/tにてトークセッションを行います。出演者は、著者の荒川徹さん、そして対談相手として沢山遼さんをお迎えいたします。ドナルド・ジャッドのファンはもちろんのこと、「ミニマリズム」や現代アートについて関心がある方にも楽しめる本イベントにぜひ足をお運びください。
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レオナルド・パドゥーラ『犬を愛した男』刊行記念イベントのお知らせ

2019年 4月 26日

寺尾隆吉×山形浩生
〜キューバナイトvol.2 レオナルド・パドゥーラの文学世界〜
スペシャルゲスト:レオナルド・パドゥーラ

日時:2019年5月18日(土)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
開場:19:00~21:00 (18:00開場)
参加費:1,500円+1 drink 500円

※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイトから予約ください。

犬を愛した 書影現代のキューバ作家、レオナルド・パドゥーラの代表作『犬を愛した男』(寺尾隆吉訳、水声社)が5月に刊行されました。本作は、ソ連政府を追われたレオン・トロツキーの亡命生活と、1940年にメキシコでラモン・メルカデールがトロツキーを暗殺するまでの軌跡を、恐怖に耐え抜いた平凡なキューバ市民イバンの目線から再現し、スペイン語圏全体で大きな成功を収めました。

1955年、キューバに生まれた作家レオナルド・パドゥーラは、社会主義ユートピアの崩壊を目の当たりにし、歴史の激動に翻弄される世代に生まれました。キューバの「失われた世代」に属するパドゥーラは、トロツキーの暗殺者ラモン・メルカデールが生涯最後の数年をキューバで過ごしたことを知り、さまざまな調査を開始、2005年に本書の執筆に取りかかりました。現在でもキューバを拠点に、変貌するキューバの現状について新聞などにコラムを寄せています。

今回のイベントでは、本書の翻訳を手がけた寺尾隆吉氏と、トロツキーの伝記を訳し、自身もラテンアメリカ文学の読者である山形浩生氏をお迎えして、魅力あふれるパドゥーラの文学世界へご案内します。
イベントの最後には、来日中の作家パドゥーラ本人の講演も予定しております。作家と会えるまたとないこの機会に、ぜひ足をお運び下さい。

また、本イベントのほかにも、著者レオナルド・パドゥーラ氏の来日にともない、関連イベントが多数開催されます。あわせてご覧ください。
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『TANKURI』刊行記念トークイベント:郡司ペギオ幸夫+中村恭子+塩谷賢 「アート=マジカル×メカニカル×テクノロジカル」

2019年 4月 9日

『TANKURI』刊行記念トークイベント
郡司ペギオ幸夫+中村恭子+塩谷賢
アート=マジカル×メカニカル×テクノロジカル

tankuriTANKURI――創造性を撃つ』で展開した創造=作品化=日本画作品とは、外部からの召喚のための感覚を全面化し、待つことです。それは、「わたし」において、意図と実現のギャップの、切断と接続の共立を徹底させ、異質なものが降臨することを受け容れることでした。
藝術とは、反復の危うさに対する感性です。人工知能が安定な反復に基礎付けられるのとは逆に、反復の危うさこそが外部を召喚し、生を立ち上げ、藝術を駆動します。
TANKURIの日本画家・中村恭子と、TANKURIの天然知能・郡司ペギオ幸夫に、TANKURIの最奥部に潜行する哲学者・塩谷賢が加わり、創造=作品化という降霊の儀式を展開します。

場所:〒150-0033渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店1号館2階イベントスペース
日時:2019年4月19日(金)
時間:19:00~21:00
参加条件
代官山蔦屋書店にて、以下対象商品よりいずれかをご予約・ご購入頂いたお客様がご参加いただけます。
・書籍書籍『TANKURI』(水声社 4,320円/税込)※参加券付き
・イベント参加券 1,500円(税込)

※以下の方法でお申込みいただけます。
・代官山蔦屋書店 店頭(1号館1階レジ)
・お電話 03-3770-2525(人文フロア)
・オンラインストア(詳しくはこちら
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2019年〈中村真一郎の会〉講演会のお知らせ

