4月の新刊:『動物とは「誰」か?』
2012年 4月 12日 コメントは受け付けていません。
動物とは「誰」か?——文学・詩学・社会学との対話
エコクリティシズム・コレクション四六判上製216頁/定価 2200円+税
ISBN 978-4-89176-907-9 C0095 4月25日頃発売予定
カバー彫刻=三沢厚彦
古川日出男、管啓次郎、大澤真幸
現在もっとも先鋭な3人の表現者との白熱の議論を通して浮かびあがる、人間に限りなく身近で遠い他者=〈動物たち〉の仮象と本質。
▶古川日出男と語る、連作『ドッグマザー』にいたる軌跡。
▶管啓次郎と向き合う、《動物》という物語とそのゆくえ。
▶大澤真幸と考える、人間と動物を横断する究極の関係性。
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目次
Ⅰ 動物論のための「アニマルズ」小論
Ⅱ 人間、この猟奇的なもの——社会学者、大澤真幸との対話
Ⅲ 擬態の文学——小説家、古川日出男との対話
Ⅳ 毛皮を脱いで走る犬——詩人、管啓次郎との対話
Ⅴ 私は「誰」を食べているのか——サリンジャーの短篇「フラニー」を誤読する
参考文献
あとがき