9月の新刊:芸術の脱定義

2020年 9月 23日 コメントは受け付けていません。

芸術の脱定義芸術の脱定義
ハロルド・ローゼンバーグ(著)
桑田光平・桑名真吾(訳)

判型:46判上製
頁数:305頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0484-9 C0070
装幀:滝澤和子
9月下旬頃発売!

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現代美術の起源がここに
「アクション・ペインティング」という概念を生み、サルトルやドゥルーズにも影響を与えた美術批評家による、戦後の現代美術の動向を追う、パフォーマティヴな「脱」芸術批評。


著者について
ハロルド・ローゼンバーグ(Harold Rosenberg) 
1906年、ニューヨークに生まれ、1978年、ニューヨークに没した。美術批評家。前衛芸術誌『ポッシビリティーズ』などの編集にも携わった。1952年、「アクション・ペインティング」という用語を作り出した。主な著作に、『新しいものの伝統』(1959。紀伊国屋書店、1965)、Arshile Gorky: The Man, The Time, The Idea(Horizon Press, 1962), Artworks and Packages(Thames & Hudson, 1969), Act and the Actor (World Pub. Co., 1970), Art on the Edge (Macmillan Publishing, 1975)などがある。

訳者について
桑田光平(くわだこうへい)
1974年、広島県府中市に生まれる。東京大学大学院博士課程満期退学。パリ第四大学文学博士。専攻、フランス文学・芸術論。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。主な著書に、『ロラン・バルト 偶発時へのまなざし』(水声社、2011)、『写真と文学』(共著、平凡社、2013)、『世界の八大文学賞受賞作から読み解く現代小説の今』(共著、立東舎、2016)、Réceptions de la culture japanaise en France depuis 1945(共著、Honoré Champion、2016)、主な訳書に、パスカル・キニャール『さまよえる影たち』(共訳、水声社、2017)などがある。

桑名真吾(くわなしんご)  
1988年、福島県いわき市に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。パリ第一大学パンテオン゠ソルボンヌ校美術史・考古学研究科Master 2 修了。専攻、写真史。現在、神奈川県立近代美術館非常勤学芸員。

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