4月2024のアーカイヴ

5月の新刊:吉田克朗 制作ノート 1969〜1978

2024年 4月 30日

吉田克朗制作ノート吉田克朗 制作ノート 1969〜1978
山本雅美(著)

判型:A5変上製
頁数:160頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0805-2 C0070
装幀:宗利淳一+鈴木朋子
5月上旬発売!

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もの派の原点
〈もの派〉の作家が20代から1999年に55歳で亡くなるまで数多く遺した制作ノート。
その1969年からノートに綴った作家の作品に対する熱い思い、作品の成立にかかわるプランなどを初公開の自筆ノートから読み解く。

〈初の大回顧展開催!!〉
吉田克朗展――ものに、風景に、世界に触れる

於:神奈川県立近代美術館 葉山
会期:2024年4月20日―6月30日

於:埼玉県立近代美術館(巡回)
会期:2024年7月13日―9月23日

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5月の新刊:新言語学試論《記号学的実践叢書》

2024年 4月 26日

新言語学試論_書影新言語学試論
《記号学的実践叢書》
ルイ・イェルムスレウ(著)
平田公威(訳)

判型:A5判上製
頁数:262頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0695-9 C0010
装幀:中山銀士
5月下旬発売!

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《関係》の言語学へ
ソシュールが切り開いた一般言語学の可能性を極限まで押し進め、バルトやドゥルーズをはじめとする批評家・哲学者に大きな影響を与えた言語学者ルイ・イェルムスレウ。《言語素論》(glossématique)のエッセンスを柔らかい語り口で提示する「言語理論についての講話」、強靭な抽象的思考の結晶である「言語理論のレジュメ」をはじめ、構造言語学の極北へと誘う最重要論考を収録。

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5月の新刊:中村真一郎手帖19

2024年 4月 24日

中村手帖_書影中村真一郎手帖19
中村真一郎の会(編)

判型: A5判並製
頁数:84頁
定価:1000円+税
ISBN:978-4-8010-0810-6 C0091
装幀:齋藤久美子
5月上旬発売

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中村真一郎と江戸
江戸文人の世界を画期的なアプローチで描き切った中村文学の高峰、「評伝三部作」に改めて迫る。

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イベントのお知らせ:野村喜和夫×星野智幸 世界の無意識に出会う詩と小説――野村喜和夫『観音移動』(水声社)刊行記念

2024年 4月 24日

野村喜和夫×星野智幸 世界の無意識に出会う詩と小説――野村喜和夫『観音移動』(水声社)刊行記念

『観音移動』(小社5月刊)の刊行を記念して、本書の著者の野村喜和夫先生と小説家の星野智幸先生の対談が行われます。ふるってご参加ください。

観音移動_書影
野村喜和夫×星野智幸 世界の無意識に出会う詩と小説――野村喜和夫『観音移動』(水声社)刊行記念

日時:2024年5月9日(木)19時00分~(18時20分開場)
会場:ジュンク堂書店池袋本店・9Fイベントスペース
参加費: 2,000円(税込)
主催:ジュンク堂書店

お申し込み・お問い合わせは、ジュンク堂書店池袋本店まで。
TEL 03-5956-6111


講師について
野村 喜和夫(のむら・きわお)
詩人。1951年、埼玉県生まれ。戦後生まれ世代を代表する詩人のひとりとして現代詩の先端を走りつづける。著訳書多数。詩集に『川萎え』『反復彷徨』『特性のない陽のもとに』(歴程新鋭賞)『風の配分』(高見順賞)『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)『スペクタクル』『ヌードな日』(藤村記念歴程賞)『デジャヴュ街道』『薄明のサウダージ』(現代詩人賞)『花冠日乗』『美しい人生』(大岡信賞)、小説に『骨なしオデュッセイア』『まぜまぜ』、評論に『現代詩作マニュアル』『移動と律動と眩暈と』『萩原朔太郎』(鮎川信夫賞)『シュルレアリスムへの旅』、翻訳に『ルネ・シャール詩集 評伝を添えて』など。また、英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』で2012 Best Translated Book Award in Poetry (USA)を受賞、『ヌードな日』英訳版が英国詩書協会推薦詩集に選ばれるなど、海外での評価も高い。

星野 智幸(ほしの・ともゆき)
小説家。1965年、アメリカ・ロサンゼルス生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、2年半の新聞社勤めを経て、2年間メキシコへ留学。1997年『最後の吐息』で文藝賞、2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、2011年『俺俺』で大江健三郎賞、2015年『夜は終わらない』で読売文学賞、2018年『焔』で谷崎潤一郎賞を受賞。他の作品に『在日ヲロシヤ人の悲劇』『虹とクロエの物語』『呪文』『だまされ屋さん』『植物忌』などがある。

 

5月の新刊:観音移動

2024年 4月 24日

観音移動_書影観音移動
野村喜和夫(著)

判型:四六判上製
頁数:196頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-8010-0811-3 C0093
装幀:宗利淳一
5月上旬発売!

