7月の新刊:『日系人を救った政治家ラルフ・カー』

2013年 7月 22日 コメントは受け付けていません。

7月_ラルフカーカヴァー日系人を救った政治家ラルフ・カー
——信念のコロラド州知事


アダム・シュレイガー/池田年穂訳
四六判上製/456頁/定価=4500円+税
978-4-89176-973-4 C0022 好評発売中

 
「〈ニッポン人〉を傷つけるなら、まず〈私〉を傷つけよ!」
第二次世界大戦中、政治的キャリアを犠牲にしても、合衆国憲法に則って日系人を擁護した政治家がいることを、いま、どれほどの人が知っているだろうか……。


《ラルフ・カーはアメリカの杉原千畝である。(……)第二次大戦中、合衆国民を差別することは憲法に反するという確固とした信念から各州が嫌がった日系人を引き受け、収容にも反対した。(……)カーは頑固な男だったのだろう。でも信念を貫く時は頑固さが必要である。(……)いざというとき、いかに生くべきか、カーは我々に教えてくれる。》——藤崎一郎(前駐米大使)

 

 

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