8月2019のアーカイヴ

『ドナルド・ジャッド』刊行記念トークセッション開催のお知らせ

2019年 8月 23日

『ドナルド・ジャッド』刊行記念トークセッション
荒川徹×沢山遼「ミニマルな異物たち」

日時:2019年9月15日(日)17:00〜19:00(開場:16:45)
会場:NADiff a/p/a/r/t
定員:70名
入場料:1000円

ドナルド・ジャッド 書影『ドナルド・ジャッド――風景とミニマリスム』
荒川徹 著
A5判並製240頁
3000円+税

『ドナルド・ジャッド――風景とミニマリズム』の刊行を記念して、NADiff a/p/a/r/tにてトークセッションを行います。出演者は、著者の荒川徹さん、そして対談相手として沢山遼さんをお迎えいたします。ドナルド・ジャッドのファンはもちろんのこと、「ミニマリズム」や現代アートについて関心がある方にも楽しめる本イベントにぜひ足をお運びください。
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8月の新刊:夢は人生——四幕のメルヘン劇

2019年 8月 23日

夢は人生夢は人生
四幕のメルヘン劇

フランツ・グリルパルツァー(著)
城田千鶴子(訳)

判型:四六判上製
頁数:164頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0447-4 C0074
装幀:宗利淳一
8月末発売!

夢か幻か、はたまた現実か?
古代ペルシャを舞台に繰り広げられる《権力》と《愛》と《夢》をめぐる四幕の戯曲。19世紀オーストリアの最高の劇作家と評される著者が帝都ウィーンを騒然とさせた代表作。

生涯に得られる財貨など、影にすぎない。
人生の多くの喜び、そして
言葉も願望も行動も、影にすぎない。(本文より)

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8月の新刊:15000フランの顚末——フロベール『感情教育』論

2019年 8月 9日

スクリーンショット 2019-08-05 18.19.1815000フランの顚末
フロベール『感情教育』論
川中子弘(著)

判型:A5判上製
頁数:272頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0439-9 C0098
装幀:齋藤久美子
8月上旬発売!

愛はいくらで買えるのか?
ゾラによって要約不可能といわれた小説、ギュスターヴ・フロベール『感情教育』。錯綜とした物語を導く不可視の原理を、金銭と愛憎の貸借から浮かび上がらせる画期的な試み。
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7月の新刊:藤井厚二の和風モダン――後山山荘・聴竹居・日本趣味をめぐって

2019年 8月 5日

藤井厚二藤井厚二の和風モダン
後山山荘・聴竹居・日本趣味をめぐって
谷藤史彦(著)

判型:A5判上製
頁数:195頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0441-2 C0070
装幀:齋藤久美子
7月下旬発売!

環境工学の先駆者
昭和初期に西洋的な椅子の暮らしをとりいれつつ、日本の気候、風土にふさわしい和風住宅のあり方を探究し、環境工学の先駆者となった建築家のモノグラフィー。その集大成として京都・大山崎に「聴竹居」があり、また生地の福山・鞆の浦には「後山山荘」がのこされている。7月13日から9月8日まで目黒区美術館で開催されている「太田喜二郎と藤井厚二――日本の光を追い求めた画家と建築家」展の関連書。
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8月の新刊:午前四時のブルー/Ⅲ 蜻蛉の愛、そのレッスン

2019年 8月 4日

午前四時のブルー3午前四時のブルー
Ⅲ 蜻蛉の愛、そのレッスン
小林康夫(責任編集)

判型:A5判並製
頁数:128頁
定価:1500円+税
ISBN:978-4-8010-0343-9 C0370
装幀:Gaspard Lenski
8月下旬頃発売!

水声社の新たな雑誌「午前四時のブルー」第Ⅲ巻刊行!
本号では、知られざるユダヤ学の泰斗マルク=アラン・ウアクニンによる「だから人は蜻蛉を愛する……」と題された「師から弟子へ」受け継がれる物語を描いた美しくも謎めいたテクストを紹介します。巻頭は《現代のピカソ》と称されるミケル・バルセロによる蜻蛉の絵画、および写真家ルシール・レイボーズが写す舞踏家・工藤丈輝の連作を掲載。



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8月の新刊:イメージで読み解くフランス文学——近代小説とジェンダー《水声文庫》

2019年 8月 3日

イメージで読み解くフランス文学イメージで読み解くフランス文学
近代小説とジェンダー
《水声文庫》
村田京子(著)

判型:四六判上製
頁数:288頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0443-6 C0098
装幀:宗利淳一
8月下旬頃発売!

〈女/男らしさ〉とは何か?
スタール夫人やバルザック、ゾラの文学などに現われる、逸脱者としての女と男。ときに「宿命の女(ファムファタル)」「ヴィーナス」と呼ばれた彼女/彼らは何者なのか? ギリシアの彫刻や、ダヴィッド、ドラクロワ、マネ、モローらの絵画のイメージから文学作品を読み解くことで、近代におけるジェンダー規範を照射する。
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8月の新刊:ドナルド・ジャッド——風景とミニマリズム

2019年 8月 2日

ドナルド・ジャッド 書影ドナルド・ジャッド
風景とミニマリズム
荒川徹(著)

判型: A5判並製
頁数:240頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0444-3 C0070
装幀:宇平剛史
8月上旬頃発売!

《ミニマリズム》という用語がさまざまな領域に浸透している現在、はたして美術における《ミニマリズム》とは何であったのか?
現代アートを代表する美術家、ドナルド・ジャッド(1928-94)の絵画、オブジェクト作品、リノベーション建築から家具制作に至るキャリアを中心に、作品構造と形態の変化を克明に辿りながら、いかにしてミニマリズムの芸術が人工的な風景や工学的構造などに触発されてきたかを追求する。
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