9月の新刊:鳥と子ども

2024年 9月 10日 コメントは受け付けていません。

鳥と子ども_書影鳥と子ども
スタシス・エイドリゲーヴィチュス(絵・写真)
中川素子(企画・文)

判型:B5変判変上製
頁数:オールカラー32頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-8010-0820-5 C8795
装幀:島田寛昭
9月下旬発売!

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リトアニアの美術家の作品や日本の子どもたちの写真によせて、 かけがえのない地球に生きる素晴らしさ、 そしてこの環境をよりよく育んでいきたいという気持ちを、 鳥に重ねて綴った絵本。



著者について
スタシス・エイドリゲーヴィチュス(Stasys Eidrigevičius)
美術家。1949年、リトアニアに生まれる。1973年、ヴィリニュス美術大学卒業。1980年、ポーランド・ワルシャワへ移住。細密画、蔵書票、ブック・アート、ポスター、彫刻、インスタレーション、演劇など、創作活動は多岐にわたる。絵本に『ながいおはなのハンス』(ほるぷ出版、1991年)、『スノー・クイーン』(西村書店、1992年)など。おもな受賞歴に、第8回 ラハティ国際ポスタービエンナーレ・グランプリ受賞(1989年)、第1回 ベオグラード世界絵本ビエンナーレ・グランプリ受賞(1990年)、ブラチスラバ世界絵本原画展・グランプリ受賞(1991年)、世界ポスタートリエンナーレトヤマ・金賞受賞(1994年)など多数。2024年5月にSTASYS MUSEUM(スタシス美術館)がリトアニア・バネヴェジス市に開館。

中川素子(なかがわもとこ)
絵本・美術評論家。文教大学名誉教授。
1942年、東京都に生まれる。1965年、東京芸術大学大学院美術研究科修了。主な著書に、『絵本はアート──ひらかれた絵本論をめざして』(教育出版センター、1991年、日本児童文学学会奨励賞受賞1992年)、『本の美術誌──聖書からマルチメディアまで』(工作舎、1995年)、『ブック・アートの世界──絵本からインスタレーションまで』(共編著、水声社、2006年)、『モナ・リザは妊娠中? 出産の美術誌』(平凡社新書、2007年)、『スクール・アート──現代美術が開示する学校・教育・社会』(水声社、2012)、『アウスラさんのみつあみ道』(スタシス・エイドリゲーヴィチュス絵、石風社、2015年)、『スタシスさんのスポーツ仮面』(スタシス・エイドリゲーヴィチュス絵、岩崎書店、2018年)、『スポーツするえほん』(岩波書店、2019年)、『ジャータカものがたり──はじめてのともだち』(バーサンスレン・ボロルマー 絵、小学館、2019年)、『宙からきた子どもたち』(森ヒロコ絵、柏艪社、2019年)、『共振』(町田久美絵、水声社、2020年)、『コロナ・エポック』(スタシス・エイドリゲーヴィチュス絵、水声社、2021年)、『森の子レオ』(スタシス・エイドリゲーヴィチュス写真・ドローイング、水声社、2022年)、『絵本で読みとくSDGs』(共編著、水声社、2022年)、『戦いと平和のうずまき』(スタシス・エイドリゲーヴィチュス絵・写真、解放出版社、2023年)などがある。

関連書
共振/絵・町田久美 文・中川素子/2800円+税
ブック・アートの世界――絵本からインスタレーションまで/中川素子+坂本満編/3000円+税
絵本で読みとくSDGs/中川素子+浅野由子編/2800円+税
コロナ・エポック/絵・スタシス・エイドリゲーヴィチュス 文・中川素子/2200円+税
森の子レオ/写真、ドローイング・スタシス・エイドリゲーヴィチュス/文・中川素子/1500円+税

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