11月の新刊:『マラルメの現在』
2013年 11月 28日 コメントは受け付けていません。
マラルメの現在
大出敦 編
執筆者=竹内信夫+立花史+松村悠子+永倉千夏子+中畑寛之+黒木朋興+坂口周輔+安川智子
A5判上製/400頁/定価=6000円+税
978-4-89176-991-8 C0098 11月28日頃発売予定
〈マラルメ〉とは何だったのか?
21世紀においてもなお色褪せない輝きを放ち続ける詩人マラルメ。
現代文学のみならず、様々な領域においてパラダイム変換をなしえた背景には19世紀の文化資本を共有していたという事実があった……。
同時代の言語学/韻文詩/音楽/写真などを詩人はいかに受容し、いかにそこから逸脱していったのか、最新の研究を踏まえながら多角的な視点から詩人の独創性に迫る。
関連書(価格税抜き)
祝祭としての文学——マラルメと第三共和制 佐々木滋子 5000円
マラルメと音楽——絶対音楽から象徴主義へ 黒木朋興 7000円
世紀末の白い爆弾——ステファヌ・マラルメの書物と演劇、そして行動 中畑寛之 8000円
〈彼女〉という場所——もうひとつのマラルメ伝 永倉千夏子 12000円