12月の新刊:『サーカスと革命』
2013年 12月 17日 コメントは受け付けていません。
サーカスと革命——道化師ラザレンコの生涯
大島幹雄
装幀=西山孝司
四六判上製/272頁/定価=2800円+税
ISBN978-4-89176-976-5 C0074 12月中旬発売
革命に生き、革命に死んだ道化師の肖像
20世紀初頭のロシア。
サーカスの力によって世界感覚の変革を試みた男たちがいた――。
ロシア革命の旗手として民衆の絶大な支持を集めた「赤い道化師」、ヴィターリイ・ラザレンコ。その波乱に満ちた生涯を追うとともに、彼の盟友として同時代のアヴァンギャルド芸術を力強く牽引したマヤコフスキイ、メイエルホリド、エイゼンシュテインらの足跡もたどる、臨場感あふれるドキュメント。また、革命期のロシアを再現する貴重な図版を約120点収録し、ロシア・アヴァンギャルドとは何だったのかを再検証する。