9月の新刊:宮澤賢治の「序」を読む
2016年 9月 18日 コメントは受け付けていません。
宮澤賢治の「序」を読む
淺沼圭司(著)
判型:四六判上製
頁数:232頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0170-1 C0095
装幀:宗利淳一
好評発売中!
賢治生誕120年。
《賢治の詩を読むことは、かれのエクリチュールにふれることであり、その声を聞くことにほかならない》
『春と修羅』『春と修羅 第二集』『注文の多い料理店』につけられた短い「序」を読みとくことで、話すように書く詩人のありかた、生、その願いをたどる書き下ろし評論。
【目次】
はじめに
Ⅰ 『春と修羅』の「序」
Ⅱ 『春と修羅 第二集』の「序」
Ⅲ 『イーハトヴ童話 注文の多い料理店』の「序」
おわりに
註
【著者について】
淺沼圭司(あさぬまけいじ)
1930年,岩手県に生まれる。東京大学大学院修士課程修了。成城大学名誉教授。専攻、美学、映画理論。主な著書には『映画学』(紀伊國屋書店、1965年)、『映ろひと戯れ』(小沢書店、1976年。水声社、2000年)、『不在の光景』(行人社、1983年)、『映画のためにⅠ/Ⅱ』(水声社、1986/90年)、『ゼロからの美学』(勁草書房、2004年)、『映画における「語り」について』(2005年)、『物語とはなにか』(2007年)、『〈よそ〉の美学』(2009年)、『昭和あるいは戯れるイメージ』(2012年、いずれも水声社)などがある。
【淺沼圭司の本】
物語るイメージ 3500円+税
昭和あるいは戯れるイメージ 2800円+税
〈よそ〉の美学 4000円+税
物語とはなにか 4000円+税
映ろひと戯れ 2500円+税
ロラン・バルトの味わい 2500円+税
映画における「語り」について 4000円+税
ロベール・ブレッソン研究 4000円+税
映画のために Ⅰ 3000円+税
映画のために Ⅱ 4000円+税