5月の新刊:『FBI vs ジーン・セバーグ』

2012年 4月 28日

fbi_sebergFBI vs  ジーン・セバーグ——消されたヒロイン

ジーン・ラッセル・ラーソン+ギャリー・マッギー
石崎一樹訳
四六判並製288頁+別丁図版8頁/定価 2500円+税
ISBN 978-4-89176-901-7 C0074 5月11日頃発売



ヌーヴェルヴァーグのトップ女優は、

「政治」に謀殺されたのか?

FBIの秘蔵資料や関係者の証言を駆使して、
個人と国家権力の相剋を描く、迫真のドキュメント。


世界が激しく揺り動いた60年代末、
ブラックパンサーとFBI=J・エドガーとの
激しい政治闘争の渦中を生きた
ジーン・セバーグの後半生に焦点を絞り、
多くの資料によってその生き様を浮き彫りにする。

[目次]

イントロダクション

第1章
ジーン・セバーグという神秘

第2章 ブラック・パンサー

第3章 フーヴァー、FBI、コインテルプロ

第4章 セバーグ、1968年—1969年

第5章 セバーグ、1970年1月—8月

第6章 セバーグ、1970年8月—12月

第7章 セバーグ、1971年—1980年

第8章 ハリウッド、メディア、そしてFBI

エピローグ

付録1 AIM報告
付録2 FBIへのインタビュー
付録3 FBI文書
参考文献

訳者あとがき

—–
[既刊好評発売中!]

seberg_coverジーン・セバーグ

ギャリー・マッギー 石崎一樹訳
四六版並製/2段組452ページ/定価3500円+税
ISBN 978-4-89176-820-1 好評発売中!

 

5月の新刊:中村真一郎関連書2冊

2012年 4月 27日

戦後文学に大きな足跡を残した作家、
中村真一郎にまつわる書籍を2冊同時に刊行いたします。

中村日記ジャケ入稿直し『中村真一郎 青春日記』

池内輝雄・傳馬義澄 編
翻刻=荒川澄子・安西晋二・石井佑佳・岡崎直也・河合恒・北原泰邦
A5判上製402頁/定価=5000円+税
ISBN 978-4-89176-908-6 C0095 5月11日頃発売予定


彷徨する魂。若き日の読書と交友

のちに《戦後派》の小説家、批評家、詩人として知られることになる
著者の筐底に秘められてきた旧制高校時代の膨大な日記の完全翻刻版
莫大な量の読書ノートにして福永武彦らとの交遊録でもある。
中村真一郎研究のみならず、近現代文学史を考えるうえで第一級資料

中村真一郎コレクション
既刊好評発売中(いずれも税抜き)

城北綺譚   1800円
日本古典にみる性と愛   2500円
全ての人は過ぎて行く  3000円






e6898be5b8967cover『中村真一郎手帖7』

中村真一郎の会 編
A5判並製143頁/定価=1000円+税
ISBN 978-4-89176-910-9 C0091 5月11日頃発売予定




人間中村真一郎をめぐる唯一の個人研究誌、第7号

今号は同時刊行される『中村真一郎 青春日記』(上掲)を特集。
若き日の中村真一郎が綴り続けた「日記」を、
気鋭の研究者たちが読解する。
中村真一郎に親炙した友人・知人による寄稿も併録。

[目次]
丸谷才一「中村真一郎の功績」
鈴木貞美「中村真一郎『青春日記』に寄せて」
安西晋二「習作期の中村真一郎——「向陵時報」掲載作品と創作意識」
岡崎直也「『中村真一郎 青春日記』にみる〈小説の方法〉」
石井佑佳「日記に見る中村真一郎と横光利一」
富士川義之「中村真一郎とヘンリー・ジェイムズ」
井上隆史「『潮騒』と『モスラ』」

〔講演〕
山崎剛太郎「在りし日の我が友 中村真一郎」

〔中村真一郎さんのこと〕
川崎浹「フランスの車旅」
十河清 「先生の思い出」
片岡貞治「中村真一郎先生の想い出」
松岡みどり「中村真一郎先生との思い出」
岩崎信子「中村真一郎さんと「かるいさわいろ」」

〔連載〕
小林宣之「中村真一郎に甦るネルヴァル——女優の問題(一)」
木島佐一「豪徳寺二丁目猫屋敷(6)」





[中村真一郎の会 第7回総会のお知らせ]

来たる4月28日(土)、中村真一郎の会の第7回総会が開催されます。
一般の方のご来場も大歓迎です。ふるって足をお運びください。


場所:明治大学駿河台校舎(リバティタワー11階、1116番教室)

入場料:会員=無料、一般1000円

15:30〜 総会
15:45〜 記念講演

池内輝雄(近代文学研究)/『中村真一郎 青春日記』について

辻井 喬(作家・詩人)/消えた文人の面影

・生前の中村真一郎が出演したNHK-TV(人間大学)を上映(30分)

 

5月の新刊:『フィルム・スタディーズ』

2012年 4月 26日

e38395e382a3e383abe383a0e383bbe382b9e382bfe38387e382a3e383bce382ba_coverフィルム・スタディーズ――社会的実践としての映画

グレアム・ターナー 松田憲次郎訳

A5判上製288頁/定価=2800円+税
ISBN 978-4-89176-905-5 C0074 5月8日頃発売予定



ハリウッド映画はこう読め!

