5月の新刊:森の子 レオ

2022年 5月 12日 コメントは受け付けていません。

森の子レオ書影森の子 レオ
スタシス・エイドリゲーヴィチュス(写真・ドローイング)
中川素子(文)

判型:A4変判変上製
頁数:オールカラー32頁
定価:1500円+税
ISBN:9784-4-8010-0645-4 C8793
装幀:佐藤博一
5月下旬頃発売!

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私たちが忘れかけていた森との対話を
レオくんがよみがえらせてくれた。
子供は幻想と創造の世界の住人だ――総合地球環境研究所所長 山極壽一


リトアニア生まれでインスタレーション、彫刻、ブックアート、演劇など多岐にわたる創作活動を続ける美術家スタシスのドローイング・写真に絵本・美術評論家が文を付した絵本。森や水辺で豊かな自然に親しみ、共にのびのびと遊ぶレオの日々を描く。


著者について
スタシス・エイドリゲーヴィチュス(Stasys Eidrigevičius)
美術家。1949年、リトアニアに生まれる。1973年、ヴィリニュス美術大学卒業。1980年、ポーランド・ワルシャワへ移住。細密画、蔵書票、ブック・アート、ポスター、彫刻、インスタレーション、演劇など、創作活動は多岐にわたる。絵本に『ながいおはなのハンス』(ほるぷ出版、1991年)、『スノー・クイーン』(西村書店、1992年)など。おもな受賞歴に、第8回 ラハティ国際ポスタービエンナーレ・グランプリ受賞(1989年)、第1回 ベオグラード世界絵本ビエンナーレ・グランプリ受賞(1990年)、ブラチスラバ世界絵本原画展・グランプリ受賞(1991年)、世界ポスタートリエンナーレトヤマ・金賞受賞(1994年)など多数。

中川素子(なかがわもとこ)
絵本・美術評論家。
1942年、東京都に生まれる。1965年、東京芸術大学大学院美術研究科修了。主な著書に、『絵本はアート──ひらかれた絵本論をめざして』(教育出版センター、1991年、日本児童文学学会奨励賞受賞1992年)、『本の美術誌──聖書からマルチメディアまで』(工作舎、1995年)、『ブック・アートの世界──絵本からインスタレーションまで』(共編著、水声社、2006年)、『モナ・リザは妊娠中? 出産の美術誌』(平凡社新書、2007年)、『スクール・アート──現代美術が開示する学校・教育・社会』(水声社、2012)、『アウスラさんのみつあみ道』(スタシス・エイドリゲーヴィチュス絵、石風社、2015年)、『スタシスさんのスポーツ仮面』(スタシス・エイドリゲーヴィチュス絵、岩崎書店、2018年)、『スポーツするえほん』(岩波書店、2019年)、『ジャータカものがたり──はじめてのともだち』(バーサンスレン・ボロルマー 絵、小学館、2019年)、『宙からきた子どもたち』(森ヒロコ絵、柏艪社、2019年)、『共振』(町田久美絵、水声社、2020年)、『コロナ・エポック』(スタシス・エイドリゲーヴィチュス絵、水声社、2021
年)などがある。

関連書
共振 絵・町田久美 文・中川素子 2800円+税
ブック・アートの世界――絵本からインスタレーションまで 中川素子+坂本満編 3000円+税
コロナ・エポック 絵・スタシス・エイドリゲーヴィチュス 文・中川素子 2200円+税

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