3月の新刊:死に出会う思惟〈最後の王国9〉《パスカル・キニャール・コレクション》

2021年 3月 5日 コメントは受け付けていません。

死に出会う思惟死に出会う思惟〈最後の王国9〉
《パスカル・キニャール・コレクション》
パスカル・キニャール(著)
千葉文夫(訳)

判型:四六判上製
頁数:222頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0230-2  C0397
装幀:滝澤和子
3月中旬頃発売!

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生と死のあわいをさすらう、野生の思考
『黄金伝説』や『オデュッセイア』、ソクラテスほか古今東西の文学や哲学を逍遥し、
独自の声で紡ぎ出す思考のポリフォニー。


著者について
パスカル・キニャール(Pascal Quignard) 
1948年、ノルマンディー地方ユール県に生まれる。父方は代々オルガン奏者の家系で、母方は文法学者の家系。レヴィナスのもとで哲学を学び、ガリマール社に勤務したのち、作家業に専心。古代と現代を縦横無尽に往来し、時空を超えたエクリチュールへ読者を誘う作品を精力的に発表しつづけている。

訳者について
千葉文夫(ちばふみお)
1949年、北海道に生まれる。パリ第一大学博士課程修了(哲学博士)。早稲田大学名誉教授。専攻は、20世紀フランス文学・イメージ論。主な著書に、『ファントマ幻想』(青土社、1998)、『ミシェル・レリスの肖像』(みすず書房、2019、読売文学賞)、主な訳書に、『ミシェル・レリス日記』(みすず書房、2002)、ミシェル・レリス『縫糸』(平凡社、2018)がある。

パスカル・キニャール・コレクション
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