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世界の無意識に出会うシュルレアリスム小説集!
空から吊り下げられた観音菩薩、死を看取る砂の凹み、崖の下に落っこちた名前、浴槽に横たわる見知らぬ女、落魄した天才詩人の告白、頭にこびりついて離れないメッセージ、在りし日の自分との邂逅……『シュルレアリスム宣言』より100年の時を経て、現代詩のトップランナーが放つ破格の小説!
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5月の新刊:吉田克朗――ものに、風景に、世界に触れる

2024年 4月 24日

吉田克朗_ものに_書影吉田克朗
ものに、風景に、世界に触れる
神奈川県立近代美術館+埼玉県立近代美術館(編)

判型:B5判並製
頁数:356頁
定価:3600円+税
ISBN:978-4-8010-0804-5 C0070
装幀:宗利淳一
5月上旬発売!

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〈もの派〉の中心的な作家として知られる吉田克朗(1943-1999)。初期の〈もの派〉的作品から後年の絵画作品までの展開を一望する、初のモノグラフ。
制作の全貌を明らかにする、作品図版約1300点を収録!

〈初の大回顧展開催!!〉
吉田克朗展――ものに、風景に、世界に触れる

於:神奈川県立近代美術館 葉山
会期:2024年4月20日―6月30日

於:埼玉県立近代美術館(巡回)
会期:2024年7月13日―9月23日

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中村真一郎の会 第19回総会開催のお知らせ

2024年 4月 17日

2024年4月20日(土)午後2時より、明治大学駿河台校舎研究棟4階、第2会議室において、中村真一郎の会第19回総会および記念講演会を開催いたします。

pm 2:00〜 総会
pm 2:30〜pm 4:45 記念講演会
◇藤原克己先生「中村真一郎氏の王朝文学論」
◇沓掛良彦先生「『古韻余響』を読む」

記念講演会は非会員の方の参加も受け付けております(参加料=1000円)。
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最新情報は、「中村真一郎の会」ホームページにて発信いたします。https://sites.google.com/suiseisha.net/nakamura/

 

第29回AICT演劇評論賞受賞のおしらせ

2024年 4月 15日

小社より2023年に刊行した、小田中章浩『戦争と劇場――第一次世界大戦とフランス演劇』および、關智子『逸脱と侵犯――サラ・ケインのドラマトゥルギー』の二作品が、国際演劇評論家協会日本センターによる第29回AICT演劇評論賞を受賞いたしました。著者の小田中章浩先生、關智子先生、おめでとうございます!
また、選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。

戦争と劇場_書影逸脱と侵犯_書影

 

4月の新刊:ロシア宇宙芸術——宇宙イメージからみるロシア美術史

2024年 4月 10日

ロシア宇宙芸術ロシア宇宙芸術
宇宙イメージからみるロシア美術史
生熊源一(著)

判型:A5判上製
頁数:336頁+カラー別丁24頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0809-0 C0070
装幀:Gaspard Lenski
4月下旬発売!

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宇宙へと飛翔する想像力
「宇宙へと飛び去った男」「棺アート」「消失と復活の劇場」「ゾンビ・コスミズム」……
人工衛星スプートニク1号の打ち上げとガガーリンの宇宙飛行で幕を開けたソ連のプロジェクトは生活レベルまで浸透し、芸術家たちの想像力を宇宙へと差し向けることになる。共有された遺産としての《宇宙》を芸術家たちはいかに我が物としてきたのか。ロシア宇宙主義を背景に、作家たちが形づくる星座を観測する。

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4月の新刊:イタリアと日本の前衛――20世紀の日伊交流

2024年 4月 10日

イタリアと日本の前衛_書影イタリアと日本の前衛
20世紀の日伊交流
ふくやま美術館(編)

判型:A5判並製
頁数:154頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0806-9 C0070
装幀:齋藤久美子
4月上旬発売!

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マリネッティ、フォンタナ、ブルーノ・ムナーリから、瀧口修造、東郷青児、山口勝弘へ!
20世紀初頭の未来派の同時代的受容から、フォンタナと瀧口の友情、そしてムナーリのデザインへと至る、20世紀の日本とイタリアの作家たちとの交流の軌跡を、豊富な資料と両国の作家の作品から描き出す。2024年ふくやま美術館開催の展覧会の公式図録!

【展覧会情報】
「イタリアと日本の前衛:20世紀の日伊交流」
於:ふくやま美術館
日時:2024年4月6日〜6月2日
詳細はこちら

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