7月のイベント/トークセッション
2010年 7月 5日 コメントは受け付けていません。
以下の2つは、いずれもジュンク堂書店池袋本店でおこなわれます。
くわしいインフォメーションはこちら(→*)。
いずれも白熱のセッションが期待されます。ふるって足をお運びください!
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(1)白川昌生『美術・動物園・精神科施設』刊行記念イベント
生きるための/治療としての/批判としての芸術
日時:2010年7月10日(土)19:00〜
講師:白川昌生(美術家)×毛利嘉孝(社会学者)
概要:グローバル化した現代世界のなかで、芸術も市場主義の舞台から
おりることは不可能になっている。近代芸術が市場・投機と共犯する形で
形成されてきた歴史のなかで、今日、芸術に何が可能か、
人は芸術に何を求めるのか? 社会的動物としての
人間の存在理由そのものを問い直しつつ、人間のサバイバルの可能性、
危機意識のなかの芸術の可能性を熱くかたる。
プロフィール:
◆ 白川昌生(しらかわよしお)
1948年生まれ。美術家。群馬県立女子大学講師。
主な著書に『美術、市場、地域通貨をめぐって』、『美術・記憶・生』、
『美術・マイノリティ・実践』(すべて水声社)などがある。
◆ 毛利嘉孝(もうりよしたか)
1963年生まれ。東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科准教授。
社会学(カルチュラルスタディーズ)専攻。
主な著書に『ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)、
『ストリートの思想』(NHK出版)などがある。
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会場——4階喫茶にて。入場料1,000円(ドリンクつき)
定員——40名(残席わずか!)
ジュンク堂書店 池袋本店
TEL.03-5956-6111
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(2)『クリスチャン・ボルタンスキーの可能な人生』刊行記念イベント
ボルタンスキーは語る 生、死、記憶、喪失そして芸術について
日時:2010年7月16日(金)19:00〜
講師:クリスチャン・ボルタンスキー×松浦寿夫
瀬戸内国際芸術祭での「心臓音のアーカイヴ」のために
来日するクリスチャン・ボルタンスキー。
今月中旬には弊社から自伝が刊行されるのを記念して、
幼年時代、家族のこと、1960年代から今日までの
彼の芸術的軌跡、そしてこれからの活動について、
世界のアートの動向にてらしながら、存分に語り尽くします。
対話者には、美術批評家として、画家として、
多方面で活躍中の松浦寿夫さんをお招きします。
プロフィール:
◆ クリスチャン・ボルタンスキー
1944年パリに生まれる。芸術家。
◆ 松浦寿夫
1954年東京に生まれる。東京外国語大学外国語学部教授。
美術批評家。主な著書に『村山知義とクルト・シュビッタース』(共著)、
主な訳書に『クリムトとピカソ、1907年』(すべて水声社)などがある。
会場——4階喫茶にて。入場料1,000円(ドリンクつき)
定員——40名(満員御礼!)
ジュンク堂書店 池袋本店
TEL.03-5956-6111
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クリスチャン・ボルタンスキ—+カトリーヌ・グルニエ
佐藤京子 訳
ボルタンスキ—の可能な人生
A5判上製/320頁/定価4500円ISBN978-89176-789-1 C0070 7月中旬発売!