2019年 4月 9日

昨年2018年に生誕100年を迎えた戦後文学の旗手、中村真一郎。その業績を顕彰する活動・研究を続けている〈中村真一郎の会〉(事務局=水声社)主催の講演会を開催いたします。
今回は、堀江敏幸先生、富士川義之先生をお招きして、以下の通り記念講演を行なっていただきます。

日時:2019年4月14日(日)14:30~
場所:明治大学駿河台校舎リバティタワー1075教室(7階)
プログラム:
  堀江敏幸先生「ゆき来する人」
  富士川義之先生「中村真一郎と富士川英郎――江戸漢詩をめぐって」
司会:鈴木貞美先生

※聴講1000円、予約不要
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『文学との訣別』刊行記念イベントのお知らせ

2019年 3月 22日

対談:山本貴光×塚本昌則
これからの文学問題
〜『文学との訣別』刊行記念イベント〜

文学との訣別 書影文学との訣別――近代文学はいかにして死んだのか

「これからの文学問題」〜『文学との訣別』刊行記念イベント〜
いま、文学はどんな状況にあるでしょうか。出版各社から続々と力のこもった文学全集が刊行され、人びとから教養として求められていた黄金時代は遠くなりました。現在では、インターネットを舞台とした動画やゲームをはじめとする多様なコンテンツのなかに埋もれつつあるようにも見えます。また、大学における文学部の低迷もささやかれる昨今、これからの文学はどのようになっていくのでしょうか。
このたび小社より刊行したウィリアム・マルクスの『文学との訣別』(塚本昌則訳)は、こうした状況を考える上で大きな手がかりとなる本です。著者は、18世紀のフランスで栄光の絶頂を迎えていたヨーロッパの文学が、20世紀にかけてどのように力を失い、凋落の途を辿ったのかを描き出しています。社会と文化の動きを背景として、作家たちは、批評家たちは、そして作品は、どのように世界と向き合ったのか。マルクスは、同書でこの問題に光を当て、時代とともに変わりゆく「文学」の見取り図を示しながらその力学を読み解いてみせます。
この刊行記念イベントでは、『文学問題(F+f)+』の著者で現在、『文藝』で文芸季評を担当している山本貴光さんをゲストにお迎えして、本書の訳者でフランス文学研究者の塚本昌則さんと『文学との訣別』を繙きながら対談していただきます。文学とはなにか、これからどうなってゆくのか。文学の来し方行く末を考えるこの機会に、ぜひお運びください。

※参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(http://www.honnonihohi.jp/)をご覧ください。

場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2019年4月19日(金)
開場:19:00~21:00 (18:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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『午前四時のブルー Ⅱ』刊行記念イベントのお知らせ

2019年 3月 8日

対談:小林康夫×國分功一郎
午前四時の哲学
〜『午前四時のブルー Ⅱ』刊行記念イベント〜

書影午前四時のブルー Ⅱ 夜、その明るさ(責任編集=小林康夫)

水声社が送り出す『午前四時のブルー』は、文学、芸術、哲学のフィールドで活躍する方々に、特集のテーマに沿って書かれたテクストを寄稿していただく新しい試みの雑誌です。
本イベントでは「午前四時の哲学」と題し、「夜、その明るさ」をテーマにした第Ⅱ号で「哲学とあの世――ソクラテス、プラトン、死」という刺激的なテクストをご寄稿いただいた國分功一郎氏をお招きし、本誌の“庭師”をつとめる小林康夫氏と対談していただきます。考えるヒントを与えてくれる本イベントに、ぜひ足をお運び下さい。参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(http://www.honnonihohi.jp/)をご覧ください。

場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2019年3月23日(土)
開場:15:00~17:00 (14:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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公開シンポジウム『日本映画における〈音〉 ――小津安二郎と溝口健二を中心に』開催

2019年 2月 27日

日本映画における〈音〉
――小津安二郎と溝口健二を中心に

来る2019年3月5日(火)に、東北大学片平さくらホールにて、公開シンポジウム『日本映画における〈音〉――小津安二郎と溝口健二を中心に』が開催されます。

日時:2019年3月5日(火)14:00〜17:00
場所:東北大学大学 片平さくらホール2階 会議室
予約不要、入場無料です。詳細はこちらをご覧ください。

昨年に引き続き、「なぜ日本映画がこれほどまで国際的支持を集めているのか?」「今、日本映画に何が期待されているのか?」という2つの問いを考えることで、日本映画がもつ意義・価値を再検討するシンポジウムとなります。
二度目となる今回は、小津・溝口映画における〈音〉がいかなる役割を果たしているのかを議論するために、この分野を代表する気鋭の研究者2人の発表があります。小社でも『川島雄三は二度生まれる』においてご寄稿いただいた長門洋平さんが登壇される予定です。日本映画の魅力に触れる本シンポジウムに、ぜひご参加ください。

