12月2009のアーカイヴ

今年もお世話になりました。

2009年 12月 25日

弊社の営業は、基本的に本日をもって仕事納めとなります。
(各自納まらない仕事を抱えていたりしますが……)
出版界もさまざまに揺れたこの1年、本当にありがとうございました。

2010年は弊社も創業30年目ということで、
この12月からスタートした《シュルレアリスムの25時》をはじめ、
新たな大型企画も続々と準備を進めております。
また、啓文堂書店吉祥寺店(~1/31)の在庫僅少本フェアや、
あす(12/26)から始まる紀伊國屋書店新宿本店での
全点フェア(~1/17)をはじめ、ますます積極的に
出版活動に力を尽くして参りたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。

新年は4日から営業開始です。では、よいお年を!

以下の画像は、図書新聞(2010/1/1付)に掲載された
全5段広告。2009年に刊行した全タイトルが一覧できます。
クリックで拡大しますので、ぜひご購入の参考にしてください!


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冬の怪談

2009年 12月 23日

yoo12いったい誰が、《怪談》は夏のものと決めたのでしょうか。
単に涼をとるだけのものであれば、
《怪談》という話芸やエクリチュールは
この世に存在しなくてもいいのです。
いやむしろ季節なんぞにとらわれず、
いまこの混迷の社会情勢のなかでこそ、
読まれるべきなのだ、《怪談》は。
《怪談》とは、近代社会に虐げられて来た人間の
ルサンチマンを次代へと語り継ぐ、古くて新しい媒体なのだ!

——という著者のメッセージがひしひしと伝わる
谷口基 著『怪談異譚』。現在発売中の「日本初の怪談専門誌」、
『幽』第12号(メディアファクトリー)では、
その谷口さんが東雅夫さん、一柳廣孝さん、近藤瑞木さんとの
座談会に登場。「怪談アカデミズム」をめぐって語り合っています。
ぜひとも『怪談異譚』ともどもご一読を!(編集部 naovalis)


kaidan_cover-2谷口 基

怪談異譚——怨念の近代

四六判上製260頁/定価2800円+税
ISBN978-4-89176-740-2 C0095 好評発売中!

 

編集部通信(『煙滅』)

2009年 12月 22日

ジョルジュ・ペレック『煙滅』の見本ができあがってきました!

image005この本は、La Dispariton という、
Eをまったく使わずに書かれた小説の翻訳なのですが、
カバーは宗利淳一さん・田中奈緒子のデザインで、
」と「」の形に
穴が空いているという非常に凝った作りになっています。
(ちなみに、帯文は菊地成孔さん。孔が成る!?)

当初の予定より少し遅れましたが、年1月5日頃から
全国の書店に並びますので、ぜひ手にとってご覧ください!(編集部K)

 

水声社フェア@紀伊國屋書店 新宿本店

2009年 12月 19日

0zenten_poster来たる12月26日(土)から、来年1月17日(日)まで、
紀伊國屋書店 新宿本店(→)で

水声社 全点フェア

水声社 在庫僅少本フェア

が同時開催される運びとなりました。
紀伊國屋書店ご担当者さまの尽力もあって、
弊社のような小出版社としては異例の試みが実現しました!


0kinsyou_poster今回の〈全点フェア〉では 483点、
〈在庫僅少本フェア〉では 85点をまとめてご覧いただけます。
都内近郊にお住まいのみなさま、この年末年始は
弊社刊行物へのご声援をお願いいたします!

なお、今回のフェア特典として、
〈全点フェア〉では一部の著訳者のサイン本を、
〈在庫僅少本フェア〉では、在庫倉庫の掘り出し物を、
いずれもわずかな数ですが、ご用意しております。
数に限りがございますので、早めにお運びください!




00shikigoちなみに、昨年末に刊行した
ドイツの思想家・E・ブロッホの主著
『この時代の遺産』に寄せていただいた、
訳者・池田浩士さんによる
ご署名は画像のごとし。
この署名本は2冊限定です。
(画像はすべてクリックで拡大します)

 

カフカの夢分析@中沢新一書店(ジュンク堂池袋本店)

2009年 12月 17日

去る12月5日から来年6月6日まで、ジュンク堂書店池袋本店で
開催されている中沢新一店長の「中沢新一書店」(→)に、
弊社刊『カフカの夢分析』がチョイスされています(→)。

本書は、ドゥルーズ=ガタリによる文字通り画期的なマイナー文学論、
『カフカ』を、ガタリの側から裏書きするようなモティーフで、
比較的短い論文やエッセイ、ガタリが企画していたという
映画の撮影台本などで構成されています。
フェッリクス・ガタリという思想家をラディカルに
構成していたのが、じつはカフカという作家にほかならない、
ということがよくわかる、コンパクトな1冊です。
訳者の杉村昌昭さんの周到な解説もあわせて、ぜひご一読ください。

*弊社では来春、本書の編注者ステファヌ・ナドー氏の
アンチ・オイディプス論も刊行予定です。こちらも乞うご期待!

