9月2017のアーカイヴ

10月の新刊:生きている前衛――山口勝弘評論集

2017年 9月 28日

生きている前衛生きている前衛
山口勝弘評論集
井口壽乃(編)

判型:A5判上製
頁数:570頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0284-5 C0070
装幀:宗利淳一
10月6日発売!


戦後日本、激動の芸術空間を目撃せよ!
前衛美術、建築、デザイン、ファッション、テクノロジー、都市環境……芸術家の創造力は社会を変革することができるのか!?
現代アートの泰斗が創作の傍ら歩んだ、1952年から2001年まで、半世紀にわたる思考の軌跡。堂々の132編を収録!
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日本ロシア文学会プレシンポジウム『二葉亭四迷再考 —— 人物、文体、可能性』開催のお知らせ

2017年 9月 28日

来る2017年10月13日(金)に、上智大学にて日本ロシア文学会プレシンポジウム『二葉亭四迷再考 —— 人物、文体、可能性』が開催されます。

日時:2017年10月13日(金)17:30〜18:00
場所:上智大学中央図書館・総合研究棟(L号館)9階 L-921
予約不要、入場無料です。詳細はフライヤー(PDF。 )をご覧ください。

関連書籍の展示販売もあり、弊社からは、籾内裕子『日本近代文学と『猟人日記』』を出展いたします。
ぜひお立ち寄りください。



 

10月の新刊:モーパッサンの修業時代――作家が誕生するとき

2017年 9月 27日

モーパッサンモーパッサンの修業時代
作家が誕生するとき
足立和彦(著)

判型:A5判上製
頁数:361頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0283-8 C0098
装幀:齋藤久美子
10月2日発売!


作家はいつ〈誕生〉するのか?
「脂肪の塊」の華々しい成功によって脚光を浴びたモーパッサン。しかし、そこに至るまでの道のりは決して平坦なものではなかった……。
詩、戯曲、そして散文へ。小説家としての成功の影に隠され、従来顧みられることのなかった数多くの作品を仔細に読み込みながら、作家誕生の瞬間に迫る。
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9月の新刊:感応の呪文――〈人間以上の世界〉における知覚と言語

2017年 9月 19日

感応の呪文感応の呪文
〈人間以上の世界〉における知覚と言語
デイヴィッド・エイブラム(著)
結城正美(訳)

判型:四六判上製
頁数:416頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0282-1 C0098
装幀:齋藤久美子
9月4日発売!

人間を中心に置いた世界図ではなく、人間も織り込んだ正しい世界図の回復のためにこの本は役に立つ。

池澤夏樹


言語のない非人間の世界、自然に知性を見る時、世界は大いなる多義性に満たされている。エコロジスト、思想家である著者が身体的に野生とかかわることで「生きている大地との関わり合いから流れる情熱、困惑、喜び」について語りつつ「高水準の理論的・学術的精度を維持」した議論を展開する試み。
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