『ポイント・オメガ』刊行記念イベント「ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ ~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~」
2019年 1月 18日 コメントは受け付けていません。
ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』刊行記念イベント
都甲幸治×日吉信貴×深沢レナ
ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ
~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~
日程:2019年2月6日(水)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
時間:19:00~21:00(18:30開場)
参加費:[前売]1,500yen + 1 drink order
[当日]2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)
※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20190206_po/)をご覧ください。
昨年12月、アメリカ文学の鬼才ドン・デリーロの傑作『ポイント・オメガ』を、都甲幸治さんの翻訳により刊行しました。ドン・デリーロはノーベル文学賞の有力候補として何度も名前をあげられる作家のひとり。ところでノーベル文学賞といえば、カズオ・イシグロの受賞に日本中が熱狂した記憶もまだまだ新しいところです。イシグロとデリーロ。かたやノーベル賞受賞者、かたやノーベル賞候補者。このふたりの文学を闘わせたとき、いったい何が見えてくるのか?
今回のイベントでは、『ポイント・オメガ』の訳者都甲幸治さん、イシグロの受賞後いち早く『カズオ・イシグロ入門』を上梓したイシグロ専門家の日吉信貴さん、そして好評の詩集『痛くないかもしれません。』に続いて、『失われたものたちの国で』を刊行したばかりの奇才詩人・深沢レナさんをお迎えし、デリーロとイシグロの「対決」にはじまり、次回のノーベル文学賞の予想はもちろん、「村上春樹現象」も踏まえながら、これからの世界文学のゆくえを語っていただきます。
【登壇者について】
都甲幸治(とこうこうじ)
翻訳家、早稲田大学教授。著書に『生き延びるための世界文学』(新潮社)、『読んで、訳して、語り合う。都甲幸治対談集』(立東舎)など、訳書にディアス『こうしてお前は彼女にフラれる』(新潮社)、デリーロ『ポイント・オメガ』(水声社)などがある。
日吉信貴(ひよしのぶたか)
都留文科大学非常勤講師。著書に『カズオ・イシグロ入門』(立東舎)、『カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む』(共著、水声社)などがある。
深沢レナ(ふかざわれな)
詩人、文芸同人「プラトンとプランクトン」主宰。著書に『痛くないかもしれません。』(七月堂)、『失われたものたちの国で』(書肆侃侃房)などがある。