また、この「中沢新一書店」では、シクロフスキイ『レーニンの言語』や
『ミハイル・バフチン全著作』、シュタイナー関連書など、
弊社刊行物が25点リストアップされています。
近郊にお住まいの方は、ぜひ書店へお運びください。(編集部 naovalis)


dreamフェリックス・ガタリ/ステファヌ・ナドー編
杉村昌昭訳

カフカの夢分析

四六判上製162頁/定価1,800円+税
ISBN 978-4-89176-694-8 C 0010  好評発売中!






夢、精神分析、そして映画——。

それは予知夢か、あるいは悪夢だったのか?
現代思想最大の異端児、ガタリが遺したカフカ論、
およびカフカ映画のシナリオ断片をコンパクトに集成。
64の夢に導かれた新たなカフカが、いま、ここから〈起働〉する。

 

編集部通信(So)

2009年 12月 16日

水声社では今年6月に、パリでのどん底生活とユニークな交遊を綴った
自伝的小説『パラダイスの乞食たち』(→)を刊行しましたが、
詩人、水彩画家、編集者でもあった著者のアーヴィング・ステットナーは
晩年、日本で生活し、様々な人たちとの文化的交流がありました。

ステットナーが編集・出版するリトルマガジン『ストローカー』には、
生前のヘンリー・ミラーも寄稿し、日本人も参加しています。
ステットナーの友人で映画監督の松下俊文氏もこの前衛的な雑誌に
寄稿していたそうですが、このたび、南米ボリビアで撮影した新作映画、
『パチャママの贈りもの』(→ 日本・アメリカ・ボリビア合作)が
ロードーショー公開されるはこびになりました。

まずは、12月19日(土)より東京渋谷のユーロスペース(→)で上映されますが、
面白そうなので私も足を運んでみようかと思っています。

 

トークイヴェント:誰も知らないシュルレアリスム

2009年 12月 15日

《シュルレアリスムの25時》刊行記念
トークイベントのお知らせ


誰も知らないシュルレアリスム


野崎 歓(フランス文学者)×鈴木雅雄(シュルレアリスム研究者)


20世紀の思想や芸術に大きな痕跡を残し、いまもなお
現代文化を挑発し続けている、シュルレアリスムとその運動。
ブルトンやダリ、マグリットの作品は、日本でもよく知られています。
しかし、彼らの表現だけがシュルレアリスムではありません!
これまで注目されることのなかったユニークな画家や詩人・
写真家たちを紹介しながら、「いま」「わたしたちにとって」の
シュルレアリスムとは何かをめぐって、第一線で活躍する
おふたりの論者に縦横無尽に語っていただきます。

2010年2月13日(土) 18:30開場/19:00開演
ジュンク堂池袋店4Fカフェ 定員40名
入場料 1000円(1ドリンク付)
くわしくはこちらをクリック→(


講師プロフィール:

●野崎 歓
1959年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授、フランス文学者。
主な著書に『赤ちゃん教育』(青土社、講談社エッセイ賞)、
『われわれはみな外国人である』(五柳書院)など、
訳書にトゥーサン『浴室』、ソレルス『秘密』などがある。

●鈴木雅雄
1962年生まれ。早稲田大学文学学術院教授、シュルレアリスム研究者。
主な著書に『シュルレアリスム、あるいは痙攣する複数性』(平凡社)など、
訳書にダリ『ミレー《晩鐘》の悲劇的神話』などがある。


鈴木雅雄

ゲラシム・ルカ ノン=オイディプスの戦略

四六判上製256頁/定価2500円+税
978-4-89176-761-7  C0398
装幀=宗利淳一+田中奈緒子



齊藤哲也

ヴィクトル・ブローネル 燐光するイメージ

四六判上製総384頁(別丁図版128頁)/定価3500円+税
978-4-89176-762-4  C0371
装幀=宗利淳一+田中奈緒子

 

12月の新刊『煙滅』

2009年 12月 15日

e78599e6bb85e382abe38390e383bc-e585a5e7a8bf3ョルュ・ぺレック/秀一郎訳

煙  滅

六判上製376頁/価3200円+
ISBN978-4-89176-750-1   C0097    12月末1月5日頃
装幀=宗利淳一+田中奈緒子





この世から《
段がえた!?


