2012年 1月 13日
《シュルレアリスムの25時》待望の続刊!
鈴木雅雄
マクシム・アレクサンドル 夢の可能性、回心の不可能性
四六判上製288頁/定価2800円+税
ISBN978-4-89176-769-3 C0398
1月20日頃発売
言語、宗教、シュルレアリスムによって
引き裂かれ続けた、永遠の漂流詩人!
人は、彼を、絶望を忘れることはない——ルイ・アラゴン
ユダヤ教/キリスト教、独語/仏語、夢/現実、
そしてシュルレアリスム……。あらゆるものに引き裂かれ、
その内部にも、外部にも生きることができないまま
詩を書き続けたマクシム・アレクサンドル。
シュルレアリスムが個人に何をもたらしたのか、もたらしうるのか、
ひとりの凡庸な詩人の足跡をたどりながら再考する試み。
理論的テクスト『個人的神話学』を収録!
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さて、残すところ3週間たらずとなりました、
書店イベント
「レーモン・クノーってだれ?」。
当日は、〈レーモン・クノー・コレクション〉第4回配本、
『ルイユから遠くはなれて』(三ツ堀広一郎訳、本邦初訳)の
先行発売が決定しました!
クノーマニアも、クノーをはじめて読む方も、ふるって足をお運びください。
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レーモン・クノーってだれ?
豊崎由美(ライター)×塩塚秀一郎(フランス文学者)
作家? 編集者? ウリピアン? アマチュア数学者? 元シュルレアリスト? ガリマール社で百科全集の編集を担当し、マルセル・デュシャンやウンベルト・エーコも参加する秘教的な芸術研究集団《コレージュ・ド・パタフィジック》の中心的メンバーであり、奇妙キテレツな文学集団《ウリポ(潜在文学工房)》の発起人でもあり、またその作品もSFから偽名小説、自伝的小説など多岐にわたり、様々な顔を持つレーモン・クノー。一つの出来事を99通りのいい方で語った『文体練習』で知られる作家ですが、日本ではこれまで断片的にしか紹介されてこなかったこのクノーなる人物とはいったいどんな人なのか? そしてどんな(奇妙な?)作品を書いたのか?
さまざまなジャンルの小説を読破し、フリーライター、ウクレレ奏者、書評家とあらゆる顔を持つ豊崎由美氏と、普段は穏やかな大学の先生でありながら、不可能な翻訳に挑戦しつづける塩塚秀一郎氏。お二人に、クノーの、またその作品の魅力について、たっぷりと語っていただきます。
2012年1月28日(土)19時〜_
会場:西武池袋本店別館9階池袋コミュニティ・カレッジ28番教室_
定員:50名
参加チケット:1000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
くわしくはこちらをクリック→http://www.libro.jp/news/archive/002281.php
◆講師プロフィール:
豊崎由美(とよざき・ゆみ)
1961年生まれ。ライター、書評家。主な著書に『そんなに読んで、どうするの?』(アスペクト)、『どれだけ読めば、気がすむの?』(アスペクト)、『文学賞メッタ斬り!』(共著、パルコ出版)など。
塩塚秀一郎(しおつか・しゅういちろう)
1970年生まれ。パリ第三大学文学博士。現在早稲田大学理工学術院准教授。主な訳書に、ジョルジュ・ペレック『さまざまな空間』、『美術愛好家の陳列室』、『煙滅』、レーモン・クノー『あなたまかせのお話』など。