2011年 6月 6日
今月の新刊は話題作が目白押しなので、ひと足はやくお伝えさせていただきます。
口火を切るのは、美術史を画期した運動をめぐるこの2冊。
鈴木雅雄×林道郎『シュルレアリスム美術を語るために』……6月13日頃配本
鯖江秀樹『イタリア・ファシズムの芸術政治』……6月13日頃配本
ここから先は、6月下旬から7月上旬にかけて、順次刊行して参ります。
まず、読みやすいムック形式で創刊! 第1回は、比類なき哲学者を総特集。
『別冊水声通信 特集:坂部恵』……6月下旬予定
つづいて、『水声通信』に好評連載の奇想小説が1冊に。
中村邦生『転落譚』……6月下旬予定
さらに、みなさまお待ちかね、ペレック! ルーボー! ウリポからの刺客。
ジョルジュ・ペレック『家出の道筋』(酒詰治男訳)
『ジャック・ルーボーの極私的東京案内』(仮題、田中淳一訳)
そして、人間と環境を再考する
《エコクリティシズム・コレクション》スタート。
波戸岡景太『ピンチョンの動物園』
喜納育江『〈故郷〉のトポロジー:場所と居場所の環境文学論』
なんとまだあります! 長らくお待たせしましたが、ついについに続刊!
『サド全集 第6巻:恋の罪、壮烈悲惨物語』(私市保彦、橋本到訳)
このあともまだまだ続くのですが、ひとまずここまで……。
刊行が近づいてきたら、あらためて詳細をアップいたします。
いずれも編集作業は佳境に入ってきました。
ぜひぜひひとりでも多くのみなさんの手にとっていただきたく、
刊行まであとすこし、心待ちにしていてください。