10月の新刊:漆黒・桎梏
2024年 9月 19日 コメントは受け付けていません。
漆黒・桎梏
加藤有希子(著)
判型:四六判上製
頁数:120頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0821-2 C0093
装幀:滝澤和子
10月上旬発売!
漆黒から始まる旅路
性愛とは一体何で、なぜかくも残酷なのか? 美しい大樹に魅入られた家族の呪われた生/性を描く表題作のほか、幸福とは、倫理とは、生とは何かを鮮烈に問う二作品を収録。
【目次】
漆黒・桎梏
シオンの国に行けた稀なひとびと
神を信じない男
【著者について】
加藤有希子(かとうゆきこ)
1976年、横浜市に生まれる。現在、埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。専攻は美学、芸術論、色彩論。主な著書に、『新印象派のプラグマティズム――労働・衛生・医療』(三元社、2012年)、『カラーセラピーと高度消費社会の信仰――ニューエイジ、スピリチュアル、自己啓発とは何か?』(サンガ、2015年)などが、小説に、『クラウドジャーニー』(2021年)、『黒でも白でもないものは』(2023年)、『オーバーラップ――飛行あるいは夢見ること』(2023年、いずれも水声社)などがある。
【関連書】
クラウドジャーニー/加藤有希子/2000円+税
黒でも白でもないものは/加藤有希子/2000円+税
オーバーラップ――飛行あるいは夢見ること/加藤有希子/2000円+税