叢書《エル・アトラス》
2000年 9月 1日 コメントは受け付けていません。
叢書 エル・アトラス
列強支配からの独立後、アラブ・イスラムの伝統に根ざしながらも押し寄せる近代化の波のなかで《声》を発信し続けるマグレブ諸国(アルジェリア/モロッコ/チュニジア)。激動の政情に揺れる北アフリカの新しい文学を紹介する異色のシリーズ。
貧者の息子――カビリーの教師メンラド ムルド・フェラウン/青柳悦子訳
部族の誇り ラシード・ミムニ/下境真由美訳
大きな家 モアメド・アディブ/茨木博史訳【近刊】
もうひとつの『異邦人』――ムルソー再捜査 カメル・ダーウド/鵜戸聡訳
移民の記憶 ヤミナ・ベンギギ/石川清子訳
ドイツ人の村――シラー兄弟の日記 ブアレム・サンサール/青柳悦子訳
シャアバの子供 アズーズ・ベガーグ/下境真由美訳
ファティマ——辻公園のアルジェリア女たち レイラ・セバール/石川清子訳