1月の新刊:絶望大国アメリカーーコロナ、トランプ、メディア戦争

2021年 1月 25日 コメントは受け付けていません。

絶望大国アメリカ絶望大国アメリカ
コロナ、トランプ、メディア戦争
武隈喜一(著)

判型:四六判並製
頁数:208頁
定価:1500円+税
ISBN:978-4-8010-0545-7 C031
装幀:宗利淳一
1月23日発売!

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トランプは去り、コロナは残った
2020年のアメリカで何が起きていたのか? 新型コロナウイルスの拡大と経済停滞という逆風のなか、悲願の再選のために熾烈な〈宣伝戦〉をテレビ番組やSNS上で展開したドナルド・トランプ。トランプ陣営の虚実取り混ぜた情報戦略で混沌とするアメリカ・メディアの狂騒と、激変するニューヨークの日常を米国在住の著者が伝える、コロナと大統領選の息詰まる迫真のドキュメント。


目次
1. 波乱含みの新年 1-2月
2. 政治化する新型コロナウイルス 2-5月
3. トランプとメディア 5-6月
4. 反トランプのうねり 6-7月
5. ラストスパートへ 8-9月
6. 赤い蜃気楼 8-9月
7. 暴力へのいざない 10月
8. カーニバルは終わったか? 10月
9. 激戦 11月
10. 幻想のトランプ王国 11-12月

著者について
武隈喜一(たけくまきいち)
1957年、東京都に生まれる。1980年、上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。1982年、東京大学文学部露文科卒業。1994-99年、テレビ朝日モスクワ支局長。2012-13年、北海道大学スラブ研究センター客員教授。2016年7月からニューヨーク在住。現在、テレビ朝日アメリカ社長。著書に、『黒いロシア 白いロシア――アヴァンギャルドの記憶』(2015)、『マンハッタン極私的案内』(2017、ともに水声社)、編訳書に、『ロシア・アヴァンギャルドII 演劇の十月』(共編、1988)、『ロシア・アヴァンギャルドI』(共編、1989、ともに国書刊行会)などがある。

関連書
黒いロシア 白いロシア――アヴァンギャルドの記憶 武隈喜一/3500円+税
マンハッタン極私的案内 武隈喜一/3200円+税

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