これ一冊で映画を読むための〈理論〉から〈歴史〉,
また理解を深める〈映画用語〉までくまなくフォロー。
英語圏で版を重ね, 長らくテキストとして使われてきた
定評ある入門書。映画を深めるための必読書!


目次

序文

序論

第一章    映画産業
今日の映画/映画の確立/映画産業のアメリカ支配/新たな競争相手、新たな戦略、新たなハリウッド/スペクタクルVSストーリー

第二章    フィルム・スタディーズの歴史――第七芸術から社会的実践へ
初期美学的アプローチ/リアリズム・アプローチ/バザン/作家とジャンル/フィルム・スタディーズの制度化/社会的実践としての映画

第三章    映画言語
文化と言語/意味生成の実践としての映画/意味作用のシステム/映画を読む

第四章    映画における物語
物語の普遍性/物語の機能/構造主義と物語/コードと慣例/ジャンル/物語と語り

第五章    映画の観客
観客を特定する/スター/映画体験/映画観客と精神分析/観客の同一化/欲望とイメージ/観客、テクスト、意味/文化的アイデンティティ

第六章    映画、文化、イデオロギー
映画と国民文化/国民映画の例/テクストのなかのイデオロギー/イデオロギー分析の諸問題

第七章    応用
『明日に向かって撃て!』/『マドンナのスーザンを探して』/結論

参考文献一覧

人名・事項索引

映画題名索引


訳者あとがき

 

イベントのご案内

2012年 4月 26日

昨年2月に弊社で刊行し、ご好評をいただいております
『プルースト的絵画空間』の著者の真屋和子氏によって、
朝日カルチャーセンターにて同テーマの講座が行われます。

講座名:<プルースト的絵画>
日時:5/9, 5/30, 6/20 10:30-12:00
場所:朝日カルチャーセンター新宿教室
受講料(税込み):会員 8,820円/一般 10,710円

カリキュラム:
第1回 ターナーの風景画とエルスチール
第2回ラファエル前派とプルーストの「乙女たち」
第3回 ギュスターヴ=モローの「サロメ」をめぐって

詳細はこちら→

パワーポイントを使って、実際に美しい絵画の数々を
見ながらの講義とのことですので、知的好奇心を刺激される
ひとときとなること間違いなし!
本書をお買い求めいただいた方もそうでない方も、
ぜひぜひ足をお運びください。

 

4月の新刊:『動物とは「誰」か?』

2012年 4月 12日

animals_cover波戸岡景太

動物とは「誰」か?——文学・詩学・社会学との対話

エコクリティシズム・コレクション
四六判上製216頁/定価 2200円+税
ISBN 978-4-89176-907-9 C0095 4月25日頃発売予定
カバー彫刻=三沢厚彦


古川日出男、管啓次郎、大澤真幸

現在もっとも先鋭な3人の表現者との白熱の議論を通して浮かびあがる、
人間に限りなく身近で遠い他者=〈動物たち〉の仮象と本質。


古川日出男と語る、連作『ドッグマザー』にいたる軌跡。
管啓次郎と向き合う、《動物》という物語とそのゆくえ。
大澤真幸と考える、人間と動物を横断する究極の関係性。



目次

Ⅰ 動物論のための「アニマルズ」小論

Ⅱ 人間、この猟奇的なもの——社会学者、大澤真幸との対話

Ⅲ 擬態の文学——小説家、古川日出男との対話

Ⅳ 毛皮を脱いで走る犬——詩人、管啓次郎との対話

Ⅴ 私は「誰」を食べているのか——サリンジャーの短篇「フラニー」を誤読する

参考文献

あとがき

 

4月の新刊:『漱石の文法』

2012年 4月 12日

souseki_cover北川扶生子

漱石の文法

A5判上製288頁/定価 4000円+税
ISBN 978-4-89176-902-4 C0095 4月25日頃発売予定




近代日本文学は、どのようにして成立したのか?

