《セガレン著作集》【全巻完結】
2021年 6月 17日
セガレン著作集(全8巻)
編集委員=清水徹・木下誠・渡辺諒
判型:A5変型並製函入
平均頁数:530頁
平均定価:7000円+税
全巻セット定価:55000円+税
装幀:菊地信義
全巻完結!
内容見本呈。PDFでダウンロードできます。→〔表/裏〕(実際の内容と一部異なる箇所がございます。)
――〈多様なるもの〉を生きるために――
《セガレンのエグゾティスムは,作品に生の見せかけを与えるために外部から付け加えられる装飾であるどころか,ほかならぬ文学的な語り(パロール)の本質的なドラマを秘めている。あらゆる文学的な語りは,必然的にエグゾティックである。》――ジョルジョ・アガンベン
《セガレンの〈多様なるもの〉の〈美学〉としての〈エグゾティスム〉は,狭い異国的―歴史的局面という根株を取り払った理論であり,詩を完全なものにする味わい深い偶然の出来事を何一つ変質させずに可能にするものである。》――エドゥアール・グリッサン
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