12月の新刊:グリルパルツァー戯曲選——リブッサ/夢は人生

2024年 12月 17日 コメントは受け付けていません。

グリルパルツァーグリルパルツァー戯曲選
リブッサ/夢は人生
フランツ・グリルパルツァー(著)
城田千鶴子(訳)

判型:四六判上製
頁数:336頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0834-2 C0074
装幀:齋藤久美子
12月下旬発売!

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19世紀オーストリア最高の劇作家の代表作2編を収録
現世の<愛>を超克し、死を前に予見者としての天命をとりもどす女領主を描く悲劇『リブッサ』。
古代ペルシャを舞台に王に成り上がろうとした若者の<権力>と<夢>をめぐる『夢は人生』。



目次

リブッサ――5幕の悲劇
第1幕
第2幕
第3幕
第4幕
第5幕

夢は人生――4幕のメルヘン劇
第1幕
第2幕
第3幕
第4幕

グリルパルツァー略年譜

フランツ・グリルパルツァー――人と作品 城田千鶴子

訳者について
城田千鶴子(しろたちづこ)
1952年、神奈川県に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2023年3月まで、早稲田大学等非常勤講師。専攻、オーストリア文学・ドイツ文学。主な論文に、「グリルパルツァーと同時代の音楽――『進歩』に対比されるもの」(『オーストリア文学』第9号、1993年)、「ハンスリックのグリルパルツァー論」(『オーストリア文学』第14号、1998年)、「アルトゥア・シュニッツラーの遺稿掌編『私(Ich)』について――『言語懐疑』のテーマをめぐって」(『オーストリア文学』第29号、2013年)、訳書に、ロッテ・イングリッシュ『ペスト記念柱』(2001年)、フランツ・グリルパルツァー『夢は人生』(2019年、ともに水声社)などがある。

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