19世紀末の日本語の根底的な変革期。
新たに出現する読者層を前に、
夏目漱石はどのようにして「世界」を獲得し、
「小説」というジャンルを切り拓いたのか?
気鋭の研究者が問う、漱石文学の新たな可能性。



目次

はじめに

第一章 書く読者たち

第二章 美文と恋愛

第三章 小説と恋愛

第四章 江戸とロンドンのあいだ

おわりに


参考文献
人名索引
事項索引

あとがき

 

トークイベントのお知らせ:藤原辰史『ナチスのキッチン』

2012年 4月 3日

いま黙々と編集作業中の 藤原辰史さん(東京大学)の労作、
『ナチスのキッチン—-「食べること」の環境史』の刊行を記念して、
書店イベントが決定しました。すでにアナウンスされている通り、
5月31日(木)に、ジュンク堂書店池袋本店 で開催されます。

対話者は、『キメラ』(中公新書)など、日本政治史の分野で
画期的な成果を挙げてこられた、山室信一さん(京都大学)です。
おふたりとも話し巧者なので、この時代の政治や文化にくわしい方も
そうでない方も、いまからスケジュールを空けておいてください!
(もちろん、当日、ふらっと立ち寄ってくださっても大歓迎です)。
くわしくは、リンク先のインフォメーションをご覧ください(→)。

なお、本書『ナチスのキッチン—-「食べること」の環境史』は、
有機農業、システムキッチン、食材からレシピや家事労働にいたるまで、
ナチスによるファシズム体制下の一時期に「台所」という現場に集中した、
「食」をめぐる多彩な問題を、現在に生きる、
わたしたち自身に投げかける、きわめて貴重な成果です。
「台所」が世界史を揺り動かしていることが実感できる一冊、ご期待ください!

—–
藤原辰史著『ナチスのキッチン』(水声社)刊行記念

「食べること」から見るファシズム


■2012年5月31日(木) 19:30~

■会場 ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて

■定員 40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)

■入場料 1000円 (ドリンク付)

■受付 お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いいたします。

お問い合わせ
池袋本店 TEL03-5956-6111

 

4月の新刊『ブルーノ・シュルツ』

2012年 3月 30日

bluno_cover加藤有子

ブルーノ・シュルツ——目から手へ

A5判上製376頁/定価=4800円+税
ISBN 978-4-89176-899-7 C0098 4月6日頃発売予定


ナチスに射殺されたポーランドの小説家/画家の全貌。

短篇集『肉桂色の店』、『砂時計の下のサナトリウム』、ガラス版画集
『偶像賛美の書』などをとおして、イメージ・言語のジャンルをこえた
表象へと向かう独自の世界観をトータルに捉える世界初のモノグラフィ。

*シュルツに関する最新の情報を盛り込んだ年表を収録。
*日本初公開の図版も多数掲載。


《「手」の制作による再現にとって、言語的要素と視覚的要素の区別は
二次的なものであり、現実/虚構の明確な区別も消滅する。目から手へ。
シュルツが手によって示す芸術制作は何かの模倣、再現ではなく、目と
手の分業によらない対象の提示である。》

 

受賞情報

2012年 3月 16日

去る3月15日付けで、第3回表象文化論学会賞が発表され、小社より
2011年6月に刊行された、鯖江秀樹さんの『イタリア・ファシズムの芸術政治』
奨励賞を受賞されました。鯖江さん、おめでとうございます!(詳細はこちら→

今年度は小社刊行物のうち、2011年1月に刊行された江村公さんの
『ロシア・アヴァンギャルドの世紀』も学会賞にノミネートされていましたが、
さすがに2冊同時受賞はなりませんでした……。
「鯖江さんの論考は、日本での先行研究が少ない貴重なお仕事ですし、
江村さんのロシア・アヴァンギャルド論も、近年では出色の成果です。
これら20世紀の芸術-政治運動のアポリアを再考するためにも、
ぜひ、2冊あわせて読んでいただけたら」と、
両方の編集を担当した、小社のSNは語っております。

また、第1回表象文化論学会賞 の際には、
乗松亨平さんの『リアリズムの条件』が、おなじく奨励賞を受賞しています。
今後もこのような栄えある場で評価していただけるような、
すぐれた書籍を刊行して参りたいと期しております。小社刊行物にご注目ください!



italiafascism_cover鯖江秀樹

イタリア・ファシズムの芸術政治

A5判上製276ページ/定価4000円+税
ISBN 978-4-89176-836-2   C0070 好評発売中



《ファシズモの芸術》とは何か?

