7月2018のアーカイヴ

6月の新刊:イーディス・ウォートンを読む

2018年 7月 5日

イーディス・ウォートンを読むイーディス・ウォートンを読む
大社淑子(著)

判型:四六判上製
頁数:276頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0346-0 C0098
装幀:齋藤久美子
6月下旬発売!


美への憧れ・生への衝動
1921年に女性初のピュリツァー賞を受賞し、コスモポリタンとして生きたイーディス・ウォートン。いつの時代も変わらない社会と個人の葛藤、男女間の機微を多彩かつ冷徹に描いた代表作『エイジ・オブ・イノセンス』、『ハドソン・リヴァー・ブラケテッド』などを読み解きその魅力にせまる作家論/作品論。
Read the rest of this entry »

 

6月の新刊:ポスト〈3・11〉小説論――遅い暴力に抗する人新世の思想

2018年 7月 2日

ポスト311ポスト〈3・11〉小説論
遅い暴力に抗する人新世の思想
《エコクリティシズム・コレクション》
芳賀浩一(著)

判型:四六判上製 
頁数:398頁 
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0329-3 C0095
装幀:滝澤和子
6月25日発売!


めぐりくる〈3・11〉その先へ
東日本大震災に触発され書かれた小説(「神様2011」、「還れぬ家」、「献灯使」、「東京自叙伝」、「さよならクリストファー・ロビン」等々)を天災と人災が不可分になった人新世の時代の文学として、ジェーン・ベネット、ティモシー・モートンらに言及しつつ環境批評の視点から読み解く。
Read the rest of this entry »