6月の新刊:ヘンリー・ミラーをめぐる2冊!
2010年 6月 21日 コメントは受け付けていません。
ヘンリー・ミラー・コレクション〈全10巻〉
ついに完結!
第8巻(最終配本)
〈薔薇色の十字架刑 Ⅲ〉
ネクサス
田澤晴海 訳四六判上製464頁/定価4500円+税
ISBN 978-4-89176-773-0 C0397 6月22日頃発売!
作家志望の主人公は、最愛の妻モーナと同性愛の芸術家ステイシャとの
奇妙な共同生活を営みながら、雄大な構想の小説を書き続けてゆく。
若きミラーが初めてヨーロッパへ旅立つ直前の1927年を背景にした
自伝的長編三部作の完結篇。新訳決定版!
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待望のヘンリー・ミラー研究&入門書
小林美智代著
ヘンリー・ミラーの文学——愛の欠落から追求へ
四六判上製304頁/定価3500円+税ISBN 978-4-89176-795-2 C0098 6月28日頃発売!
色彩語/性描写/超現実
20世紀アメリカの反骨の文豪ヘンリー・ミラーは、
パトスの知を伝えるための革命的な方法探求者だった
——その主要作品の表現と形式を考察し、
ミラー文学への新たな理解を提示する画期的論考。年譜・書誌情報収載。