今月の書評『クリスチャン・ボルタンスキ—の可能な人生』
2010年 11月 11日 コメントは受け付けていません。
このまえの日曜日(11月7日)付の読売新聞に、
『クリスチャン・ボルタンスキ—の可能な人生』の
書評が掲載されました。評者はアメリカ文学者で、
早稲田大学の 都甲幸治 さんです。
「自分に正直でい続けるというのはこれほど偉大なことなのか」
と、都甲さんらしいフレーズで、本書で語られる、
ボルタンスキ—という高度な記名性を有したアーティストを
評していただきました。全文はこちら→(*)。
都甲さん、ありがとうございます!
7月に来日したボルタンスキ—さんは大変な知日家でもあり、
弊社でもトークセッションをしていただきましたが、
この出色の自伝(自己を語ったインタビュー集)にも、
日本版オリジナルの補遺として「日本のこと」が
語られています。未読の方は、ぜひ手にとってみてください。
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クリスチャン・ボルタンスキ—+カトリーヌ・グルニエ
佐藤京子 訳
ボルタンスキ—の可能な人生
A5判上製/320頁/定価4500円ISBN978-89176-789-1 C0070 好評発売中!