 

『ポイント・オメガ』刊行記念イベント「ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ  ~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~」

2019年 1月 18日

ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』刊行記念イベント

都甲幸治×日吉信貴×深沢レナ
ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ 
~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~


日程:2019年2月6日(水)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
時間:19:00~21:00(18:30開場)
参加費:[前売]1,500yen + 1 drink order
[当日]2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)

※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20190206_po/)をご覧ください。
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『ライオンを殺せ』記念トーク&映画上映

2018年 11月 19日

『ライオンを殺せ』記念トーク&映画上映

小社より今年10月に刊行しました《フィクションのエル・ドラード》シリーズの新刊、ホルヘ・イバルグエンゴイティア『ライオンを殺せ』(寺尾隆吉訳)を原作にした映画がセルバンテス文化センターで上映されます。上映前には訳者の寺尾隆吉氏およびグレゴリー・サンブラーノ氏によるトークセッションもございますので、この機会にぜひ足をお運びください。なお、当日は書籍販売もいたしますので、映画をご覧になられた方もぜひ書籍販売ブースにお立ち寄りください。

記念トーク&映画上映「ライオンを殺せ」(日本語字幕つき)
場所:セルバンテス文化センター東京
日時:11月27日(火)19:00~
入場無料。参加をご希望の方は、以下のURLより予約ください。
https://maten-al-leon.peatix.com/view

 

シンポジウム「川島雄三は二度生まれる」のお知らせ

2018年 11月 16日

シンポジウム
「川島雄三は二度生まれる―日本映画の異端児」のお知らせ

川島雄三生誕100周年&『川島雄三は二度生まれる』出版記念シンポジウム第二弾!

来る11月26日(月)、東京工業大学(大岡山キャンパス)にて、シンポジウム「川島雄三は二度生まれる―日本映画の異端児」が開催されます。
登壇者は、映画『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞し、ディーン・フジオカ主演の新作『海を駆ける』も注目を集めている映画監督の深田晃司氏と、新刊『川島雄三は二度生まれる』に、現代のメディア状況も視野に入れ川島映画再評価の気運を高める論考を寄せられている渡邉大輔氏。
また、同論集の共編者であり、卓絶した批評眼によって川島雄三の映像空間に新機軸を見出した北村匡平氏が司会を務めます。
大盛況のうちに幕を閉じた明治学院大学でのシンポジウム(11月10日)に引き続き、今回は映画実作者の視点も導入しながら、融通無碍のカワシマ流映画美学を徹底解剖します。

「川島雄三は二度生まれる―日本映画の異端児」
日時:2018年11月26日(月)18:00~20:00
場所:東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館2階 ディジタル多目的ホール
*入場無料、予約不要
*詳細はこちら

 

講演会「立原道造――故郷を建てる詩人」のお知らせ

2018年 10月 12日

『立原道造――故郷を建てる詩人』講演会のお知らせ

来る10月26日(金)、法政大学市ヶ谷キャンパスにて、『立原道造――故郷を建てる詩人』の著者、岡村民夫先生の講演会が開催されます。ご好評をいただいております本書の内容に沿いながら、「詩人にして建築家」という二重性の中に描き出される、立原道造の「夢みたもの」の実像に迫ります。

「立原道造―故郷を建てる詩人」
日時:2018年10月26日(金)18:30~20:30
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー25階B会議室
*入場無料、事前予約不要
*詳細はこちら

 

「佐岐えりぬさんを偲ぶ会」のご案内

2018年 9月 25日

故中村真一郎氏の夫人、佐岐えりぬさんが、半年あまり前に他界されました。このたび、友人・知己が集い、つねに明るかった佐岐さんを偲び、故人の思い出や作品について語り合いたいと考え、下記のような「偲ぶ会」を開催する運びとなりました。