た男とた《文》をめぐる、
代未聞のステ
原文は「」抜され、翻訳不可能とわれた
ぺレックの代表作、ついに》抜きで刊行!


菊地
孔氏






ジョルジュ・ぺレック『煙滅』刊行記念
トークイベントのお知らせ

《ウリポ》ってなに?——現代フランス文学の楽しみ


◎豊崎由美(ライター)×塩塚秀一郎(フランス文学者、『煙滅』の訳者)


20世紀フランスで産声を上げた、奇妙キテレツな文学集団がいた……。
そのグループの名は《ウリポ》。メンバーはジョルジュ・ペレックや
レーモン・クノー、イタロ・カルヴィーノなどなど。
1つのエピソードを99通りの文体で書いたり、
「E」をまったく使わずに小説を書いたり。これらの言語遊戯によって、
彼らは文学のどんな可能性を引き出したのか?

数々の海外文学を読破し、かつてない切り口によって
書評の異種格闘技戦を繰りひろげている豊崎由美氏と、
翻訳不可能といわれたジョルジュ・ぺレックの『煙滅』を
《い》段抜きで訳すという翻訳のアクロバットを見せた塩塚秀一郎氏。
お二人に、《ウリポ》とはなにか、またペレック作品をはじめとする、
さまざまな文学表現の魅力について、たっぷりと語っていただきます。

2010年1月16日(土)  18:30開場/19:00開演
ジュンク堂池袋店4Fカフェ 定員40名
入場料 1000円(1ドリンク付)
くわしくはこちらをクリック→(


講師プロフィール:

●豊崎由美(とよざき・ゆみ)
1961年生まれ。ライター、書評家。主な著書に『そんなに読んで、どうするの?』、
『どれだけ読めば、気がすむの?』、『文学賞メッタ斬り!』(共著)など。

●塩塚秀一郎(しおつか・しゅういちろう)
1970年生まれ。パリ第三大学文学博士。現在早稲田大学理工学術院准教授。
主な訳書に、ジョルジュ・ペレック『さまざまな空間』、『美術愛好家の陳列室』、
レーモン・クノー『あなたまかせのお話』など。

 

ふたたびアナイス・ニン関連の情報(編集部So)

2009年 12月 15日

最近まで知らないでいたのですが、
『映画芸術』ブログにとても興味深いインタビュー記事が出ていました。
映像作家の出光真子さんが1960年代にアメリカ西海岸で出会った
アナイス・ニンやヘンリー・ミラーのことを語り、最近読んだ
『人工の冬』(パリ版)についても言及していらっしゃいます。
ご存じのかたも多いと思いますが、長年、主婦やジェンダーの視点で
ビデオアート作品を撮り続け、国際的な評価を得てきた女性の
貴重な証言です。ぜひ、ご一読ください。こちらをクリック→(

そしていよいよ今週、12月18日発売の『フィガロジャポン』に、
「いま再びまぶしい、アナイス・ニンの人生」(4P)が掲載されます。
メインの特集は、「ノルマンディとブルゴーニュの旅時間 フランスの田舎町。」
ということですが、ニン小特集も読み応え見応え充分ですので、
ぜひご覧になってみてください。次号予告はこちら→(

それから、つい紹介し忘れていましたが、
去る10月18日(日曜)付『日本経済新聞』の読書欄に、
「ニン自身の人生を投影した退廃的で美しい世界が広がる」との
簡潔で的確な『人工の冬』評が掲載されていました。
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『水声通信』第31号(アナイス・ニン特集→)裏表紙より
(C)The Anais Nin Trust  禁無断転載

 

12月の新刊『メフィス』

2009年 12月 14日

mephis_coverフロラ・トリスタン/加藤節子訳

メフィス

四六判上製392頁/定価3800円+税
ISBN978-4-89176-758-7  C0097 12月末1月5日頃


《僕の唯一の復讐は……
プロレタリアを、女性を解放することだ……》



ユートピア思想の洗礼を受けたフェミニストにして、
ジョルジュ・サンドのライバル。ブルトンによって、
「フンラス・ロマン主義の心臓部」とまで称された女性作家の
幻の《プロレタリア小説》が世紀をこえて甦る。本邦初訳!

