7月の新刊:『〈故郷〉のトポロジー——場所と居場所の環境文学論』
2011年 7月 11日 コメントは受け付けていません。
〈故郷〉のトポロジー——場所と居場所の環境文学論
四六判上製224ページ/定価2500円+税ISBN 978-4-89176-843-0 C0098 7月13日頃発売!
新シリーズ エコクリティシズム・コレクション
言葉のない場所に言葉を、
生命のない場所に生命を感じとる——。
アメリカ先住民やチカーノ、日系アメリカ人、そして沖縄の民らの
表現を媒介に、重層化する彼らの《アイデンティティ》を問い、
そして他者へと開かれてゆく、清冽な文学論
【目次】
序 章 私(たち)はどこにいる
第1章 故郷という居場所
第2章 沈黙に寄り添う言葉
第3章 ラ・ヨローナとリオ・グランデ
第4章 新しい場所に根ざす
第5章 境域としての場所と身体
第6章 淵を居場所とする者たちへ