6月新刊:やっぱりあきらめられない民主主義
2016年 6月 22日 コメントは受け付けていません。
やっぱりあきらめられない民主主義
内田樹+平川克美+奈須りえ(著)
判型:四六並製
頁数:163頁
定価:1500円+税
ISBN:978-4-8010-0187-9 C 0036
装幀:齋藤久美子
6月27日発売!
《「やっぱりあきらめられない」ということは、つまり、「かなりあきらめている」ということなんです(笑)。》
昨今、なにかにつけて耳にする「民主主義」とは、そもそも一体どのようなものなのか。民主主義は、ほかの政体とどのように異なり、どのような働きを担い、そしてなぜ重要だと考えられているのか。こうした素朴な疑問に立ち返り、現代日本における民主主義の「実感」を、思想家・文筆家・政治家が探り当てる。これからの民主主義と付き合っていくための、民主主義「再」入門!
【目次】
はじめに 奈須りえ
第1部 やっぱりあきらめられない民主主義 内田樹
第2部 「暗くたって、いいじゃない」 内田樹×平川克美×奈須りえ
第3部 あらためて民主主義を語るために
民主主義とお国柄(内田樹)/民主主義について語るために、ぼくたちは、生まれた町に帰ってきた。(平川克美)/民主主義は私たちがつくるものだから(奈須りえ)
【著者紹介】
内田樹(うちだたつる) 1950年、東京都大田区に生まれる。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学名誉教授。合気道凱風館師範。主な著書に、『ためらいの倫理学』(角川文庫、2003)、『困難な成熟』(夜間飛行、2015)などがある。
平川克美(ひらかわかつみ) 1950年、東京都大田区に生まれる。早稲田大学理工学部卒業。文筆家、隣町珈琲店主。主な著書に、『移行期的混乱』(筑摩書房、2010)、『何かのためでない、特別なこと』(平凡社、2016)などがある。
奈須りえ(なすりえ) 1961年、東京都に生まれる。青山学院大学Ⅱ部文学部教育学科卒業。現在、大田区議会議員。著書に、『徹底解剖 国家戦略特区』(共著、コモンズ、2014)がある。