政治権力による桎梏のもと、グラムシ、ゴベッティらの
卓抜な批評によって浮上するモダン・アートの可能性/不可能性を、
絵画・建築の豊富な実例を通して検証する。

【目次】

はじめに:「芸術政治」の展望と方法:アントニオ・グラムシに倣って
第1章:批評家と画家の行方:ピエロ・ゴベッティの絵画論
第2章:ファシズム芸術をめぐる葛藤:ジュゼッペ・ボッタイの文化政策論
第3章:美術史学の政治化:リオネッロ・ヴェントゥーリの美術論
第4章:批評と生への眼差し:エドアルド・ペルシコの建築批評論
第5章:ファシズム文化のための攻防:ジュゼッペ・ボッタイの芸術戦略論
おわりに:様式の不在から多面性へ


参考文献
図版一覧
あとがき

 

3月の新刊:『テクストの解釈学』

2012年 3月 16日

interpretation_cover松澤和宏編

テクストの解釈学

名古屋大学グローバルCOEプログラム

A5判上製444頁/定価=6000円+税
ISBN 978-4-89176-896-6 C0090 3月28頃発売予定



絶え間ない、解釈=自己理解の先鋭な試み


5年間にわたって展開されてきた名古屋大学文学研究科グローバルCOEプログラム
「テクスト布置の解釈学的研究と教育」の総括論文集!!

《思想, 歴史, 文学のどの領域でも, 文化的事象が生きた
有機的連関を保っている以上は, テクストの解釈を通した文化の理解は
細分化した専門の枠を超えざるを得ない〔……〕。
人文学の研究者に今日求められていることは, 各専門領域における
文化的テクストの解釈の営みを, アマチュアの批評精神を失うことなく,
解釈学的な理解の営みとして, 自覚的に深めていくということに,
ひとまずは帰着するのではないだろうか。》 (「前書き」より)

【目次】

前書き/松澤和宏

序——テクストの解釈学/松澤和宏

Ⅰ 哲学・思想
文字の誕生、テクストの功罪、解釈と探求の道——プラトン『パイドロス』における書き物批判をとおして/金山弥平
インド哲学におけるメタテクストの意味生成とコンテクスト/平野克典
『百科全書』における視点の概念と批評の問題/クレール・フォヴェルグ
ミシェル・フーコーにおける有限の解釈学的循環/重見晋也

Ⅱ 文学・言語学
エクリチュールの解釈学——森鷗外「舞姫」の改稿をめぐって/戸松泉
ファウスト的欲望の行方——三島由紀夫『豊饒の海』を読む/井上隆史
中国における西洋古典の受容——徐光啓とユークリッド『原論』の漢訳と解釈/小川正廣
パロディとテクスト布置解釈学——イギリス・ロマン主義時代の一例/大石和欣
パラテクストの生成と解釈——バルザック『人間喜劇』の「敷居」を読む/鎌田隆行
本居宣長のテニヲハ学/釘貫亨
山田孝雄『日本文法論』のテクスト布置/宮地朝子

Ⅲ 歴史学
解釈学と時間——歴史テクストの時間性/佐藤彰一
俗人を受取手とするメロヴィング朝の国王証書について/加納修
日本古代の寺院造営における帳簿の操作/古尾谷知浩
竹島/独島と石島の比定問題・再論/池内敏

後書き/松澤和宏

 

3月の新刊:『〈彼女〉という場所』

2012年 3月 14日

e5bdbce5a5b3e381a8e38184e38186e5a0b4e68980_cover永倉千夏子

〈彼女〉という場所——もうひとつのマラルメ伝

A5判上製792頁/定価=12,000円+税
ISBN 978-4-89176-840-9 C0098 3月24日頃発売



〈マラルメ後期〉の鍵をにぎる女(ミューズ)
メリー・ローランとは?
彼女との関係と作品とが二重に織りなす
偉大な詩人の文学的人生を縦横無尽に読み解く、
今後のマラルメ研究に欠かせない記念碑的大著。


●著者紹介
永倉千夏子(ながくらちかこ)
1961年、函館に生まれる。明治大学文学部仏文科卒。同大学大学院
博士後期課程満期退学。文学博士。現在、明治大学等非常勤講師。
専門は、マラルメを中心とする近代フランス文学および同時代のサロン文化史。
とりわけ音楽においてはベルカント・ソプラノとして演奏活動を行う
実践型研究者として知られている。訳書に以下のものがある。
ジャン=リュック・ステンメッツ『マラルメ伝——絶対と日々』(共訳、筑摩書房、2004年)
ジャン=ピエール・デュピュイ『チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り』(明石書店、2012年)

 

3月の新刊:『人生の日曜日』

2012年 3月 13日

rqefbc8fsundeay_coverレーモン・クノー・コレクション9

人生の日曜日

芳川泰久訳
4/6判上製288頁/定価2500円+税
ISBN978-4-89176-869-0  C0397  3月27日頃発売!



道草だけが人生だ!

人はいいが、ぱっとしない二等兵ヴァランタン・ブリュは、
オールドミスで20も年上の小間物屋ジュリアに見初められ、結婚する。
誰とでもすぐにうち解け親密になれるブリュだったが、ひょんなことで
妻がこっそりやっていた奇妙な副業の代役をつとめる羽目になる……。

日本ウリポ史上、最大の新シリーズ、第六回配本!

