6月の新刊:楽園のおもかげ〈最後の王国4〉《パスカル・キニャール・コレクション》
2022年 6月 27日 コメントは受け付けていません。
楽園のおもかげ 〈最後の王国4〉
《パスカル・キニャール・コレクション》
パスカル・キニャール(著)
小川美登里(訳)
判型:四六判上製
頁数:315頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0234-0 C0397
装幀:滝澤和子
6月下旬頃発売!
永遠を喚起する、誕生以前の「楽園」。
生に刻印されたその痕跡をたどって紡がれる、キニャール版『枕草子』。
パスカル・キニャール・コレクション完結!
【著者について】
パスカル・キニャール(Pascal Quignard)
1948年、ノルマンディー地方ユール県に生まれる。父方は代々オルガン奏者の家系で、母方は文法学者の家系。レヴィナスのもとで哲学を学び、ガリマール社に勤務したのち、作家業に専心。古代と現代を縦横無尽に往来し、時空を超えたエクリチュールへ読者を誘う作品を精力的に発表しつづけている。
【訳者について】
小川美登里(おがわみどり)
1967年、岐阜県に生まれる。カーン大学にて博士号取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。フランス現代文学を専門とし、ジェンダー、音楽、絵画、言語学などに関心をもつ。主な著書に、La Musique dans l’œuvre littéraire de Marguerite Duras(L’Harmattan, 2002)、Voix, musique, altérité: Duras,Quignard, Butor(L’Harmattan, 2010)などがある。主な訳書にパスカル・キニャール『いにしえの光』(『最後の王国』第2巻、水声社、2016年)、パスカル・キニャール『静かな小舟』(『最後の王国』第6巻、水声社、2018年)、クリスチャン・ドゥメ『三つの庵』(共訳、幻戯書房、2020年)などがある。
【関連書】
【パスカル・キニャール・コレクション】
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