5月の新刊:吉田克朗 制作ノート 1969〜1978

2024年 4月 30日 コメントは受け付けていません。

吉田克朗制作ノート吉田克朗 制作ノート 1969〜1978
山本雅美(著)

判型:A5変上製
頁数:160頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0805-2 C0070
装幀:宗利淳一+鈴木朋子
5月上旬発売!

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もの派の原点
〈もの派〉の作家が20代から1999年に55歳で亡くなるまで数多く遺した制作ノート。
その1969年からノートに綴った作家の作品に対する熱い思い、作品の成立にかかわるプランなどを初公開の自筆ノートから読み解く。

〈初の大回顧展開催!!〉
吉田克朗展――ものに、風景に、世界に触れる

於:神奈川県立近代美術館 葉山
会期:2024年4月20日―6月30日

於:埼玉県立近代美術館(巡回)
会期:2024年7月13日―9月23日



目次

吉田克朗の言葉──1969年~1978年の制作ノートから 山本雅美

1969年 制作ノート
1970年 制作ノート
1971年 制作ノート
1978年 制作ノート

吉田克朗の1969年~1971年──「Cut-off」から平面へ 山本雅美

略年譜

著者について
山本雅美(やまもとまさみ)
1974年、東京都に生まれる。学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程中退。専攻,日本現代美術史、美術批評、博物館教育。現在、奈良県立美術館学芸員。主な著書に『吉田克朗のCut-offという言葉について──“視ること”とミサイルの関係』(ユミコチバアソシエイツ、2018年)、主な論文に「吉田克朗の1968年─1979年 Cut-offシリーズからWorkシリーズへ」(Fuji Xerox Print Collection『吉田克朗』富士ゼロックス株式会社、2008年)、「吉田克朗の1968年─1972年立体造形(オブジェ)の時代」(『東京都現代美術館 2010年度紀要』、2011年)などがある。

関連書
吉田克朗――ものに、風景に、世界に触れる/神奈川県立近代美術館+埼玉県立近代美術館 編/3600円+税
高松次郎――リアリティ/アクチュアリティの美学/大澤慶久/4000円+税
中平卓馬論――来たるべき写真の極限を求めて/江澤健一郎/3000円+税

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