日時:2018年9月29日(土)14:00〜16:30
場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
 tel.03-3261-9921
 JR・地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩2分
会費:8000円

どなたでもご参会いただけます。参会をご希望の方は、9/28(金)12:00までに、「偲ぶ会」事務局(水声社編集部内 tel.045-717-5356/fax.5357)、担当の村山までご連絡下さい。

 

『マラルメ・シンポジウム 2018』開催のお知らせ

2018年 9月 6日

マラルメ・シンポジウム 2018
120 ème anniversaire de la mort de Stéphane Mallarmé

来る2018年9月7・8・9日に、慶應義塾大学日吉キャンパスにて、公開シンポジウム『マラルメ・シンポジウム 2018』が開催されます。

日時:2018年9月7日(金)14:00〜17:00/9月8日(土)10:00〜17:00/9月9日(日)10:00〜16:30
場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス来往舎1階 シンポジウムスペース
予約不要、入場無料です。詳細はこちらのフライヤー(PDF)をご覧ください。

マラルメ没後120年を記念して催される今回のシンポジウムでは、3日間にわたって開催され、発表者も16人いるなど、これまでにない規模のシンポジウムとなっております。「マラルメの詩学」「フランス詩史への布置」「同時代芸術との関わり」「社会へのアンガジュマン」について、気鋭の研究者たちが発表します。盛り上がりを見せるマラルメ研究の最前線に触れる本シンポジウムにぜひ足をお運び下さい。

 

『デルフィーヌの友情』映画化記念イベントのお知らせ

2018年 6月 6日

風間賢二×滝本誠
「事実は小説より奇なり」?!――デルフィーヌ・ド・ヴィガン『デルフィーヌの友情』刊行記念&ロマン・ポランスキー監督『告白小説、その結末』公開記念イベント


小社より刊行中のデルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説『デルフィーヌの友情』が、巨匠ロマン・ポランスキー監督の手によって映画化されました。オリヴィエ・アサイヤス監督が共同脚本を務め、『潜水服は蝶の夢を見る』『エッセンシャル・キリング』のエマニュエル・セニエ、『007/カジノ・ロワイヤル』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』でおなじみのエヴァ・グリーンがふたりのヒロインを演じます。
映画は来る6月23日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町をはじめ、『告白小説、その結末』と題して日本全国で公開されます。これを記念して、スティーヴン・キングや『ウォーキング・デッド』シリーズの翻訳でおなじみの風間賢二さんと、昨年、伝説の評論集『映画の乳首、絵画の腓』を装いを新たに刊行された滝本誠さんをお迎えして、本作の魅力を存分に語り合っていただきます!

日時:2018年6月22日(金)18:30開場 19:00開演
場所:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店(東急百貨店本店7階)イベントスペース
入場料:1000円
定員:40名
受付:書店への予約が必要となります。詳細は以下のページをご覧ください。https://honto.jp/store/news/detail_041000026063.html?shgcd=HB300



当日の対談の様子が、以下のWEBマガジンで紹介されています。ぜひご覧ください。
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『午前四時のブルー』刊行記念イベントのお知らせ

2018年 5月 25日

小林康夫×國分功一郎
〜「謎、それは自分」をめぐって〜
『午前四時のブルー』刊行記念イベント

水声社が送り出す『午前四時のブルー』は、文学、芸術、哲学のフィールドで活躍する方々に、特集のテーマに沿って書かれたテクストを寄稿していただく新しい試みの雑誌です。
パスカル・キニャールの一文「謎、それは自分」をテーマにした第Ⅰ巻は、冒頭の写真家・高木由利子氏の“謎”の写真から、フランスの作家・パスカル・キニャールとの対話、朝吹亮二氏の詩篇などを収録し、本書に触れた読者はそれぞれのテクストをつなげる〈微弱な磁力〉を感じとれるかもしれません。
今回のイベントでは「謎、それは自分」という哲学的テーマについて、責任編集として本誌の“庭師”をつとめる小林康夫氏と、気鋭の哲学者として注目を集める國分功一郎氏をお招きして対談していただきます。考えるヒントを与えてくれる本イベントに、ぜひ足をお運び下さい。

参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(https://peatix.com/event/387731/)をご覧ください。

場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2018年6月8日(金)
開場:19:00~21:00 (18:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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