8月の新刊:ジョセフ・アルバースの授業――色と素材の実験室
2023年 7月 20日 コメントは受け付けていません。
ジョセフ・アルバースの授業
色と素材の実験室
DIC川村記念美術館(編)
判型:A5判上製
頁数:352頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0731-4 C0070
ブックデザイン:木村稔将
8月上旬発売!
バウハウス、ブラックマウンテン・カレッジ、イェール大学という三つの重要な教育機関で教え、今日なお影響を与え続ける画家・デザイナー、ジョセフ・アルバース。制作と教育の両側面から、その全貌に迫る。
160頁の大ヴォリュームでカラー図版を収録!……アルバース自身の作品に加え、制作プロセスを読み解くことのできる習作や、バウハウス/ブラックマウンテン・カレッジ/イェール大学での学生の作品、写真資料も多数収録。
アルバース自身のテクストを多数収録!……ブレンダ・ダニロウィッツ、永原康史、沢山遼、亀山裕亮による論考に加え、アルバース自身によるテクストを12本(70頁)収録。
本邦初となる大回顧展が開催!……「ジョセフ・アルバースの授業――色と素材の実験室」(於:DIC川村記念美術館、2023年7月29日―11月5日)
【目次】
ごあいさつ
たゆみなき探究の軌跡――ジョセフ・アルバースの授業と制作 亀山裕亮
ジョセフ・アルバースの教室で ブレンダ・ダニロウィッツ
Chapter 1
バウハウス――素材の経済性(1919–1933年)
ジョセフ・アルバースとバウハウスの日本人学生 亀山裕亮
Chapter 2
ブラックマウンテン・カレッジ――芸術と生(1933–1949年)
ブラックマウンテン・カレッジのアルバース 永原康史
Chapter 3
イェール大学以後――色彩の探究(1950–1976年)
共鳴――〈正方形讃歌〉 沢山遼
Chapter 4
版画集〈フォーミュレーション:アーティキュレーション〉(1972年)
[アルバース・アンソロジー] 制作と教育をめぐる思考
歴史的か、現代的か?│工作によるフォルムの授業│美術の指導について
経験としての芸術│芸術の意味│ブラックマウンテン・カレッジの芸術
ウルム造形大学での基礎課程│私の絵画における色彩│私の〈正方形讃歌〉について
[デザインすることは……]│一般教育と美術教育─所有的か、生産的か
アルバース、絵を描く
資料編
ジョセフ・アルバース略年譜
日本における展覧会
主要参考文献
作品リスト