4月の新刊:『褐色の世界史』
2013年 3月 23日 コメントは受け付けていません。
褐色の世界史――第三世界とはなにか
ヴィジャイ・プラシャド/粟飯原文子 訳四六判並製/2段組447頁/定価4000円+税
ISBN978-4-89176-927-7 C0022 3月末日〜4月1日頃発売
「第三世界というプロジェクト、それはこれまでヨーロッパが
答えられなかった問題を解決することなのだ」――フランツ・ファノン
焦眉の世界情勢をとらえるうえで、必読の1冊!
アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、そしてアラブなどで、なぜ、いまも「問題」が勃発するのか。焦眉の世界情勢を歴史的にとらえるためのスタンダードワーク。激動の20世紀を〈第三世界〉の視座から描き出し、その未発のままの歴史/運動/現在をトータルに概括する話題の書。気鋭の訳者による渾身の解説(50枚)を付す。
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【本書に寄せられた讃辞】
I・ウォーラーステイン
「今日実行可能な政治プログラムを策定するうえで不可欠な知識」
E・ガレアーノ
「正史や主流メディアの陰に潜む輝かしい世界を発見する手がかり」
P・ギルロイ
「ヴィジャイ・プラシャドは貴重な歴史資源を掘り起こした」