7月の新刊:『絵を書く』

2012年 7月 10日 コメントは受け付けていません。

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マリアンヌ・シモン=及川 編
A5判上製/288ページ/定価=4000円+税
ISBN 978-4-89176-906-2 C0090 7月13日頃発売予定



テクスト×イマージュ 炸裂する創造空間!

19世紀から現代までの芸術家/作家たち
(フロマンタン、ゾラ、ミショー、バルト、レリス……)は
言語とイマージュを通して、あるいは言語とイマージュの狭間で
どのような表象を生み出したのか。日仏の気鋭の研究者たちが、
秘められた〈創造〉の核心に迫る。[図版多数収録]

【執筆者】
マリアンヌ・シモン=及川 +アンヌ=マリー・クリスタン+
アルレット・アルベール=ビロー+イヴ・ペレ+千葉文夫+桑田光平+
寺田寅彦+フロランス・デュモラ+塚本昌則+アルメル・ルクレル


【目次】


まえがき/マリアンヌ・シモン=及川

I
・ ウージェーヌ・フロマンタン、作家にして画家/アンヌ=マリー・クリスタン
・ 造形芸術からエクリチュールへ
——文学以前のピエール・アルベール=ビロー/アルレット・アルベールービロー
・ アンリ・ミショー、エクリチュールと絵画の間で/イヴ・ペレ

II
・ ミシェル・レリスの肖像——アンドレ・マッソンの場合/千葉文夫
・ ベルナール・ノエル——画家の背後からの視線/マリアンヌ・シモン=及川
・ メディウムとしての写真——『明るい部屋』をめぐって/桑田光平

III
・ 自然主義作家が見せてくれるもの/寺田寅彦
・ 夢を描写する——アロイジウス・ベルトランと「心理学者」たち/フロランス・デュモラ
・ デッサンの度合い——ヴァレリーにおける夢の詩学/塚本昌則

IV
・クリストフ・ラミオ・エノスの詩における視覚的仕掛け/アルメル・ルクレル

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