9月〜10月の新刊
2011年 9月 13日 コメントは受け付けていません。
いつも小社出版物をご注目くださり、ありがとうございます。
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まず、5月に全8巻が完結した『小島信夫批評集成』の全巻ご予約特典ですが、
お届けが当初の予定より遅れていて、誠に申しわけございません。
ただいま鋭意編集作業中ですが、あらたな資料等も盛り込む予定です。
すでにお申込みいただいたみなさまにはかならずお届けいたしますので、
いましばらくご猶予をお願いいたします。
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さて、一部ですでに話題になっている『レーモン・クノー・コレクション』全13巻。
注目の第1回配本は、『地下鉄のザジ』『サリー・マーラ全集』の2冊です。
詳細なインフォメーションは、本日(9/13)、追ってこのブログにアップします。
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アメリカ文学の最高峰、T・ピンチョンの全長篇作品を
「動物」の視点で論じた異色の作品論、
波戸岡景太さんの『ピンチョンの動物園』(7月刊)が、
9月11日付け読売新聞/本よみうり堂で紹介されました。
「ピンチョン作品を今、読む意味を見事に射抜いている」
と評してくださったのは、アメリカ文学者の都甲幸治さんです。
都甲さん、ありがとうございました。→*
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最後に、9月〜10月にかけての近刊をお知らせいたします。
光田由里『高松次郎 言葉ともの』
『東松照明と沖縄 太陽へのラブレター』(発売のみ)
松本和也『現代女性作家論』
清水徹『マラルメの〈書物〉』
完訳版サド全集 第6巻『恋の罪、壮烈悲惨物語』
野坂昭如、豊田有恒、井上光晴他『日本原発小説集』
M・ラゴン『フランス・プロレタリア文学史 民衆表現の文学』
A・ネグリ『スピノザとわたしたち』
別冊水声通信2『ジュリアン・グラック』
小泉純一『アメリカに響くパレスチナの声』
すでに印刷に入っているものから、編集作業が佳境のものまで、
水声社ならではのラインナップです。
いずれも詳細な情報は順次お知らせして参ります。
ぐぐぐっとお待ちいただければ幸いです。