「ジャン・バルジャン」と「共産党宣言」に先駆する《新しい人間》メフィスと、
その恋人マレキータ。19世紀パリの華麗な貴族社会を舞台に、
漁夫の息子と歌手の娘による波乱に充ちた《恋と革命》のゆくえ。

 

12月13日付 日本経済新聞朝刊

2009年 12月 14日

nikkei2011年まで足かけ3年にわたって刊行予定の、
小社30周年記念出版《シュルレリスムの25時》全10巻。

初回配本の2冊が刊行され、各方面で話題となっていますが、
先週の東京新聞につづいて、日本経済新聞の
「フロントライン」でも紹介されました(左の画像)。
文化部ご担当者様、ありがとうございます!

lucacover第1回配本のゲラシム・ルカは、
ジル・ドゥルーズが「もっとも偉大な詩人のひとり」と呼び、
ドゥルーズ=ガタリの『アンチ=オイディプス』の
発想の原点ともなった詩人です。
堀江敏幸氏の『おぱらばん』で
その名を知ったかたも少なくないかもしれません。
本書の付録には、「吃音の詩人」と呼ばれた
彼の貴重な本邦初訳の詩篇も掲載されています。
「吃音の詩」とはどのようなものか、ぜひ本書で確認してみてください!

braunercoverいっぽう、ヴィクトル・ブローネルは、
古くから澁澤龍彦ら具眼の士の注目を浴びていながら、
日本では顧みられることの少なかった画家。
(6月には、TV東京『開運! なんでも鑑定団』で
紹介されたのでご存知のかたも多いのでは?)
彼は、ある事件によって片目を失ったことで
しばしば「予言的な画家」と称されてきましたが、
果たして本当にそうなのか?
気鋭の著者が、ブローネルの実像に肉薄します。
こちらは付録として130点以上の図版を別丁で掲載し、
ブローネルの画業を手軽に通覧できるスタンダード・ワークともなっています。

いま、来年1月末日の発売に向けて、
第2回配本『クロード・カーアン』の編集作業も
佳境入ってきました。世界的にも類を見ないこの企画、
どうかますますのご支援をお願いいたします!


鈴木雅雄

ゲラシム・ルカ ノン=オイディプスの戦略

四六判上製256頁/定価2500円+税
978-4-89176-761-7  C0398
装幀=宗利淳一+田中奈緒子



齊藤哲也

ヴィクトル・ブローネル 燐光するイメージ

四六判上製総384頁(別丁図版128頁)/定価3500円+税
978-4-89176-762-4  C0371
装幀=宗利淳一+田中奈緒子

 

パロディマンガ/マンガのパロディ小説

2009年 12月 10日

manga10dreams10月に刊行された
長谷邦夫著『マンガ家夢十夜』 をめぐって、
徳島県の北島町立図書館・創世ホールが発信している
『文化ジャーナル』12月号
に、
著者インタビューが掲載されました。
聞き手は図書館長でもある小西昌幸さん。
文字通り「夢」にあふれたこの作品集について、
おふたりがさまざな逸話や裏話を語りあっています。
→リンクはこちら(

また、マンガへの偏愛ぶりを周到な語り口で読ませる、
マンガマニアは必見——というかすでにご存じ——の
《漫棚通信 ブログ版》でも、「虚々実々」と題して、
本書のレヴュウが掲載されました。
→リンクはこちら(

小西さん、漫棚通信さん、
前著『マンガ編集者狂笑録』につづいてありがとうございます!
かくして電子メディアも席巻する
長谷邦夫の
奇想天外なマンガ・パロディ小説、
『マンガ家夢十夜』は全国の書店で絶賛発売中です。


長谷邦夫

マンガ家夢十夜

四六判272頁/定価2500円+税
978-4-89176-744-0 C0093





さて、パロディマンガというジャンルを切り開いた
長谷邦夫さんのパロディ作品の(ほぼ)すべてを1冊に集成した、
全916ページにおよぶ金字塔、
『パロディ漫画大全』もロング・ヒット中です。
本書には、おもとめやすい普及版のほかに、
長谷さんによる美麗な肉筆彩色1コマ漫画が一葉挿入された、
限定65部の超豪華特装版もあります
(1コマ漫画の絵柄はすべて異なります)。

parody左の画像のとおり、
総天然色もじつに美しく、著者の落款、限定番号、
クロス装にしてクロス函入り。

定価は30,000円と高価かもしれませんが、
マニアの心をくすぐる1点モノの
お宝となることまちがいなし。
在庫僅少ですので、ぜひともいまのうちにお求めください!




