書評『グラン=ギニョル傑作選』
2010年 12月 10日 コメントは受け付けていません。
先月刊行された『グラン=ギニョル傑作選——ベル・エポックの恐怖演劇』が、
『週刊文春』12月16日号の鹿島茂さんの「私の読書日記」で紹介されました。
どうもありがとうございます!
「ハマー・プロのドラキュラ映画、AIPの恐怖映画に始まる
スプラッター・ムービーの源流はここにあったのかと納得させられる1冊である」
真野倫平編・訳
グラン=ギニョル傑作選——ベル・エポックの恐怖演劇
A5判上製/272頁+カラー口絵8頁/定価3800円+税ISBN978-4-89176-808-9 C0074 11月5日頃発売!
硫酸をかけられ、
脳髄を切り刻まれ、
生皮をはがれる人間たち!
ベル・エポックのパリで生まれた恐怖演劇、グラン=ギニョル。
マッド・サイエンティスト、ギロチン、人体改造、拷問などの
猟奇的なモチーフで人々を恐怖の渦に陥れた、代表作七篇を収録!
◎ 充実したグラン=ギニョル主要作品紹介つき。
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阿鼻叫喚の目次
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序文(アニェス・ピエロン)
『闇の中の接吻』(モーリス・ルヴェル)
『幻覚の実験室』(アンドレ・ド・ロルド/アンリ・ボーシェ)
『悪魔に会った男』(ガストン・ルルー)
『未亡人』(ウジェーヌ・エロ/レオン・アブリク)
『安宿の一夜』(シャルル・メレ)
『責苦の園』(ピエール・シェーヌ)
『怪物を作る男』(マクス・モレー/シャルル・エラン/ポル・デストク)
グラン=ギニョル主要作品紹介
解説
書誌