12月の新刊:ペルシーレスとシヒスムンダの冒険《セルバンテス全集⑦》

2017年 12月 21日 コメントは受け付けていません。

ペルシーレスとシヒスムンダの冒険_書影ペルシーレスとシヒスムンダの冒険
《セルバンテス全集⑦》
荻内勝之(訳)

判型:A5判上製
頁数:560頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0177-0 C0397
装幀:西山孝司
12月25日発売!


〈苦難〉を越え〈天国〉に至る
兄妹を名乗る美しい男女が、蛮族の襲撃、氷海の航海、数々の苦難に遭いながらも、カトリック信仰のゆらぐ極北の地から聖都ローマを目指す、〈魂の巡礼〉の物語。セルバンテスが迫りくる死を目前に完成させた、全著作の最後を飾る一大冒険小説を最新の研究成果をふまえた改訳版として収録。

目次
目次
販売価格査定書
原本版本照合証明書
勅許状 
検閲証 
序詩 
レモス伯爵への献辞 
読者への序文 

一の巻(ペルシーレスとシヒスムンダの苦難の物語、一の巻)
二の巻(ペルシーレスとシヒスムンダの苦難、二の巻)
三の巻(ペルシーレスとシヒスムンダの苦難、北斗物語、三の巻)
四の巻(ペルシーレスとシヒスムンダの苦難、北斗物語、四の巻)

訳注 

解説 荻内勝之 


訳者について
荻内勝之(おぎうちかつゆき)
1943年、ハルピンに生まれる。神戸市外国語大学大学院修士課程修了。東京経済大学名誉教授。専攻、スペイン文学。主な著書に、『ドン・キホーテの食卓』(新潮社、1987)、『コロンブスの夢』(新潮社、1991)、『おっ父ったんが行く』(福音館書店、1994)が、主な訳書に、ウナムーノ『人格の不滅性』(共訳、法政大学出版局、1973)、『ロルカ全集』第三巻(共訳、牧神社、1975)、『ドン・キホーテ』(新潮社、2005)がある。

セルバンテス全集
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