【書評】町田久美・絵/中川素子・文『共振』、各紙に書評掲載

2021年 2月 22日 コメントは受け付けていません。

共振『共振』(町田久美・絵/中川素子・文)の書評が各紙で掲載されました!

・2021年3月15日(月)付の『ふぇみん』に、書評が掲載されました。

・2021年2月12日(金)付の『読書人』に、岡村幸宣氏による書評「視覚表現が言葉を生み出すーー時間的、空間的な距離、生と死の境界さえも超える「対話型鑑賞」」が掲載されました。

・2021年2月6日(土)付の『東京新聞』に、書評が掲載されました。

・2021年2月6日(土)付の『図書新聞』に、三木卓氏による書評「生きている画家の仕事」が掲載されました。

《中川さんはラジカルな絵本観をもっている人なので、どこにでもあるような絵本であるはずがないけれど、これはすごい。わたしは幾度もくりかえして見た。[……]苑人物の輪郭を描いている黒線がすごい。[……]墨で幾度も塗って描いたものらしい。[……]一気に断乎としてひいたとまずは思われるものが、そういわれてみるとここで世界を区切るという決断が見えてきて、生きている画家の仕事なのだ、とわかる。
全部で28点の作品があり、その一点一点に中川素子さんの感想がつけられている。[……]絵の細部に起こっている出来事など、わたしが見落としたかもしれないものまで指摘してくれていて、町田久美さんの仕組んだものもわからせてくれる。中川さんに導かれてこの本を見終わると、これがどこにでもある絵本ではなく、一冊の画集なのだということがわかる。》(三木卓氏評)

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