1月の新刊:シュタイナー学校の全カリキュラム——第1〜第8学年編
2021年 1月 19日 コメントは受け付けていません。
シュタイナー学校の全カリキュラム
第1〜第8学年編
ドルナッハ・ゲーテアヌム教育部門と
自由ヴァルドルフ連名教育研究部門合同プロジェクト(著)
鳥山雅代+ヴィリギリウス・フォーグル(訳)
判型:A5判上製
頁数:290頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0534-1 C0037
装幀:滝澤和子
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普遍的な授業実践のための手引き
ヴァルドルフ学校の経験豊かな教師たちが、シュタイナーの教育理念をふまえ、教育者の創造性をうながし、子どもの自発的な力を導き、育むために表した実践的な「授業作りの提案」。教師のみならず、保護者の方々にもおすすめいたします。
【目次】
はじめに
序論
Ⅰ 第1学年から第3学年
7歳から9歳までの子ども
1 中心授業(エポック授業)の内容
2 エポック授業と並列した専科の授業
Ⅱ 第4学年と第5学年
クラス担任の真ん中
1 クラス担任のエポック授業
2 水彩画
3 小学生による商業用手紙の書き方
4 宿題とテスト
5 エポック授業と並列した専科
Ⅲ 第6学年から第8学年
人間学から見た子どもの成長過程
1 クラス担任のエポック授業
2 繰り返しの時間(練習時間,復習時間)
3 水彩画
4 エポック授業と並列した専科の授業
Ⅳ 教育研究課題としての授業カリキュラム
1 授業カリキュラムの中の総体的関係
2 授業カリキュラムと成長のプロセス
3 授業カリキュラムの層と段階
4 時代に即した授業カリキュラム
原註
各章の執筆者
訳者あとがき
【訳者について】
鳥山雅代(とりやままさよ)
1968年東京生まれ。自由の森学園卒業後,ドイツ・シュタイナー・ユーゲントゼミナール,ミュンヘン・オイリュトミー学校に学ぶ。1995年~2007年,ヴェルンシュタイン,ニュルンベルグ,ハスフルトのシュタイナー学校でオイリュトミーを担当。2001年からニュルンベルグ・アントロポゾフィー協会と東京賢治の学校とともにニュルンベルクで日本人を対象にしたシュタイナー教員養成ゼミナールを運営。2007年,夫のヴィリギリウス・フォーグルとともにNPO法人東京賢治の学校が運営する東京賢治シュタイナー学校に教師として招かれ,オイリュトミー専科教師および高等部担任教師となる。主な訳書にマンフレッド・クリューガー『〈魂の暦〉とともに』(2006年),『瞑想――芸術としての認識』(ともに水声社,2007年)などがある。
ヴィリギリウス・フォーグル(VIRGILIUS VOGL)
1967年ドイツ・シュヴァーバッハ生まれ。ドイツ・ミュンヘン工科大学で物理を学ぶ。その後,ミュンヘン・オイリュトミー学校を卒業。1993年からニュルンベルグ,ハスフルトのシュタイナー学校でオイリュトミーのほか高等部物理学科担当の教師となる。2007年,東京賢治シュタイナー学校に教師として招かれ,オイリュトミー専科,高等部担任教師だけではなく,理事として学校運営にも関わる。現在はNPO法人東京賢治の学校代表理事を務める。
【関連書】
シュタイナー教育基本指針 Ⅰ, Ⅱ ライナー・パツラフほか 入間カイ訳 2500円+税