6月の新刊:ブラック・ノート抄《水声文庫》
2022年 6月 23日 コメントは受け付けていません。
ブラック・ノート抄
《水声文庫》
中村邦生(著)
判型:四六判上製
頁数:260頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0642-3 C0093
装幀:宗利淳一
6月下旬頃発売!
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ある日、私のもとに謎のノートが届いた
小説、エッセイ、手記、アフォリズム、パロディ、宣伝文……
奇想か妄想か、さまよえる断章群の残映と余熱
誰が書いているのか? 誰が読んでいるのか?
〈読むこと〉をゆさぶる先鋭的なエンターテイメント小説!
【著者について】
中村邦生(なかむらくにお)
1946年、東京都に生まれる。小説家。大東文化大学名誉教授。「冗談関係のメモリアル」で第77回『文学界』新人賞受賞。第112回、114回芥川賞候補。主な小説には、『月の川を渡る』(作品社、2004年)、『チェーホフの夜』(2009年)、『転落譚』(2011年、いずれも水声社)、『芥川賞候補傑作選・平成編2』(共著、春陽堂、2021年。「森への招待」を所収)など。主な評論には、『未完の小島信夫』(共著、水声社、2009年)、『書き出しは誘惑する――小説の楽しみ』(岩波書店、2014年)など。アンソロジーの編著には、『生の深みを覗く』(2010年)、『この愛のゆくえ』(2021年、いずれも岩波文庫)などがある。
【関連書】
チェーホフの夜/中村邦生/1800円+税
転落譚/中村邦生/2800円+税
幽明譚/2800円+税