9月2020のアーカイヴ

オンラインイベントのお知らせ 対談・小林康夫×星野太

2020年 9月 29日

小林康夫×星野太 コロナの時代を生き延びるPhilosophical Dialogue 1 
いまこそ《人間》に過激に問いかける

小社から9月下旬刊行予定『《人間》への過激な問いかけ――煉獄のフランス現代哲学(上)』の著者、小林康夫東京大学名誉教授によるオンラインのセミナー・イベント、「コロナの時代を生き延びるPhilosophical Dialogue 1 いまこそ《人間》に過激に問いかける」がアカデミーヒルズの主催で開催されます。星野太先生を迎え、ミシェル・フーコーやジャン=フランソワ・リオタールらの「抵抗」の哲学をどう受け継ぐか、過激な対話を試みます。ぜひご拝聴いただけますよう御案内申し上げます。

本イベントは、YouTube Liveを使用したオンラインLIVE配信です。端末(PCやタブレット、スマホなど)をご準備ください。お申込確認後、配信用のURLを前日までにお申込者にメールにてお知らせいたします。

日時:2020年10月9日(金)19時~20時30分
受講料:無料。要事前予約
定員:100名

参加をご希望の方は、アカデミーヒルズのウェブサイト(https://www.academyhills.com/seminar/detail/20201009.html)をご覧ください。

 

9月の新刊:《人間》への過激な問いかけ――煉獄のフランス現代哲学(上)

2020年 9月 25日

書影_煉獄のフランス現代哲学《人間》への過激な問いかけ
煉獄のフランス現代哲学(上)
小林康夫(著)

判型:46判上製
頁数:284頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0519-8 C0010
装幀:宗利淳一
9月下旬頃発売!

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「隣人」としてのバルト、フーコー、リオタール!
20世紀後半に世界を席捲したフランス現代哲学の星座の中を、ひとつの星屑=流星として漂流した著者による、内部観測のドキュメント。論文、書評、対談、エッセイをはじめとした、あらゆる形式のテクストを収録。

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9月の新刊:芸術の脱定義

2020年 9月 23日

芸術の脱定義芸術の脱定義
ハロルド・ローゼンバーグ(著)
桑田光平・桑名真吾(訳)

判型:46判上製
頁数:305頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0484-9 C0070
装幀:滝澤和子
9月下旬頃発売!

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現代美術の起源がここに
「アクション・ペインティング」という概念を生み、サルトルやドゥルーズにも影響を与えた美術批評家による、戦後の現代美術の動向を追う、パフォーマティヴな「脱」芸術批評。
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9月の新刊:プルーストとの饗宴

2020年 9月 10日

書影 プルーストとの饗宴_書影プルーストとの饗宴
中野知律(著)

判型: A5判上製
頁数:469頁
定価:5800円+税
ISBN:978-4-8010-0515-0 C0098
装幀:間村俊一
9月28日頃発売!

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プルーストをめぐる美味しい文学論。
記憶と結びついたマドレーヌ菓子,芸術創造のごときブッフ・モード,舌平目の変身譚,アスパラガスの官能性……さまざまな材料を時をかけて風味豊かにまとめあげられた『失われた時を求めて』において,「文学」と「料理」はいかなる位置をとりうるのか? 食をめぐる文化史を踏まえ,世紀末に溢れた美食言説に逆らう作家の小説美学が託されたテクストを味読していく,壮大な饗宴への誘い。

プルーストと美食――その関係が常に自明視され,おびただしい解釈と伝説が積み上げられてきたこの主題に、新たな角度から踏み込むことはできるのか。本書はその答えを模索しようとしたものである。(…)今此処に対して働くべき感覚は現在時に縛られることなく,また,欲望は物への執着から解放されて,記憶と想像力が織りなす夢想のなかに広がっていく。それをすべて余さず言葉に結晶化させた饗宴に,プルーストは私たちを招き入れてくれるのである。「あとがき」より


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9月の新刊:加藤周一を21世紀に引き継ぐために

2020年 9月 3日

書影_加藤周一加藤周一を21世紀に引き継ぐために
加藤周一生誕百年記念国際シンポジウム講演録

三浦信孝・鷲巣力(編)
判型:A5判上製
頁数:456頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0513-6 C0095
装幀:西山孝司
9月15日頃発売!

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その鋭い眼は時代の核心を衝く
「戦争の世紀」を生きた加藤周一は、人間の生命と自由を侵す戦争に抗し、人間を信じ、言葉を愛し、人間の平等と尊厳を大事にした。どんなに少数者になっても希望を捨てない。このような加藤の思想と行動から出発し、次の時代をいかに歩むのか。それがわれわれの課題である。
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