5-6月の書評
2021年 8月 5日 コメントは受け付けていません。
★鈍色の戦後――芸術運動と展示空間の歴史 辻泰岳
『美術手帖』6月号(「戦後美術史研究はまだ終わっていない」評者:中島水緒)
『読売新聞』5月9日付(《記者が選ぶ》欄)
★ハンナ・ヘーヒ――透視のイメージ遊戯 香川檀
『ドイツ研究』55号(評者:石田圭子)
★北アイルランドを目撃する 佐藤亨
『読売新聞』5月2日付(「壁画に見る紛争の歴史」評者:栩木伸明)
『南日本新聞』5月16日付(無署名)
★ミケル・バルセロ 国立国際美術館ほか編
『大分合同新聞』5月16日付(無署名)
『静岡新聞』5月23日付(無署名)
★フライシャー兄弟の映像志向――混淆するアニメーションとその空間 宮本裕子
『表象』15号(「描く手/描かれる手を読む思考」評者:細馬宏通)
★ジュール・ヴェルヌとフィクションの冒険者たち 新島進編
『週刊読書人』5月21日付(「〈驚異の旅〉とひと味違う読書への旅」評者:小野俊太郎)
★渋谷実 巨匠にして異端 志村三代子・角尾宣信編
『図書新聞』6月5日付(「多面体渋谷実を読む」評者:宮本明子)
★ミュージアムの憂鬱――揺れる展示とコレクション 川口幸也編
『図書新聞』6月12日付(「美術館の存在意義という根本を問う」評者:宮田徹也)
★歴史のなかのスペイン――キリスト教徒、モーロ人、ユダヤ人 アメリコ・カストロ/本田誠二訳
『図書新聞』6月19日付(「スペイン文献学の底力」評者:大楠栄三)
★ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む 佐藤嘉幸・立木康介編
『週刊読書人』6月25日付(「現在の問題化と不断の変容をめぐる多彩な問いかけ――卓越した論者たちによる多様なアプローチ」評者:慎改康之)
★ピエール・クロソウスキーの現在――神学・共同体・イメージ 大森晋輔編
『週刊読書人』6月25日付(「歓待・倒錯・共犯性――ピエール・クロソウスキーの思想をめぐって」(クロソウスキー没後20年+論集刊行記念シンポジウム載録))
★英雄たちの夢 アドルフォ・ビオイ・カサーレス/大西亮訳
『UOMO』8-9月号(「カーニヴァルの晩の神秘体験を描く ハードで切ない幻想小説」評者:千野帽子)