長谷邦夫

パロディ漫画大全

A5判上製916頁/定価4000円+税
978-4-89176-467-8  C0079


長谷邦夫

パロディ漫画大全(特装版)

限定65部 A5判クロス装クロス函入916頁/定価30000円+税
著者肉筆彩色1コマ漫画入
978-4-89176-474-0  C0079
造本:戸田ツトム

 

在庫僅少本フェア開催中!(啓文堂書店 吉祥寺店)

2009年 12月 9日

ts3a0381先日もお伝えした通り、
東京都武蔵野市の 啓文堂書店 吉祥寺店 で、
《水声社 在庫僅少本フェア》を開催中です!

近く創立30周年を迎える弊社刊行物のうち、
在庫が少ない87点を一挙に展示販売中。
いまでは入手困難な逸品も順次補充予定です。
近郊にお住まいの方は、ぜひ足をお運びください。
期間は来年1月31日(土)まで。お早めに!


啓文堂書店 吉祥寺店
武蔵野市吉祥寺南町2-1-25(ユザワヤ吉祥寺店B1F)
電話——0422-79-5070
営業時間——10:00〜22:30

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書店のかたが、すてきなパネルを
つくってくださいました!

 

12月6日付 東京新聞朝刊

2009年 12月 8日

image去る12月6日(日)付の東京新聞書評面で、小社
30周年記念出版《シュルレアリスムの25時》全10巻と、
10月刊のデ・フォレ『おしゃべり/子供部屋』が紹介されました。
2ページの紙面にもかかわらず、小社刊行物を複数とりあげていただき、
東京新聞ご担当者さま、ありがとうございます!

いずれの本も各書店・ネット書店で好評発売中です。

 

12月の新刊『ロラン・バルト 最後の風景』

2009年 12月 8日

barthes_coverジャン=ピエール・リシャール/芳川泰久・堀千晶訳

ロラン・バルト 最後の風景

四六判上製208頁  定価2000円+税
ISBN978-4-89176-756-3  C0098  12月20日頃発売!





バルト、この多幸的存在


波状模様(モアレ)、きらめくもの、ニュアンスといった、
バルトが愛したモチーフのあいだを軽やかに飛翔し、
「変容の思想家」の実像に迫る。
「テーマ批評」の第一人者による、ロラン・バルト入門書。

 

在庫僅少本フェア開催!(啓文堂書店 吉祥寺店)

2009年 12月 7日

あす、12月8日(火)から来年1月31日(土)まで、
東京都武蔵野市の 啓文堂書店 吉祥寺店 にて、
《水声社 在庫僅少本フェア》が開催されます!
弊社刊行物のうち、在庫が少ない87点を一挙に集めて、
展示販売いたします。なかには入手困難な逸品も!?
近郊にお住まいの方は、ぜひ足をお運びください!


啓文堂書店 吉祥寺店
武蔵野市吉祥寺南町2-1-25(ユサワヤ吉祥寺店B1F)
電話——0422-79-5070
営業時間——10:00〜22:30

 

サンヤツ

2009年 12月 7日

2009年12月04日付 読売新聞、朝刊1面
(画像をクリックすると拡大します)
sanyatsu

 

水声通信*第32号

2009年 12月 2日

no32『水声通信』第32号

A5判並製160頁/定価=2000円+税/装幀=宗利淳一+田中奈緒子
ISBN978-4-89176-752-5 C0090  12月10日頃発売!

特集=ジャン=ピエール・リシャール
リシャール「ロラン・バルト 最後の風景」
(芳川泰久+堀千晶訳)*全訳は小社より近刊予定
リシャール「幸福な身体 流れるもの」(山崎敦訳)ほか



*下の目次はクリックで拡大します。

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12月の新刊『となり町の寒山』

2009年 12月 2日

kanzan_cover菅沼荘二郎

となり町の寒山

A5判並製150頁 定価=2000円+税
ISBN 978-4-89176-746-4  C0098  12月3日頃発売!

ニューヨークから、となり町へ
原始美術から、現代アートへ


アトリエを主宰する著者が、
現代美術を禅の目で見て、禅の心で描き出す——。
寒山拾得のように何にもとらわれず、この行き場のない社会を考察し、
デュシャン、鉄斉、ヘンリー・ミラー、ニューヨーク滞在中に出会った
A・ステットナー(弊社刊『パラダイスの乞食たち』著者)ら、
さまざまなアーティストに思いをいたすエッセイ集。

*おおらかな境地の絵画作品8葉収録。