 

3月の新刊:『六〇年代演劇再考』

2012年 3月 13日

angra_a5_cover_e69c80e7b582ol21岡室美奈子・梅山いつき編

六〇年代演劇

A5判上製288頁/定価3500円+税
ISBN978-4-89176-888-1  C0074  3月21日頃発売!



60年代劇とはなんだったのか。

アングラ演劇を支えたあの巨人たちと批評家たち、
そして後続の演劇人と関係者が一同に会し、
当時の躍動感を伝えつつ60年代の実態に迫る、決定的保存版!

唐十郎から
佐藤信
蜷川幸雄
別役実
横尾忠則
エレン・スチュワート
岡田利規
平田オリザ
宮沢章夫まで



目次

六〇年代演劇再考によせて 竹本幹夫
前口上 岡室美奈子

Ⅰ 創造者たちの証言
唐十郎が語る紅テント 唐十郎(聴き手:堀切直人)
演出家の役割  蜷川幸雄(聴き手:扇田昭彦)
「言葉への戦術」をめぐって 別役実(聴き手:岡室美奈子)
運動としての演劇 佐藤信(聴き手:デイヴィッド・グッドマン)
そして幕は閉じた 横尾忠則

Ⅱ 記憶と継承
コーヒーハウス・クロニクルズ エレン・スチュワート、オージー・ロドリゲス、藤藪香織、二ノ宮祥子(司会:岡室美奈子)
黎明期の寺山修司 安藤紘平、九條今日子、萩原朔美
現在から見た六〇年代演劇 岡田利規、平田オリザ、宮沢章夫(司会:松井憲太郎)

Ⅲ 批評者たちの証言
六〇年代演劇の軌跡と影響 扇田昭彦
アングラ演劇とはなんだったのか? 大笹吉雄
六〇年代演劇の歴史的位置と現在 菅孝行
アングラの「亡霊」 佐伯隆幸

Ⅳ 六〇年代演劇を再考する
アングラの行方 デイヴィッド・グッドマン
驚異の書物 梅山いつき
あとがき 梅山いつき

 

3月の新刊:『サミュエル・ベケット!』

2012年 3月 13日

beckett_a5_cover_e69c80e7b582ol岡室美奈子・川島健・長島確編

サミュエル・ベケット!——これからの批評

A5判上製376頁/定価3800円+税
ISBN978-4-89176—897-3  C0098  3月15日頃発売!


ゴドーは待たれていなかった !?


新進気鋭の執筆陣が、メディア論、イメージ論、
演劇論など、さまざまなアプローチによって、
「不条理劇作家」ではない、新たなベケット像に肉薄する試み。



目次

巻頭言 竹本幹夫
はじめに 岡室美奈子

Ⅰ 「ゴドー」のいま
結びのパラドクス——『ゴドーを待ちながら』における執筆の軌跡をめぐって 西村和泉
歓待の失敗——『ゴドーを待ちながら』と他者の迎え入れ 垣口由香

Ⅱ 耳をすます——メディア
ひび割れた声、開かれた瞳——『クラップの最後のテープ』における裂開と合一のイメージ 藤原曜
ロンドンのアイルランド人——ベケット『なつかしの曲』/パンジェ『クランクハンドル』をめぐって 川島健
見える身体のゆくえ——『わたしじゃない』における「聴き手」の不在を考える 宮脇永吏

Ⅲ 想像/創造せよ——散文
『死せる想像力よ想像せよ』——球形、アンドロギュヌス的イメージの表象をめぐる考察 景英淑
「同伴するために」——『伴侶』におけるイメージの創造と境界の感覚 菊池慶子

IV 反復のはてに——後期演劇1
起源なき痕跡としての身体——『あしおと』における指標性 久米宗隆
終わりなき流離——『なに どこ』における構造の不確定性について 片岡昇

Ⅴ 幽霊たち——後期演劇2
演劇の〈今(maintenant)〉を転倒させること——サミュエル・ベケット『モノローグ一片』における〈捉まえる手(la main tenante)〉 木内久美子
霊媒ベケット——蓄音機としての『オハイオ即興劇』と『ユリシーズ』 岡室美奈子

資料紹介
あとがき

 

3月の新刊:『祝祭としての文学』

2012年 3月 7日

e7a59de7a5ade381a8e38197e381a6_cover佐々木滋子

祝祭としての文学——マラルメと第三共和制

A5判上製375頁/定価=5000円+税
ISBN 978-4-89176-890-4 C0098 3月8日ごろ発売


来るべき演劇 来るべき祝祭

難解といわれる後期マラルメのテクストを綿密に読み解きながら、
詩作を通してマラルメが目指した絶対的な〈書物〉が、
資本主義・間接民主主義とともに出現した大衆社会=新共和国のなかで
どのような可能性を見ていたのかを明らかにする。

〈文学は〉は存在する、ただそれだけが。

《おそらく、トンネルを通過しているのだ——時代という、長い最後の、
トンネルを[……]〈大衆〉が姿を表さないからだ、欠けているからだ——すべてが。
[……]過去が終わったのに、未来が遅れている[……]》

 

2月の新刊:『きびしい冬』

2012年 2月 22日

rqefbc8fe3818de381b3e38197e38184e586ac_coverレーモン・クノー・コレクション4

きびしい冬

鈴木雅生訳
4/6判上製168頁/定価1800円+税
ISBN978-4-89176-864-5  C0397 2月25日頃発売!


