4月新刊:よろこべ午後も脳だ
2016年 3月 29日 コメントは受け付けていません。
よろこべ午後も脳だ
野村喜和夫(著)
判型:A5変判
頁数:208頁
定価:3500円+税
ISBN:978−4−8010-0162-6 C0092 4月7日頃発売!
装幀者:HOLON
内容紹介:
脳のなかの奇妙な生き物と
かくされたわたしたちがざわめきはじめる、
昼と夜の響宴。
前から縦組みのAMが、後ろから横組みのPMが始まり、午前と午後がまんなかで出会う。数学と言葉で戯れる、実験詩集成。
遊ぼう
恋する軟体
海老も跳ねて
わたし眠れない
目次:
AM :
語ろう午前の巌
室町パッケージ
半球全誌
正午(よろこべ午後も脳だ)
PM:
よろこべ午後も脳だ
この世の果ての代数学
馬を野に放つ
正午(語ろう午前の巌)
著者について:
野村喜和夫(のむらきわお) 1951年、埼玉県に生まれる。現代詩の先端を走り続ける詩人、批評家。主な詩集に、『風の配分』(水声社、1999、高見順賞)、『ニューインスピレーション』(書肆山田、2003、現代詩花椿賞)、批評論に『オルフェウス的主題』(水声社、2008)、『移動と律動と眩暈と』(書肆山田、2011)、『萩原朔太郎』(中央公論新社、2011、前者とともに鮎川信夫賞)などがある。
関連書:
風の配分/野村喜和夫/2800円+税
オルフェウス的主題/野村喜和夫/2800円+税