9月2024のアーカイヴ

10月の新刊:高橋秀 パブリックアート

2024年 9月 30日

高橋秀パブリックアート_書影高橋秀 パブリックアート
高橋秀(著)
谷藤史彦+岡村勇佑(編)

判型:A4判変型上製
頁数:104頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0822-9 C0070
装幀:高橋秀+齋藤久美子
10月上旬発売!

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《モニュメントが一番われわれ制作者にとって有利なことは、常に生活者の行き交う場所に置けるということ》――高橋秀
イタリアで1963年から41年間にわたり、美術家として活躍した高橋秀(1930~)がイタリアをはじめ東京、広島、倉敷、熊本、横浜など各地に設置したモニュメント35点を紹介する作品集。

倉敷市立美術館で「高橋 秀  創造・はるか彼方へ」展(2024/9/28~12/8)が開催中!

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イベントのお知らせ:野村喜和夫『観音移動』×中村邦生『変声譚』関連トークイベント

2024年 9月 19日

9月26日、「読書人隣り」(神保町)にてイベント野村喜和夫×中村邦生「〈遊歩〉の想像的足取り――『観音移動』×『変声譚』をたずさえて」が開催されます。
水声社から刊行した二冊の本をたずさえて、野村喜和夫氏と中村邦生氏が、本から本へ、町から町へ、声から声へ…… 〈遊歩〉の想像的足取りで、此岸のみならず彼岸へも、皆様をお連れする(かもしれません)。秋の夜の、二人のトークをお楽しみください。(読書人webページより)

観音移動_書影変声譚_書影

日時:2024年9月26日(木)18時30分~(開場 18時00分)
会場:読書人隣り(千代田区神田神保町1-3-5 冨山房ビル6階)
参加方法:会場参加/ライブ配信(Youtube)


ぜひ、この機会にご参加ください。

参加方法やチケットの購入など、詳細については、以下の読書人のページをご覧ください。
https://dokushojin.net/event/694/

 

10月の新刊:漆黒・桎梏

2024年 9月 19日

漆黒_書影漆黒・桎梏
加藤有希子(著)

判型:四六判上製
頁数:120頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0821-2 C0093
装幀:滝澤和子
10月上旬発売!

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漆黒から始まる旅路
性愛とは一体何で、なぜかくも残酷なのか? 美しい大樹に魅入られた家族の呪われた生/性を描く表題作のほか、幸福とは、倫理とは、生とは何かを鮮烈に問う二作品を収録。 Read the rest of this entry »

 

10月の新刊:われわれが見るもの、われわれを見つめるもの《言語の政治》

2024年 9月 19日

われわれが見るもの_書影われわれが見るもの、われわれを見つめるもの
《言語の政治》
ジョルジュ・ディディ゠ユベルマン(著)
松浦寿夫・桑田光平・鈴木亘・陶山大一郎(訳)

判型:A5判上製
頁数:342頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0719-2 C0070
装幀:中山銀士(協力=金子暁仁)
10月上旬発売!

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見ること、見つめること、関わること……
主体を分裂させる〈見つめること〉の経験を私たちはいかに受け止めることができるのか。
古代の墳墓からフラ・アンジェリコの絵画、ミニマル・アートまでを自在に往還する、アナクロニスムの試み。

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10月の新刊:シュタイナー医学講義――アントロポゾフィー的治療

2024年 9月 19日

シュタイナー医学講義_書影シュタイナー医学講義
アントロポゾフィー的治療
ルドルフ・シュタイナー(著)
小林國力・福元晃・中谷三恵子(訳)

判型:四六判上製
頁数:243頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0819-9 C0047
装幀:齋藤久美子
10月上旬発売!

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1921年にシュタイナーが医師や医学生を対象におこなった連続講義。
現代医学の枠組みを補完し、人間存在を自我、アストラル体、エーテル体、物質体からなる全体的存在としてとらえなおすことで、より包括的な治療のための視点を示す。
実際の症状を取り上げて人間有機体と宇宙全体との関係性から病気と健康を論じ、そこから治療に至る新たな認識を示すアントロポゾフィー医学を学ぶ上での最重要基礎文献。

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イベントのお知らせ:生熊源一『ロシア宇宙芸術』関連トークイベント

2024年 9月 10日

ロシア宇宙芸術

来週9月20日の夜、「ゲンロン」にてイベント「乗松亨平 × 本田晃子 × 生熊源一 ロシア宇宙主義とはなにか──建築、美術、思想」が開催されます。
今年は、ボリス・グロイス編『ロシア宇宙主義』が河出書房新社から刊行され、さらに、小社からは生熊源一『ロシア宇宙芸術——宇宙イメージからみるロシア美術史』を刊行しました。
本イベントでは、『ロシア宇宙芸術』の著者生熊先生、『ロシア宇宙主義』の監訳者乗松亨平先生、『天体建築論』(東京大学出版会)と『革命と住宅』(ゲンロン)の著者本田晃子先生が、ロシア宇宙主義を様々な角度から語ります。

会場では小社の本をはじめ関連書の販売も予定されています。
ぜひ、この機会にご参加ください。

日時:2024年9月20日(金)19時00分~(開場 18時00分)
会場:ゲンロンカフェ(東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F)
参加方法:会場参加/ライブ配信(シラス・ニコニコチャンネル)
主催:ゲンロン

参加方法やチケットの購入など、詳細については、以下のゲンロンのページをご覧ください。
https://genron-cafe.jp/event/20240920/

 

9月の新刊:鳥と子ども

2024年 9月 10日

鳥と子ども_書影鳥と子ども
スタシス・エイドリゲーヴィチュス(絵・写真)
中川素子(企画・文)

判型:B5変判変上製
頁数:オールカラー32頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-8010-0820-5 C8795
装幀:島田寛昭
9月下旬発売!

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リトアニアの美術家の作品や日本の子どもたちの写真によせて、 かけがえのない地球に生きる素晴らしさ、 そしてこの環境をよりよく育んでいきたいという気持ちを、 鳥に重ねて綴った絵本。

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9月の新刊:A・バディウ——出来事、空–集合、真理の成起

2024年 9月 9日

Aバディウ書影銀 A・バディウ
出来事、空–集合、真理の成起
中田光雄(著)

判型:A5判上製
頁数:441頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0813-7 C0010
装幀:宗利淳一
9月中旬発売!

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哲学の終焉か、存在・真理・主体は新たに産出しうるか。
旧哲学が拠って立つ同一律でも、多くの現代(脱‐)哲学が採る差異律でもなく、不可識別的「純粋‐多」から出発するバディウが、メタ存在論・数理‐集合論を超えて遭遇する〈événement〉(出来事・生起)を「公理論的(‐実存的)‐思惟・判断・決定」(décision axiomatique)としての主体の能作をもって〈générique〉(準‐普遍的・成起)へと前‐未来的(futur antérieur)に投企・自成させていく、不断の真理創造の試み。

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