12月2013のアーカイヴ

12月の新刊:『キアロスクーロ』

2013年 12月 17日

1106363872キアロスクーロ

 
 織江耕太郎

四六判上製/339頁/定価=2800円+税
978-4-89176-999-4 C0098  12月17日頃発売

 

鈴木邦男氏(一水会最高顧問)絶賛!
「3・11に至る日本の戦後を支配してきた原発利権が、ついにフィクションとして描かれた。この意味は大きい。」

 

「標的は……根っこだな。日本という国。」
原発利権との闘いを描く、骨太の書き下ろし900枚!

原発によって最愛のものを奪われた5人の男たち——。都心のナイトクラブ《キアロスクーロ》に巣食い、原発利権をむさぼる政治家、官僚、財界、マスコミ、そして電力資本の暗部を告発し、復讐を誓った彼らの命運は……?

 


 

[関連書]

日本原発小説集  
井上光晴/野坂昭如/豊田有恒/清水義範/平石貴樹  1800円+税

 

12月の新刊:『サーカスと革命』

2013年 12月 17日

サーカスと革命-カバーサーカスと革命——道化師ラザレンコの生涯

大島幹雄

装幀=西山孝司
四六判上製/272頁/定価=2800円+税
ISBN978-4-89176-976-5 C0074  12月中旬発売

 

革命に生き、革命に死んだ道化師の肖像

 20世紀初頭のロシア。
サーカスの力によって世界感覚の変革を試みた男たちがいた――。


ロシア革命の旗手として民衆の絶大な支持を集めた「赤い道化師」、ヴィターリイ・ラザレンコ。その波乱に満ちた生涯を追うとともに、彼の盟友として同時代のアヴァンギャルド芸術を力強く牽引したマヤコフスキイ、メイエルホリド、エイゼンシュテインらの足跡もたどる、臨場感あふれるドキュメント。また、革命期のロシアを再現する貴重な図版を約120点収録し、ロシア・アヴァンギャルドとは何だったのかを再検証する。

 

 

12月の新刊:第2期《ヘンリー・ミラー・コレクション》スタート!

2013年 12月 17日

《ヘンリー・ミラー・コレクション》第2期刊行開始!

大胆な性描写や、現代文明への批判にあふれた作風で 「性文学の巨匠」などと呼ばれるヘンリー・ミラー。小社で刊行されました《ヘンリー・ミラー・コレクション》の第2期が始まります! 第1期では収録されなかった中・短篇小説やエッセーなどを中心に、精選した不動の作品をお届けします。

 

『母』書影ヘンリー・ミラー・コレクション11

 母

小林美智代訳
装幀=宗利淳一
四六判上製312頁/定価3000円+税
ISBN978-4-8010-0000-1 C0398 12月16日頃発売 

 

 

第1回配本は中・短篇集『母』!

アメリカでの作家修業時代に書かれた「エヴァグレースへ」、旺盛な創作力にあふれた中期の作品「ニューヨーク往復」、ミラーを惹きつけた占星術師、コンラッド・モリカンを描いた後期作品「楽園の悪魔」、そして最晩年の「母」、「中国」。初期から最晩年までの作品5点を収録した、年齢を重ねるにつれて一個人として次第に円熟していくヘンリー・ミラーの実像を彷彿とさせる中・短篇集です。「楽園の悪魔」、「母」、「中国」は新訳、そして「エヴァグレースへ」と「ニューヨーク往復」は本邦初訳になります!

 



 

【同時配本】

さらにヘンリー・ミラー関連書として、
ホキ徳田著『ヘンリー・ミラーの八人目の妻』を同時配本!

 

8l–ڂ̍ȁƒJƒo[.inddヘンリー・ミラーの八人目の妻
ホキ徳田

装幀=宗利淳一
四六判上製416頁/定価3200円+税
ISBN978-4-8010-0006-3 C0095 12月16日頃発売

 

文豪ヘンリー・ミラーの最後の妻が、1960、70年代のロサンゼルスを駆け巡る! 
自由人ミラーの私生活とハリウッドの古き良き時代、そしてナイトクラブ開店騒動を描くドタバタエッセー集。

 

*ヘンリー・ミラー・コレクション第2期の内容見本は全国の書店で配布中です。

直接お申し込みいただくには、小社営業部へお願いいたします。郵便切手80円分を同封のうえ、

〒112-0002 文京区小石川2-10-1-202  水声社営業部・ヘンリー・ミラー内容見本係 まで

 

 

 

 

12月の新刊:『フランソワ・トリュフォーの映画』

2013年 12月 17日

トリュフォー書影フランソワ・トリュフォーの映画
アネット・インスドーフ
和泉涼一/二瓶恵訳

四六判上製/504頁/定価=4,800円+税
978-4-89176-975-8 C0074 好評発売中


 

緻密で刺激的、初の本格的作品論!

トリュフォー映画の基調をなすテーマとスタイルはなにか? ——みずみずしい初期の作品から自伝的なドワネル・シリーズ、そして晩年の傑作『終電車』まで、師と仰ぐヒッチコック/ルノワールとの比較を通してトリュフォー映画の魅力をあますところなく論じ尽くす。

 

関連書———価格税抜き

『トリュフォーの映画術』アンヌ・ジラン編/和泉涼一+二瓶恵訳 5,000円

『ロベール・ブレッソン研究 シネマの否定』淺沼圭司 4,000円

『ジーン・セバーグ』ギャリー・マッギー/石崎一樹訳 3,500円

『FBI vs. ジーン・セバーグ』J・R・ラーソン+G・マッギー/石崎一樹訳 2,500円

『ヌーヴェル・ヴァーグの全体像』ミシェル・マリ/矢橋透訳 2,800円(近刊)