アネット、わたしの生命

悲劇的な事故によって妻を亡くし、心に空虚を抱えながら
やもめ暮らしするルアモー。第一次世界大戦期の
重苦しい空気が立ちこめるル・アーヴルで、
さまざまな出会いを経て、ある少女と出会う……。
作家の既存のイメージを覆す叙情的で詩的な作品。

日本ウリポ史上、最大の新シリーズ、第五回配本!

 

メルラーナ街の混沌たる(!?)イベント

2012年 2月 7日

昨年12月の刊行以来、その混沌たるエクリチュールで
読者をカオスに誘い込み、大きな話題となっている
C. E. ガッダ『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』刊行記念イベントが、
いよいよ今週の日曜日、12日に迫って参りました!

カルヴィーノやエーコをはじめ、イタリア文学の読み巧者、
和田忠彦さん(東京外国語大学副学長)と、
本書復刊の生みの親、卓抜な書評家にして読書芸人家元の
豊崎由美さんによる、初のセッションです!
オリオン書房/立川ノルテ店まで、ふるって足をお運びください!
すでに読み終えてくださった方には再発見が、
いまだ読んでらっしゃらない方には購買欲が!

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『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』(水声社)発売記念
和田忠彦さん×豊崎由美さん トークイベント

2.12 ORIONSHOBO-NORTE EVENT

『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』の発売を記念して、
本書の解説を担当されたイタリア文学者の和田忠彦さんと、
発売の強い契機を作られた書評家の豊崎由美さんをお招きして、
トークイベントを開催いたします。

◆開催概要◆

日 時 ◎ 2012年2月12日(日)16:00〜(開場15:30)

会 場 ◎ オリオン書房ノルテ店 パークアベニュー3F
JR立川駅北口徒歩3分/多摩都市モノレール立川北駅徒歩1分

入場料
◎ 500円

参加方法等の詳細は、オリオン書房のHP(→)、
もしくは以下の電話番号までお問い合わせください。
TEL. 042-522-1231(AM10:00〜PM9:00)

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merulanaカルロ・エミーリオ・ガッダ/千種堅訳

メルラーナ街の混沌たる殺人事件

四六判上製416頁/3500円+税
ISBN978-4-89176-859-1  C0097 絶賛発売中!
解説:和田忠彦
装幀:宗利淳一+田中奈緒子


ジョイス、プルースト、カフカに比肩する、
イタリア・ポストモダン小説の金字塔。

書評家・豊崎由美さんが偏愛し、
「復刊熱望
のツイートで大反響!
40年ぶりによみがえる奇跡の《改訳決定版》
旧版よりぐっと読みやすくなって、ついに刊行。


ムッソリーニ政権下のローマ。
成金街の宝石盗難事件—殺人事件。
奮闘する敏腕警部。
すったもんだに迷走する大捜査線。
混乱。
脱線。
紛糾。
そして、真犯人は……?


めくるめくドタバタ捜査劇の行方やいかに !?
これぞ《フィクションの楽しみ》をご堪能あれ!

 

書評:ネグリ思想の精髄

2012年 2月 3日

spinoza_cover昨年11月に刊行されて以来、根強く読者を獲得しているのが、
イタリアの思想家、アントニオ・ネグリの
「スピノザとわたしたち』(信友建志訳)。
1月29日付の朝日新聞読書面(ニュースの本棚)では
「スピノザが来た」と題されたコラムで
紹介されたこともあって()、
お問い合わせの電話を多数いただいております。

本書はいっけん難解なスピノザ×ネグリの対決でありながら、
「ネグリによる現代スピノザ入門」として読むことも可能なのですが、
年末の『 図書新聞』紙に掲載された杉村昌昭さん(龍谷大学名誉教授)の
書評が、本書のきわめて明晰な解説にもなっているので、
杉村さん、および図書新聞さんの許可をいただいたうえで、
ここに再掲させていただきます。
ぜひ、本書をひもとくさいの参考にしてください!

