オンライン公開シンポジウム『〈ポスト=ヒューマン〉の人文学』開催のお知らせ

2020年 11月 6日 コメントは受け付けていません。

オンライン公開シンポジウム
〈ポスト=ヒューマン〉の人文学


来る2020年11月14日(土)に、京都大学人文科学研究所/アンスティチュ・フランセ関西=京都主催のオンライン公開シンポジウム『〈ポスト=ヒューマン〉の人文学』が開催されます。
「人間の終焉後」における〈人文学〉を探求するアクチュアルな問題を扱うもので、小社では『〈生表象〉の近代〉』や『マルグリット・デュラス 声の〈幻前〉』の編者、森本淳生氏による主催です。登壇者には、デュラス論集にご寄稿いただいたジル・フィリップ氏や、連続ワークショップ「文学としての人文知」の主催者である塚本昌則氏を予定しております。人文学の未来を語る本シンポジウムにぜひご参加ください。

「人間の終焉」が語られるようになってすでに久しい。深化するグローバリズム、遺伝子工学やAIなど飛躍的発展を遂げたテクノロジー、深刻な環境破壊と気候変動、そして、コロナウイルスが示したパンデミックの危機……。近代において世界を統御する主体と見なされた「人間」などもはや幻想にすぎないのなら、「人間」を探究する人文学もまた破綻を運命づけられているのだろうか。文学と哲学の過去と現在の省察から〈ポスト=ヒューマン〉時代の人文学を考える試み。」(概要より)

詳細は以下のURLをご確認ください。
https://www.fabula.org/actualites/les-humanites-post-humaines-colloque-public-en-ligne_98538.php

本イベントは、Zoomを使用したオンラインシンポジウムです。以下のリンクからの事前登録が必要です。
https://zoom.us/webinar/register/WN_f4_GZW8eTCmGofte_La7Fg

開催日時
2020年11月14日17時(日本時間)

主催
京都大学人文科学研究所/アンスティチュ・フランセ関西=京都

講演内容
森本淳生「イントロダクション──〈ノン=ヒューマン〉から〈ポスト=ヒューマン〉へ」
ジル・フィリップ「ポスト=ヒューマニズムと文体論」
塚本昌則「非人間の詩学──オルテガ・イ・ガセット「芸術の非人間化」からメルロ=ポンティ「制度化」まで」
篠原雅武「世界の脆さの只中でのpost-humanities:川内倫子の写真実践とティモシー・モートンのエコロジー思考をめぐって」

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