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ネグリ思想の精髄——スピノザをポスト近代の思想家として定位する

杉村昌昭



チュニジアに始まったアラブ革命はまたたくまにアラブ世界全域に広がり、少し遅れてギリシャの債務危機をきっかけにスペインから始まった “怒れる者たち” の反世界金融権力の運動は大西洋をわたってウォール・ストリートの占拠活動にまでいたった。しかし、十年以上前に『帝国』で世界デビューしたアントニオ・ネグリの思想は、こうした現状を一種予言的に示唆したものであるにもかかわらず、このかん衰退して久しい感がある。奇妙なもので、歴史に先がけて提示した世界の見取り図が現実にその軌跡を描き始めると忘れられていくのである。

そのネグリは3年前(2008年)にG8サミットが北海道で開催された年、当時企画されていた日本における反サミットの運動とは無関係であったにもかかわらず日本入国を拒否された。しかしネグリを改めて招請する企画が昨年(2010年)から始まっていて、シンポジウムの日程などもほぼ本決まりになった時点で、3月11日の東日本大震災が起きてオジャンになったという(これはもともと東京アカデミズムの動向に疎遠な私が人伝に聞いた話で、どこのどなたがこれを企画したのか、詳しいことは寡聞にして知らない)。ネグリはよほど日本と縁のない人物なのかもしれない。

それに反してスピノザはいまも『エチカ』がよく読まれ、専門的な研究雑誌が刊行され続けてもいるのだから、マルクスとまではいかなくても、もっと日本と親和性があるのかもしれない。その日本に縁のないネグリが縁のあるスピノザについて著したのが本書である。

ともあれ、ネグリが本書で試みているのはスピノザをポスト近代の思想家として定位することである。もともとネグリは獄中で書いた『野生のアノマリー——スピノザにおける力能と権力』以来、ことあるごとにスピノザを “今日化” し “現働化” することに意を注いできた。そのエッセンスが本書『スピノザとわたしたち』であると言っていいだろう。

では、スピノザはなにゆえポスト近代の思想家であるとネグリは言うのだろう。それは主にスピノザのコナトゥス(自存力)という概念の解釈にかかわる。コナトゥスとは、スピノザによると「あらゆるものはその存在のなかに居続けようと努力する」という「もの」の傾向性の謂だが、この「もの」とは、宇宙の万物であり、拡大解釈すれば、自然界という存在から人間がつくりだしたすべてのもの、集団、企業、国家などあらゆる社会的制度や組織、あるいは思想的産物や芸術作品など抽象的なものまでも含む広大な射程を持ったものとして理解することができる。

しかし、こうした「もの」を人間の社会的創造物に限定して政治思想的観点からその生成変化の相でとらえると、それは保守的にも革新的にも解釈可能である。たとえば3月11日の大震災と原発事故以降、日本政府、経済産業省、東京電力といった組織体はこれまでどおりの「存在のなかに居続けようと」必死になって努力している。これもコナトゥスのなせるわざであろう。一方、日本国民はこうした行政権力や経済権力の動きに異を唱えながらも、どうしようもなく「自らの存在のなかに居続ける」道を選んでいるように見える。いつになったら、「自らの存在」を内側から壊して変身することになるのか、予測がむつかしい。しかし他方で、少なくとも「自らの存在のなかに居続ける」ためにも、自らが変化するしかないという刷新の気分も醸成されてきている。そのような情動が大きなうねりとなったとき初めて、コナトゥスがその革新的力を発揮することになるのかもしれない。

とはいえ、現状は “あれかこれか”(たとえば原発維持か原発廃絶か)という二項対立的な選択を迫られているように見えながら、実は “あれもよしこれもよし”( “脱原発” という表現にしても、原発をやめようと言いながら続けていくという一種自己矛盾的な二重肯定の吐露ではないか)が社会空間に瀰漫している。これはコナトゥスが日本的に機能している状態と言わねばなるまい。言い換えるなら保守的コナトゥスの支配する日本的なポスト近代の断面であり、こういう回路で日本社会はスピノザ哲学と親和性があるのだ。しかしネグリがスピノザのコナトゥスを援用しながら切り開こうとするポスト近代の風景は当然のごとくこれとは異なる。そこに底流するのはコナトゥスの革新的解釈である(これについてはあとで述べよう)。

いずれにしろ、コナトゥスとは状況によって保守的にも革新的にも作動する両義性を持った力であると考えることができるだろう。こうした一種特異な普遍性を帯びるべく錬成された概念は、必然的に相対立することもある複数的解釈が可能な領域を切り開く。たとえばドゥルーズ/ガタリの “リゾーム” という概念がそうだ。フロイトの無意識をポジティブに言い換えたこの概念は、社会変動あるいは組織編成の場面に適用すると、深い変革をもたらす革命的概念にもなりうる一方、軍隊や企業が旧来のピラミッド型の組織構造からより効果的な横断的編成構造(軍事で言うなら“ゲリラ戦術”)に転換するときの功利的なキー概念にもなりうる(実際 “リゾーム” をビジネス活動の組織編成に応用した論文もある)。

ネグリはコナトゥスを革命的進路の模索に適用し、すみずみまで内部化された世界(諸個人に内在する多様な分子的要素は社会、国家を超えて、世界全体にまで連鎖している)における革命主体としてマルチチュードという概念をひねりだす。世界を内側から破壊して革命的再創造を可能にするのは、この内部世界における多数者としてのマルチチュードの情動に依拠した力能しかないというわけだ。これは代表制民主主義を底支えする近代の二項対立図式(たとえばブルジョア資本権力対プロレタリ革命勢力といった)からの脱却であり、したがって賞味期限のきれた代表制民主主義を乗り越えるポスト近代民主主義の素描にほかならない。

本書は、内在性、民主制、力能、情動というスピノザから抽出した四つのキー概念を駆使して近代の政治思想に対する先進的な批判を展開しながら、《共同性》という古くて新しい概念を独自に刷新して《共》(コモン)という概念を創出し、ポスト近代の政治的地平を展望しようとするネグリ思想の精髄と言えるだろう。このネグリの思想的展望をどう解釈するかはわれわれに課された課題だが、訳者の信友建志が力のこもった「解説」のなかで、そのすぐれた実践例を提示している。(龍谷大学名誉教授・現代思想)

*『図書新聞』2011年12月24日号
*なお、杉村さんによる最新の翻訳でジャン=クレ・マルタンによる
『フェルメールとスピノザ——〈永遠〉の公式』も、
以文社さんから好評発売中です。あわせてご覧ください!

Courtesy of Mr. Masaaki Sugimura and Toshoshimbun.

 

1月の新刊:『ルイユから遠くはなれて』

2012年 1月 30日

rqefbc8fe383abe382a4e383a6e3818be38289e981a0e3818fe99ba2e3828ce381a6_coverレーモン・クノー・コレクション6

ルイユから遠くはなれて

三ツ堀広一郎訳
4/6判上製232頁/定価2200円+税
ISBN978-4-89176-866-9  C0397 1月31日頃発売!

白昼夢からなる現実からなる白昼夢

ボクシングの世界チャンピオン、ローマ教皇、盗賊団の首領、
巨大シラミの研究者……ありえたかもしれない無数の人生を夢見、
白昼夢にふけるジャック・ロモーヌ。ある時、故郷のルイユを飛び出し……。
夢と現実が交錯する、きわめて凡庸できわめて奇想天外な冒険小説。

日本ウリポ史上、最大の新シリーズ、第四回配本!
【本邦初訳!】

*去る1月28日のトークイベント(@リブロ池袋本店)は
おかげさまで大変な盛況裡に終えることができました。
ご来場のみなさま、誠にありがとうございました!

 

長谷邦夫さんのトークイベント

2012年 1月 26日

小社刊『桜三月散歩道——あるマンガ家の自伝』
各誌紙で絶賛の長谷邦夫さんが「あの時代」を語り尽くす
トークイベント、いよいよ明日です!
長谷さんの肉筆イラスト入り限定版、
『パロディ漫画大全』特装版も持っていきます!
長谷さんのサイン会も予定しております!
プロデューサーのサエキけんぞうさんも気合いビシビシ!(→

ふるってご来場ください!



私の龍馬イラスト展 in お江戸
開催記念
オープニングパーティ


■ 日時
:2012年1月27日(金)開場17時/開演18時
■ 場所:森下文化センター 多目的ホール (ここ→
■ 料金:予約1700円/当日2000円 /チケット予約:森下文化センター 03-5600-8666

http://www.kcf.or.jp/morishita/concert_detail_010200300034.html

特別セッショントーク

「時代を切り開いた先駆者たち〜ガロ・COM  マンガの時代」

出演:南伸坊(『ガロ』編集者)、長谷邦夫(『COM』連載漫画家)
進行役:サエキけんぞう
マンガ界の先駆者、『ガロ』と『COM』。
どの ようにマンガに夜明けをはたしたのか!?

★「華麗なる競演!ライブペインティング大会」
ある「お題」をもとに、漫画家がその場でイラスト対決!
どんな珍品が飛び出すか?! 乞ご期待1
(*作品はイベント中にチャリティー販売いたします)

★ミニライブ サエキけんぞう&Boogie the マッハモータース
とり・みき、久住昌之、も、歌います!

■ 出演:蛭子能収、とりみき、久住昌之、花くまゆうさく、後藤友香、島田虎之 介、
富崎NORI、手塚能理子(『アックス』編集長)、他
※その他、来場者プレゼント大会、グッズ販売もあり!出品作家も多数来場予定!

イベント協力/青林工藝舎
企画・制作/パールネット

一般問い合わせ◎森下文化センター
〒135-0016 東京都江東区森下3-12-17 TEL03-3644-8111 FAX03-3646-8369

http://www.kcf.or.jp/morishita/index.html

東日本大震災チャリティー
私の龍馬イラスト展  in お江戸】開催概要

http://www.kcf.or.jp/morishita/event_detail_010200400065.html